ついに買ってしまった!写真を趣味にしようと考えた結果、いつの間にやら手元に存在していた!
これから一眼レフの購入・もしくはペンタックス機種を検討している人に少しでも参考になればと思い経過を書いていこう
ソニー サイバーショット DSC-W120(一番初めに買ったカメラ)
アップル iphone4s *カメラとしての活用が多かったので、あえて入れておこうと思う
富士フィルム FinePix XP150(職場用)
富士フィルム FUJIFILM XF1(趣味用)
ソニー xperiaZ1 *カメラとしての活用が多かったので、あえて入れておこうと思う
PENTAX K-3
以上の様な遍歴でカメラを購入してきた。主に撮影するのは風景やドライブ先でのスナップで、鳥類などの動体はあまり撮影しない。また、一眼は今回が始めての購入であり一眼レフのウンチクを垂れるほどの知識は無い事をご了承願いたい。
なぜにコンデジではないのか
旅行やドライブ先でのスナップ写真が多く、構図に凝った写真はたまにやるくらいだった。センサーサイズを大きくしていった目的はスナップショットの際に手振れによる失敗を最大限押さえ込みたい事だ。その為にはシャッタースピードを早くする必要があり、明るいレンズと高感度が耐えられるセンサーが欲しかった と言う訳だ。
それならば、高級コンパクトデジカメでもいいじゃ?となるだろう。一眼カメラのいいレンズを買う値段でいいコンデジが1つ2つ買えてしまう事がある。そう、センサーサイズだけで言えばフォーサーズやフルサイズのデジカメもある。一眼に比べると軽くて、カバンやポケットの中にも入る。焦点距離の違う良いレンズを付け替えるのと、センサーサイズが大きい良いコンデジを買うのとでは、どちらが利便性があるのかと聞かれると後者だろう。
しかし、センサーサイズが大きくなるほどデカイレンズが必要な訳で、コンデジと言う枠を固定したままだとどうしてもレンズの自由が利かなくなってくるし、中望遠以上の焦点距離の高級コンデジなんてあるのだろうか。
望遠として使えるとしたらパナソニックのFZ1000の様にセンサーサイズが1型くらいまでだろう。のちのち望遠でいい画質で撮りたい!となると一眼が必要になる。しかし、そこまでして画質!解像度命!かと言われるとそうでも無いので、一眼を買うなら後々買いたくなるレンズの金額と、その焦点距離をカバー出来るいいデジカメの金額を比べた方が良いと言う結論になる。
ここで私はパナソニックのFZ1000に気持ちが傾いていた。ちょっぴり1型にしては高いけど、望遠も利くしレンズだって暗くない。しかし、コンデジのもう一つの弱点として対候性能・オプションがある。レンズ一体型だからこそコンパクトに仕上がってはいるがレンズを保護したり水や塵に対しての耐久力に難が出てくる。レンズが故障したら、全てを修理に出すか買い直す必要もある。
また、機能の充実具合も気になる点だ。一眼は図体がデカイからこそ物理的なボタンを多くつける事が出来る。別にデジカメでもメニュー画面から設定を変更することは可能だが、実際にカメラを撮る際にその時間的な余裕はあるだろうか?物理ボタンを直接操作することで設定画面を開いたりする2,3アクションが1アクションに短縮出来ることは多くのシャッターチャンスを生み出す事が出来るだろう。
機種によってはSDカードを2枚挿すことも出来るので、撮影可能枚数も増やす事も可能だ。逆に言えば、雨天時はカメラを使わない、機能面も設定メニューから変更すれば良い、SDカードやバッテリーも予備を持てば良い、と言うのであれば無理に一眼に拘る事はないだろう。
私は以上の条件を踏まえた時に合致するコンデジを見つけられなかったので、次のステップに行くことにした。
なぜにミラーレスではないのか
一眼レフとセンサーサイズは同じ、図体も小さく軽い、レンズも交換可能で望遠レンズもある。ならいいじゃないのミラーレスで、となる。やはりレンズ資産に関しては古くからある一眼レフの方が遥かに多い。しかし、そこまでレンズに拘りは無く収集癖もないのであればレンズ資産は関係ない。
よく言われるのが動体撮影だ。しかし、ネットで出回っている情報を集めていると鳥やスポーツをプロ並みに撮る訳で無いのであれば別にいいのでは?と感じる。(これについては確証となるデータを出しにくいので言及はしない。)まあ百歩譲って動体に非常に有利としても私は動体をあまり撮らないのでこの点は無視した。じゃあ何が一眼と差が出るのか?
