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カメラメーカー各社の通信機能比較表

このページではカメラメーカー各社のスマホ用アプリ機能の一覧・比較をまとめています。

通信機能比較

アプリ

アプリ OS(And/iOS) カメラ側無線規格 備考
Canon Camera Connect 4.4-8.0
9.3-11
?IEEE802.11n ・高度な動画撮影
Nikon Snap Bridge 5.0~8.0
9.3~11
?IEEE802.11g ・クラウド同期
・クレジット付与
・更新情報
Sony PlayMemoriies Mobile 4.1-8.1
9.3-11.2
?IEEE802.11n
PENTAX Image Sync 4.4?6.0.1
9.0-11.2
?IEEE802.11n
FUJIFILM Camera Remote ?IEEE802.11n ・チェキプリント
OLYMPUS Ol.Share.Palette.Track 4.4-8.0
9-10
?IEEE802.11n ・説明書
・編集アプリ
・更新情報
Panasonic Image app 4.2~
9.0~
?IEEE802.11ac ・高度な静止画撮影
・カメラ設定コピー
・クラウド同期
・高速転送

WiFi

*画像閲覧の「削除」機能は”スマホ側からカメラ内の画像削除”が出来るメーカーのみ表示しています。

画像閲覧・転送 遠隔操作 自動転送 時刻設定
Canon ・原画
・縮小
・削除
・PC転送
対応 対応 対応
Nikon ・原画
・縮小
・SNS
対応 対応 対応
Sony ・原画
・縮小
・削除
対応 対応
PENTAX ・原画
・SNS
対応 未確認
FUJIFILM ・原画
・縮小
・PC転送
対応 ・転送予約 対応
OLYMPUS ・原画
・縮小
・SNS
・対応
・Art
・リモコン
・転送予約 対応
Panasonic ・原画
・縮小
・削除
・SNS
対応 対応 対応

Bluetooth

遠隔起動 位置情報 リモコン
Canon ・画像転送 対応 ・レリーズ
・録画
・再生
・専用リモコン
Nikon ・画像転送 対応
Sony 対応
PENTAX
FUJIFILM ・画像転送 ・対応
・アシスト時間
OLYMPUS ・画像転送 対応
Panasonic ・画像転送
・遠隔操作
対応 ・レリーズ
・バルブ
・録画

管理人の個人的な評価

Canon CameraConnect

カメラ用スマホアプリのお手本のような使い勝手。

WiFi・Bluetoothどちらも高機能で動作が安定しており、画像閲覧はac非対応のWiFiながらサムネイルがサクサク表示されるのは気持ちが良い。

ストレスを溜め込むことなくカメラの通信機能を使いたいのであればおススメ。

ちなみにパソコン用ソフトウェア「EOS Utility 3」を使用することでパソコンからワイヤレスでリモート撮影も可能です(通信速度はかなり遅いですが…)。

Nikon Snap Bridge

Bluetooth系の機能をいち早く採用したアプリ。

登場初期からアプリの安定性が問題視されており、今もなお改善中。

自動転送からのクラウド同期、取得した画像にクレジット付与など面白い機能が揃っています。「撮影時のカメラ設定やカメラ名」などEXIF情報も付与できるのでブロガーには面白い機能かもしれない。Lightroomで同じようなことをすると有料プラグインが必要。

課題は無線規格が「IEEE802.11g」止まりであること。他社が多く採用している「IEEE802.11n」やパナソニックが採用している「IEEE802.11ac」と比べて明らかに通信速度が遅い。通信機能メインでカメラを購入するのであれば、現状でニコンは避けたほうが良いかもしれません。

Sony?PlayMemoriies Mobile

通信接続の安定感はあるものの、他社と比べて機能が「最低限」と言った印象。

特にBluetooth系の機能が弱く、常時接続してもWiFi接続への切り替えや電源オフ時に対応していません。

α7第3世代よりカメラ内ボディアプリに非対応となったため、直接SNSへアップロードすることも出来ません。スマホアプリとカメラアプリの機能統合が今後の課題。

PENTAX Image Sync

ソニーと同じく最低限の機能を備えたスマホ用アプリ。

カメラ側にBluetoothを実装していないため、当然ながらスマホにBluetooth系の機能は存在しない。

FUJIFILM Camera Remote

キヤノンやパナソニックほどでは無いものの、ソニーやペンタックスよりは良い感じのアプリ。

予約転送や同社のチェキプリントに対応していたり思っていたよりも高機能。

OLYMPUS Ol.Share・Ol.Palette・Ol.Track

基本機能を備えたShareと編集アプリのPalette、そしてGPS機能に特化したTrackの3部作。

通信機能を備えたOl.Shareの機能性は富士フイルムと似ているものの、Bluetoothを備えたカメラが少ないため自動転送機能をフルで使うこと出来るモデルは限られています。

編集アプリのPaletteは自社で撮影した画像のみならず、他社のカメラで撮影した画像も編集可能。オリンパス独自のデジタルフィルター「Art」も全て適用可能ですが、RAW現像とは異なるため画質がやや低下する点に注意。ハイライト・シャドウコントロールなども使えますが同様。

GPS機能のTrackは画像やログの記録が可能。使い過ぎるともりもりバッテリー残量が削れるので注意。

Panasonic Image app

キヤノンと同じく使いやすいスマホアプリ。クラウド同期やカメラ設定のコピーなどを備えているのでキヤノンよりも高機能。

GH5やG9など一部のハイエンドモデルが5GHz帯で通信速度の速い規格に対応しているのは特徴と言えるかもしれません。

カメラ側の電源オフ状態から遠隔リモート撮影までスマホ側で操作できる点もグッド。

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