【評価･作例】激安・超コンパクトな一眼カメラ『LUMIX DMC-GM1S』

ソニーの『RX100』やキヤノンの『PowerShot G7 X』などの1型センサーを搭載したコンパクトデジタルカメラよりも小さい。なんとそのサイズは『98.5*54.9mm』なのだから驚きだ。その筐体の中には1型センサーよりも大きいマイクロフォーサーズ規格のセンサーが入っているのだから画質も問題無し。

さすがにレンズは相応にして大きいものの、パンケーキズームレンズを装着すればさして気にならない大きさに纏まっていると思う。

小さいサイズのカメラによく有りがちな事として、ボタン類を搭載しにくい事による操作性の低下を挙げることが出来る。しかし、パナソニックの一眼カメラはこれをタッチパネルを導入することで解消している。ファンクションボタンをタッチパネル液晶の右端に5箇所設定する事が出来る。これにより、物理ボタンのFn1に加えてFn6までによく使う設定項目を設置する事が出来る。

物理ボタンに比べると扱いにくさはあるものの、それ以上にコンパクトさが取り柄の機種。キットレンズの12?32mmやオリンパスのボディキャップレンズなどを装着すれば、ジャケットのポケットにだって収まってしまう。コンデジよりも高画質でスナップ撮影にも持ってこい、たまに望遠レンズが必要な際は付け替えることで遠くの被写体も捕捉可能な点はコンデジには出来ない芸当だ。

2016年1月現在で、カメラのキタムラにてオリジナルのレンズキットを販売している。通常の12-32mmに加えて、パワーズームと手ぶれ補正が搭載されている望遠ズーム45-175mmがセットで4万円前後。35mm判換算で90-350mmをカバーする便利な望遠ズームレンズで、単品で購入すると実売で27,000円程だ。レンズキットが現在3万円程度なので、追加1万円でこのレンズを手に入れることができると考えるとかなりお買い得だ。

という訳で、私はお正月にカメラのキタムラ福袋で38,000円でWズームキットが売っていたので衝動買い。迷わずIYH！！