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キヤノンCinemaEOS似ボディの冷却構造と手ぶれ補正に関する特許出願

2023年11月10日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。CinemaEOSの「EOS R5 C」のようなデザイン・サイズのカメラで、手振れ補正と冷却性能を両立させるための構造に関する特許となっているようです。

概要

  • 【公開番号】P2023163923
  • 【公開日】2023-11-10
  • 【発明の名称】撮像装置
  • 【出願日】2022-04-28
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却可能な撮像装置を提供することを目的とする。
  • 【背景技術】
    【0002】
    近年の撮像装置においては、記録画像の高解像度化や高フレームレート化等の高画質化が進んでいる。このような撮像装置は、画像記録時の信号処理負荷と消費電力とが増大する傾向にあり、その結果、撮像部やデータ記録部等の電子部品が著しく発熱する。撮像装置内の電子部品は、高温下で性能が低下するおそれがあるため、当該電子部品を冷却する必要がある。特許文献1に記載の撮像装置は、撮像素子と放熱部品とを有し、放熱部品を強制的に空冷することにより、撮像素子を冷却するよう構成されている。特許文献2に記載の撮像装置は、撮像素子を強制的に空冷するために、撮像装置の本体外部に冷却用の装置を取り付けるよう構成されている。また、撮像装置には、外部から伝わる振動を検出して、その検出結果に基づいて、振動を相殺する防振機能を有する撮像装置が知れている。この防振機能により、高画質の画像を記録することができる。
  • 【0004】
    しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置では、放熱部品が冷却される領域は、筐体の一部の限られた領域であるため、撮像素子を十分に冷却することが困難となるおそれがある。また、特許文献2に記載の撮像装置では、冷却用の装置を取り付ける分、大型化するおそれがある。
  • 【0005】
    本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却可能な撮像装置を提供することを目的とする。
  • 【発明の効果】
    【0007】
    本発明によれば、小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却可能となる。

CinemaEOSとは言及していませんが、ボディの形状から察するに「EOS R5C」あたりを意識したデザインのカメラに関する特許のように見えます。高性能な動画撮影による発熱を空冷で冷ましつつ、ボディ内手ぶれ補正を搭載した小型軽量なカメラを目指している模様。

既存の「EOS R5 C」はスチルカメラの「EOS R5」と共通の基本コンポーネントではあるものの、ボディ内手ぶれ補正は非搭載となっています。電子式の手振れ補正には対応しているものの、クロップが発生しないボディ内手振れ補正の搭載を望む人も少なからずいるのではないでしょうか?

実際、ソニーの「FX3」「FX30」などは5軸ボディ内手ぶれ補正と冷却ユニットを搭載した動画向けの小型軽量ボディとなっています。キヤノンも手振れ補正と冷却性能を両立できるシネマカメラの研究開発を進めているのかもしれませんね。

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