DPReviewがキヤノンにEOS Rシステムについてインタビューした内容を記事として発信しています。
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フルラインアップ戦略が進行中
- 新マウントでレンズラインアップを揃えるのは本当に大変だが、新しい可能性を切り開くレンズ設計はとてもエキサイティングだ。
- 最初の4本のうち、28-70mm F2と50mm F1.2はRFマウントの可能性を示し、汎用性のある24-105mmとお手頃価格でコンパクトな35mm F1.8を用意した。開発発表した6本のいくつかは驚異的な小型化が注目を浴びると信じている。
- ショートバックフォーカスの大口径マウントが広角レンズの設計に適していることは分かっていたが、望遠レンズの設計にも非常に効果的であることが判明した。現時点でお話できることはこれ以上無いが、正式発表時にはこの点についてさらにお話したいと考えている。
- 回折技術は導入していないが、今後DO技術をどのように使用できるか試行錯誤中だ。
- DS(デフォーカススムージング)技術はポートレートに重要な要素だ。従来のレンズでは不可能だったものを提供したいと考えてこの技術を開発することにした。コーティング技術であり、様々なレンズに応用することは比較的簡単だ。
- DS技術はあらゆる点で優れている訳では無い。例えば透過率はDSによっていくらか低下するだろう。アポダイゼーションと特性は似ている。
- EOS RPにベストマッチするレンズはRF35mm F1.8 IS Macro STMだが、開発発表した24-240mmも相性が良いはずだ。もちろんアダプター経由のEFレンズも選択肢に入る。そして我々は将来的に多くのコンパクトなレンズを開発するだろう。
- レンズロードマップに関しては今のところ公表している部分以外はお話しできない。
- 様々なカメラボディを開発中だ。特定のカメラがいつ登場するか教えることは出来ないが、プロ用レンズのためのボディが期待されていることは理解している。
- レンズマウントの高速通信化による恩恵から光学手ぶれ補正とボディ内手ぶれ補正の組み合わせを開発中だ。さらに、ボディ内DLOを常に適用できるようになった。
- プロ水準のRボディは開発中である。そして、同時に複数の一眼レフやMシリーズ・Rシリーズも開発している。
- EF-M32mmは市場の声に耳を傾けた結果リリースしたレンズだ。このレンズの性能には自信を持っている。
- EOS RPはAPS-Cユーザーにとって良いステップアップのカメラとなることを目的としている。
とのこと。
コンパクトなRF70-200mm F2.8Lの登場が待ち遠しいですね。個人的には24-240mmがどれほどの画質を備えて登場するのかも気になるところ。ボディ内デジタルレンズオプティマイザに対応しているので、ゴリゴリのデジタル補正レンズとなるのか、RFマウントを活かした光学性能のレンズとなるのか…。
プロ用EOS Rがいつ登場するのかはまだ不明ですが、まだ先の様に感じられる回答ですね。ひとまず、開発発表したレンズ6本のリリースが優先と言ったところでしょうか。
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