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K-3に拡大表示機能があったとは…。

タイトル通り。以前の記事でEVFの拡大表示イイナーと言う記事を書いたが…よく見てみると、K-3にもついていた!いや…私が見逃していただけなのだが…。
K-S2のレビューを書くために公式を見ていたら仕様の欄に「拡大表示X10」の文字が。「なんと!ついにK-S2で拡大表示もきたか!」と始めは単純に喜んだのだが、よく考えたらOVFで拡大表示なんて出来ないよね。ライブビューの事かと気がつき、「待てよ、それなら以前の機種にもついてそうじゃないか」と考えて調べてみると…K-3普通に付いていたという訳だ。 大変お恥ずかしい…、ともかくK-3で拡大表示は出来る!(ライブビュー限定) しかし、どのボタン押せば拡大するんだよ…、と探すこと30分。まさかの「ライブビュー時におkボタンで拡大表示」説明書を初めから読んどきゃよかったヨ。 k-3-zoom-03 使ってみるとあら便利。MF専用のオールドレンズで面白いくらいにピントが合うじゃないですか。しかもグリーンボタンも付いているから特に困る事も無い。いいじゃないですかK-3、見なおしたぜ!いや、惚れなおしたぜ! 特に三脚を使った風景やマクロ時にはライブビューによるコントラストAFと拡大表示でピントを追い込むことが出来るので、これは便利。改めて実際に拡大表示を使って見ると、これをファインダーで使うことが出来るEVFは羨ましい…。 k-3-zoom-04 K-3では2倍?10倍まで。上の画像では10倍拡大して「士」の部分でピント合わせを行う所だ。旧機種ではいちいち2倍から始まり10倍まで拡大いなければいけなかったが、K-3は設定した倍率にボタンを押せば一気に拡大することが出来る。10倍まで拡大すればビシっとピントを合わせる事が可能だ。

k-3-zoom-02

smc M 50mm f1.7

ビシっと富士山麓にピントを合わせた。トリミングしたものが下の画像だ。

k-3-zoom-01

smc M 50mm f1.7

ここまでピントを追い込めたら言う事はない。早く休日に風景を撮ってみたいものだ。 実際に風景を撮る場合は拡大してすぐ撮影ではなく、全体のピントの合い方を再度確認をしてバランスを取ろう。しかし、手持ちライブビューで拡大表示を見ながらのMFではどうしても前後にぶれてピントがずれる。それは勿体無い。やはり「ここ一番の撮影」は三脚を使って撮るのが良いだろう。 拡大表示で役に立つこととして、パープルフリンジの確認する事が出来る。ライブビューでも液晶表示だけでは見えなかったフリンジが、拡大することで盛大にのってたりする。拡大表示のまま光学プレビューも使用可能なので、Fxボタンに光学プレビューを設定しておこう。光学プレビューで絞り値を反映した画像を確認出来るので、絞ってフリンジが出ているかどうかを手軽に確認することが出来る。 MFレンズはもとより、現行のレンズでも、ピントや色収差を追い込むことでレンズの本来の力を発揮することが出来る。風景の「ここぞの一枚」は是非これでピントを追い込んで撮って行きたい。 ?
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