DPReviewが「Otus ML1.4/50」のレビューを公開。α7R Vと組み合わせて撮影した写真45枚を掲載。ボケ質や逆光、色収差などを確認できるサンプルを確認できます。色収差は残存していますが、柔らかい後ボケが魅力的ですね。
DPReview:Zeiss Otus ML 50mm F1.4 sample gallery
ツァイスは2019年以来、静止画に焦点を当てたモデルを一切リリースしていなかったが、レンズの製造に復帰すると発表した。
同社は、マニュアルフォーカスのF1.4モデル2種類(50mmと85mm)で、ミラーレスに焦点を当てた新しいOtus MLラインをスタートさせた。
我々は50mm F1.4をしばらくの間使用し、いくつかのサンプル画像を撮影することができた。
2019年以来となる静止画向けのツアイスレンズであると同時に、初のミラーレス専用設計のOtus。一眼レフ時代のOutsと比べるとEDガラスの使用数は少なめながら、小型軽量なレンズに仕上がっています。販売価格も売り出し20万円台と控えめで、従来のOtusを考えると手ごろな価格。
対応マウントはキヤノンRF・ニコンZ・ソニーEの3つで、全てのマウントで電子接点によるカメラとの通信が可能。
DPReviewのサンプルギャラリーでは、ソニーEマウント用Otusをα7R Vに装着して撮影した写真45枚を掲載。明るい屋外や低照度、高輝度など、様々な状況で撮影しており、色収差や逆光耐性を確認できるサンプルとなっています。
絞り開放の後ボケはとても柔らかい描写で、撮影距離が離れた状態でもフレーム周辺まで目障りとならない描写。絞っても縁取りが強くならない。
軸上色収差がゼロではなく、金属面の反射など厳しい状況では僅かに発生。しかし、気にならない程度の僅かな色づきで、隠し味程度。全体の描写を考えると許容範囲内に見えます。あとはMFの50mm F1.4に26万円を支払うことができるかどうか。
- 発売日:2025年5月
- 予約開始日:2025年2月25日
- 市場価格:¥261,811
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レンズの仕様
レンズマウント | E / RF / Z |
対応センサー | フルサイズ |
焦点距離 | 50mm |
レンズ構成 | 11群14枚 |
開放絞り | F1.4 |
最小絞り | F16 |
絞り羽根 | 10枚羽根絞り |
最短撮影距離 | 0,5 m |
最大撮影倍率 | |
フィルター径 | 67 mm |
手振れ補正 | - |
テレコン | - |
コーティング | ZEISS T*コーティング |
サイズ | 最大径 77,4 mm 全長 ) E-Mount: 100 mm RF-Mount: 100 mm Z-Mount: 102 mm |
重量 | E-Mount: 677 g RF-Mount: 697 g Z-Mount: 718 g |
防塵防滴 | |
AF | - |
絞りリング | あり |
その他のコントロール | - |
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