外観・機能・価格など
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
18-135 STMモデルと比べてややずんぐりとした鏡筒となっている。操作部が洗練されているので、デザイン的にはこちらの方が好み。
特に操作系はSTMと変わらないのでそのままステップアップ出来るだろう。
キヤノンのキットレンズでは恒例のことだがフードが別売り。あこぎな商売しやがって…。
しかもSTMのフードと型番が違うので、これから買うなら注意が必要。バヨネット式でロックがかかるタイプなのでそれなりに価値はある。が、気づかず無理して回すとたぶん壊れる。C-PL用の窓は無いのでちょっと使いにくいかなという印象。
標準高倍率ズームとして単品で買うにはちょっと高い(5万円台)ので、EOS 80DやEOS 7D Mark IIについてくるキットレンズとして買った方がお買い得。
高いけど、高いだけのことはありまっせ。
パワーズームアダプター PZ-E1
EOS 80Dキャンペーン応募からはや数か月。どんだけ待たせるんだと思っていたらやっと届きました。
18-135 USMに装着するとパワーズームが可能となる別売りオプション品。人によっては新品未開封で手放すかもしれないのでオークションで出回っているかも。
全体的にプラスチック感があり、お値段の割にはチープさを拭い得ない。これを2万円で買うかと言われると、微妙かなぁ…。
レンズと装着する部分は2本の爪に引っ掛けて固定するだけ。この部分もしっかりプラスチック製であり、金属部分って電子接点くらいじゃないですかね。
これを装着したままカメラバッグに収納しておくと、強い衝撃で爪が折れそうな感じがするので取り外して携帯しておきたい。
パワーズームの駆動は中央にある歯車とレンズ側の溝がかみ合って回転する事で駆動力を伝えるアナログな方式。当然、ズームする時に駆動音は発生する。
運動会など音が多方面から発生しているシーンでは特に気にならないが、静かな撮影シーンでは駆動音を拾いやすい、特にEOS 80Dは内蔵マイクがフロント部分に搭載されているのでもろに音を拾う。
取り付けは至ってシンプル。片方から爪を引っ掛けて、ロックレバーでもう片方の爪を固定すればOK。
暗い場所だと取り付けづらいかもしれない。
ガジェット好きとしては興奮する別売りアクセサリだが、そうでない人にとってはちょっと大げさなパーツが付いたと感じるはず。
また、アダプタ部分が出っ張るので地面に置く場合に安定しない。さらに、固定部分が爪だけというのも不安が残る。
パワーズームが作動させるためにはカメラ側の電源を入れておく必要がある。
操作性は中々よろしく、パナソニックやオリンパスの電動ズームよりは操作しやすい。ズーム即はスイッチ切り替えで低速・高速を切り替えられるほか、ズームスイッチにも強弱を持たせてあるのでかなり微調整しやすい。焦点距離をわずかな値で刻むことも出来る。
ただし、クイックなシーンにおいてのレスポンスはそう良くない。ズームスイッチを入れてからワンテンポ遅れてズーミングし始める感じ。
長時間露光中にもパワーズームを作動させることが出来るほか、動画中にスマホで遠隔操作する場合にもズーミング可能な点はグッド。
EF-S 55-250mm F4.5-5.6 IS STM
安くて写りが良いと評判の55-250mm STM。こちらも18-135mm同様でフードが別売りと鼻につく別売りオプション。
写りは後述するが結構良い。EOS APS-Cはこれで完結できちゃう感じ。
とっても気になる点としてズームリングの幅が広すぎる。鏡筒のピントリング以外の場所がほぼ全てズームリングとなっているので、不意にびょーんと鏡筒を伸ばしてしまいがち。
特にバッグからレンズを取り出すときやカメラからレンズを外すときにその現象が起こる。これで特に壊れそうになるわけではないが、かなり気持ちの悪い伸び方をする。
ズームリング自体にトルクが無くすっかすか、という訳で無いがスムーズに回せるかと言うとややぎこちないフィーリング。
マウントはプラスチック製。特に強度的な不安は感じられないので問題は無いと思う。
後ろ玉が前後するタイプなので、レンズ内に埃は入っていきやすいだろうなと感じる。実際、使っていると結構塵が混入する。
総じて2万円を下るレンズとしてはこんなもんじゃないでしょうかね?と言う外装。悪くはないと思うが、おススメできるほど良くもない。
実写編
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
AF速度は最高!