コンデジの段でも述べた様に、対候性能や、物理ボタンやダイヤルで直感的に機能を操作出来る事のウェイトが重い。一つのカメラの図体がデカイのは許せるが、タフで使いやすくないと使う気にならなかったのだ。
また、ミラーレスはその性質上コンパクトに収めようとする分、コンデジの延長線上のような形状になっている。これは軽い・収納し易いと言うメリットではあるが、一眼カメラを持っていると言う所有欲には繋がりにくい形状だ(α65などもミラーレスに分類するとは思うが、ここでは一概にレフレックス機とミラーレス機の基本的な形状についてのみ言及する)。
私は特に形には拘らないので、対候性能とダイヤル・ボタンを両立したゲテモノミラーレス機(α65が防塵防滴だったらそれもありだったかも)が現れればそっちになびくに違いない。
ではなぜにPENTAXなのか
正直に言うと、始めはSONYのα65・α6000を検討していた。その次に価格の安いKISS系列・D3300だ。PENTAX機種はまず眼中に無かった。ネットで初心者におススメの機種はと調べるとまず行き着くのがNIKON、CANON系の機種だ。もちろん最大の理由はレンズ資産だろう。様々なバリエーションのレンズが新古問わず物凄く多い。中古店に赴いてもまず目に付くのはこの2社だ。シグマやタムロンと言ったレンズメーカーのレンズも多く揃っているのもこの2社だ。私も知り合いに一眼レフ機を勧めるとしたらまずNIKON・CANONを挙げるだろう。
私はレンズの収集癖と高級レンズへ食指が動かなかったこともあり(理由はデジカメでの段に述べた)必要に応じて買うこともあるだろう程度。AF性能について店頭に並んでいる機種を触って比較するだけでは圧倒的な性能差を感じなかった。鳥類やスポーツなどの動体を撮る方には重要なポイントだと思うが、私は如何せん門外漢だ。
しかし、今まで述べてきたように防塵坊滴の有無と機能面を上手くカバー出来てお手ごろな機種が無かった。そこでガチ無視していたPENTAXの展示コーナーで発見したのがK-50だった。エントリークラスの金額で防塵防滴・前後のダブルダイヤルなど他社のエントリークラスには無い機能面の充実がある。
レンズ資産をあまり考えていないのであれば、この機種をおススメする。KISS機種の様にバリアングル液晶は付いていないが、あくまでもカメラを持ってファインダーを覗いて撮影したい、と言うのであればバリアングル液晶であることの優位性が活用できる場面はそう無い。
私もサブ機を購入する機会があるのならばこの機種を迷わず選ぶだろう。18-135mmのキットレンズには防滴性能が付いているので、買ったその日から雨の日でも撮りに出かけることが出来る。おまけにカラーバリエーションも豊富で、ゲテモノ色から女子受けする色も取り揃っている。レンズまでカラーバリエーションがある種類もあると言うのだから、他社には無い方向性と言えるだろう。他のカメラメーカーに比べるとよりライフスタイルに近い位置にポジショニング出来るカメラだ。
そんなK-50を眺めていた上の段に置いてあったのがK-3だ。K-50に比べると無骨、オシャレとは反対方向に位置するカメラだがK-50の上位機種として十分な性能だ。性能についてはよそ様で語り尽くされているのでご自身で調べた方が早いだろう。機能面でも後から取捨選択できる機能も多く、防塵防滴・レンズも防滴、レンズ資産が少ないけど気にしないのでオーケーオーケー。ボディもマグネシウム合金でちょっと重いけどオーケーオーケー。K-5?sとK-50 と悩んだ末に、バッテリー・機能面でK-3をチョイス。防滴機構の18?135mmが付いてこの値段は超手頃。正直こっちでも良かった気がする…。
実際今現在は35mmの単焦点で使用する頻度が多い、18?135mmよりも鮮明で明るいのでズームや広角が必要でない限りこちらを使っている。
もっと広角で取りたい場合はコンデジかスマホを使う。広角では全体像を見せる写真を撮る機会が多いので、全体像を見せる=そこまで拡大して見ないよね?って結論からコンデジで十分。コンデジの方が明るいし広角は任せっきり。標準?望遠に関しては一眼K-3の出番と言うことで、防塵防滴を活かして雨の日でも山歩きや散歩がK-3だ。
私が捻くれ者であったので知人や親戚が使っている大手2社のCANON・NIKONは避けたかったと言うことも少なからずある(笑)
少なくとも動体撮影に拘りさえなければ、撮影スタイルと愛着が沸くか沸かないかで決めればいいだろう。
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