公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン・ベスト100」にシグマ「fp」が受賞したようです。
概要
SIGMA fpは35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラです。コンパクトなボディは、従来大掛りな機材が必要だったフルサイズ画質を日常で楽しめるものにします。さらに、SIGMAの豊富なレンズ群と充実した専用アクセサリーとを組合わせることで、本格的な静止画・動画撮影にも対応できる高い拡張性を持ったカメラです。
発売予定
2019年11月
価格
オープンプライス
経緯とその成果
「デジタルカメラの脱構築」というコンセプトのもと、「ポケッタブルなフルサイズ」「スケーラブル」「シームレス」という3点の在り方を開発初期から設計者とデザイナーが相互にアイデアを提案し、議論・検証を重ねたことで機構設計と意匠設計の双方から最適なレイアウトを導き出すとともに、専用アクセサリーも含めた撮影システムを高次元で成立させた。
審査委員の評価
「そう、これが欲しかった!」という多くのカメラマン、映像作家の声が聞こえてきそうな、フルサイズミラーレスのカテゴリーに他社とは全くコンセプトの違うカメラが登場した。静止画、動画、スナップ、風景、ドローン、スポーツ、シネマ等々、多様化するカメラというプロダクトの構成を一旦バラバラにして、その最小公倍数を撮影システムのハブとみなし、小さな箱に結実させたような存在。そこから広がるあらゆる撮影スタイルへの展開を、多くの「撮りたい」と願う人々に容易にイメージさせる。取り外し式のストラップ金具や放熱のためのヒートシンクなど、細やかに配慮されたディテールもこのプロダクトの魅力を更に高めている。
まさかシグマがこのようなカメラを投入するとは思っていもいませんでしたが、コンセプトが功を奏して2019GDA グッドデザインベスト100に選出されたのでしょうか。1420件の受賞数の中から選ばれているので注目されているみたいですね。
気になるのは「発売予定11月」の一文。数日前にカメラ評論家が「10月20日前後」とTwitter上で呟いていたのでてっきりそろそろ正式発表かと思いましたが、10月20日は正式発表の日付なのかもしれませんね。ただ、20日は日曜日なのでおそらく日付は前後するのかもしれませんが…。と言うか、そもそもツイートが全くのデタラメという可能性もアリ。まあ、「11月発売予定」は濃厚のようですので、もうしばらく待てば登場するのは間違いなさそうです。
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