鳥さん相手に135mmは望遠がやや不足気味なものの、十分近寄れる距離ならばその性能をしっかりと発揮。
特に爆速ナノUSMが快適な撮影ライフを手助けしてくれる。シャッターボタンを半押しすると一瞬にしてはフォーカスが合うので「あれ?AF動いたかな?」と確認してしまうほど。瞬きしていると見逃してしまうくらい早い。
ピタッとピントが合う時は特にSTMよりとの違いをハッキリと感じる。迷うとSTMと同じような迷い方をするが、復帰がちょっと早い感じ。この辺はボディ性能にも依るだろうなと思う。
今後この駆動方法を使ったレンズが増えていくのだろうなと思うと胸熱な展開。
ヌケの良さはSTM同様
描写性能は良好だけども、旧モデルと比べて進化しているかと言われると「No」
STMと写真を比べてもどっちがどっちだか判断するのは難しいと思う。
逆光耐性は良好で、もしフレアや逆光に悩まされる人がいるとしたら、プロテクトフィルターが悪さをしている可能性が大きい。
高感度性能と手ぶれ補正
EOS 80Dの高感度性能と手ぶれ補正の強さを頼ってローライトなシーンをパチリ。
ディテールはつぶれがちだけども、記録写真としては十分じゃないでしょうか。この辺も旧モデルと差が無い部分。
バリアングル液晶とデュアルピクセル CMOS AF
バリアングル液晶を活かしてローアングルでパチリ。
デュアルピクセルCMOS AFは抜かりない速さ。ライブビューでこのフォーカス速度は快適ですなあ。
ふと目にしたシャッターチャンスを撮り逃さないフォーカス速度がやはり魅力的。
星にも使える
三脚立てて長時間露光すれば星を撮れなくもない。明るいレンズほどではないにしろ、結構いける。
EF-S 55-250mm F4.5-5.6 IS STM
AFはソコソコ早い
18-135 USMほど爆速じゃないものの、軌道が読める被写体なら結構安定して補足してくれる。
目標を見失うと、復帰までには時間がかかる。特に18-135USMを使った後だったので目に付いてしまうのかもしれないが。
近寄りづらいスイレンを撮るときにも便利だった。
クローズアップもいける
蝉くらいの大きさをクローズアップすることも。
被写界深度は結構浅いので、しっかりと絞って使いたいところ。
暗いシーンでも案外へっちゃら
ローライトなシーンでも手ぶれ補正と高感度を使えば被写体ブレも手ぶれもカバーできる。
さすがにISO 6400とかノイズ多いよな…と思って撮っていたものの、帰って確認してみると「ブログで使う程度なら全然ありじゃないか」と感じる。これからは躊躇なく6400を使おう。
バリアングルを使ったハイアングル撮影でも手ぶれナッシン
人が多すぎて普通に撮影できないときはカメラを掲げてバリアングルで確認しながら撮影。
これでローライトなシーンでも手ぶれしないのだからいいね!
お散歩や旅行のシーンは250mmまででカバーできる
これよりも長いレンズで『150-600mm』を使っていたものの、デカいし重いし600mmあんまり使わないしの三重苦。
散歩から旅行、子供の運動会まで結構いろんなシーンで250mmもあれば対応できちゃう。鳥や飛行機など、出来るだけ遠くにある被写体を寄せて撮りたいという場合以外は問題ない。
総評
EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
- 噂にたがわぬ爆速っぷり
- 根幹となるAFはボディに依存している
- 標準ズームとしては価格がやや高い
- 高速AFが必要なければSTM版も大いにあり
- PZアダプタとの組み合わせは面白いがマストではない
- フード別売り
一言でまとめると、AFとPZの必要性を感じなければSTMでOK。
が、そのAF速度が体感できるほどの差なので、資金的に余裕があるならUSMがおススメ。それほどまでにナノUSMには魅力を感じるところがある。
将来的にナノUSM(PZ利用可能)な望遠ズームが出ると思うので、PZアダプタとセットで買っておいても損はしないと思う。いや、断言はできないけども。
すでにSTM版を持っており、ステップアップするレンズとしてはおススメしかねる。それなら同額程度で買える60mmマクロやサードパーティの単焦点レンズを買った方が良いかも。前述のとおり、爆速AFの標準ズームが必要であればSTMを手放してUSMげGO。
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EF-S 55-250mm F4.5-5.6 IS STM
- ソコソコ早いAF
- ソコソコ良い描写性能
- 手頃な価格
- フード別売り
何を悩む必要がありましょうか?買っちゃえばいいと思います。
EOS(APSーC)ユーザーであれば、これ一本で大抵の望遠は片が付くはず。
これ以上の望遠が必要となると、フルサイズ用を買うしかない。サードパーティ製で1万円ちょっと安い70-300mmズームが存在するものの、ちょっと足せば買うことが出来るこのレンズを選択した方が後悔しない。
ダブルズームキットでついてくる「STM」ではないバージョンを持っているのであれば、要検討。描写性能はドッコイなので、AF速度に不満があればSTM版に乗り換えた方が幸せになれる。唯一気がかりな点は18-135mmのように「ナノUSM」を搭載した新型レンズが登場するかどうかと言ったところ。
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