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パナソニック LUMIX FZ1000 II デジタルカメラデータベース

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LUMIX FZ1000 II
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  • 一見すると前モデル「FZ1000」とよく似ているが、コマンドダイヤルの追加など価値ある改善点がいくつか存在する。
  • レンズ左側面には3つのFnボタン、上部に2つのFnボタン、さらに背面には3つのFnボタンが配置されている。
  • グリップは深くなり、ゴム製カバーの質感は良好だ。残念ながら左側面にはゴム製カバーが備わっていない。
  • 本体はプラスチック製だが、しっかりとして頑丈な印象の作りだ。
  • 三脚用ネジ穴はカメラ中央付近に配置されている。
  • レンズは程よくシャープで正確な発色、良好なコントラストである。ハイコントラストな部分にはパープルフリンジが発生する。
  • ズームレンジ全域で大部分はシャープだが望遠端での少しソフトである。
  • マクロ撮影時には素敵なボケと合焦部の豊かなディテールだ。
  • 画質はISO400から低下し始める。特にISO6400-12800では画質が落ち込むので可能な限り低感度を維持したい。
  • AWBの結果はやや暖色傾向だが、蛍光灯下では少し寒色系だ。
  • 4K動画の画質はとても良好でディテールも適切に維持されている。

FZ1000から劇的な進化を遂げたわけでは無いが、ファインダーや操作性には改善が施され使いやすくなっている。競争力のある価格設定は維持されているので人気のあるブリッジカメラとなりそうだ。

Lesnumerique

  • RX10 IVに匹敵する大きなカメラだ。とは言え、24-600mm F2.8-4と強力なズームレンズを備えた多目的カメラとしては810gと軽量である。
  • 残念ながら防塵防滴仕様では無い。
  • グリップは良好でカメラの操作性向上に一役買っている。
  • ファインダーは0.39型236万ドットのOLEDパネルを利用してる。アイカップが大きので眼鏡着用者でも利用しやすい形状で高く評価できる。
  • 手ぶれ補正の動作音が大きくかなり厄介だ。
  • エルゴノミクスはハイエンドモデルのFZH1とよく似ている。
  • フォーカスレバーを備えていないのは残念だが、幸いにもタッチパッドAFに対応している。
  • WiFiに加えてBluetoothを備えており、スマートフォンとの接続は遥かに簡単となっている。そしてパナソニックのLUMIX用アプリは最も完成度の高いアプリの一つである。
  • 起動時間は1.72秒と速く無いが、これはブリッジカメラが主に不得手とする分野だ。電源オフもそれほど速く無い。
  • オートフォーカスは広角でも望遠でも非常に高速だ。あらゆる状況で瞬間的にピントが合う。ただし、低照度ではFZH1やRX10 IVの2倍ほどかかってしまう。
  • 連写速度はUHS-IIカードを使用しても公称値の12fpsには届かず、10fps止まりだ。
  • 高感度ノイズはISO 800から目に付き始め、ISO 1600が許容できる限界値だ。これは競合モデルとよく似ている。
  • レンズ性能は十分に強みとなる。絞り開放から広角も望遠も立派な描写性能だ。望遠側はF4と暗いが、効果的な手ぶれ補正で緩和されている。
  • 動画はパナソニックが強みとする分野だが、残念ながら4K 60pには非対応だ。しかし、100fpsのFHDや4Kライブクロップなどに対応している。4Kは大きくクロップされるため広角側がとても狭くなってしまう。

強み:カスタマイズの自由度・バリアングル仕様のタッチパネル・Bluetooth・強力なズームレンジ・素晴らし光学性能・ISO 1600まで良好な画質・数多くの撮影機能・高速AF・良好な動画画質

弱み:大きなボディ・カスタマイズが煩雑・ISO3200以降は並程度の画質・逆光耐性が低い・4K動画で大きなクロップ

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