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丁のほたる:福井県大野市丁地区(写真ログ) PENTAX K-3 / smcPENTAX-DA★55mmF1.4SDM

PENTAX K-3 / smcPENTAX-DA*55mmF1.4SDM

PENTAX K-3 / smcPENTAX-DA*55mmF1.4SDM

福井県大野市のほたるの里 丁(ようろ)にて。いやあ…ホタルの撮影って難しいね!

とりあえず長時間露光でいけるでしょ?って思っていたけども、そんなに上手く撮れないもんで…。今回、初めてホタルの撮影にトライしてみて感じたことは下記の点。

  • マニュアル露出

    プログラムオートは毎回調整の必要が出てきたりと面倒臭い。マニュアル露出なら一度設定を決めてしまえば、イレギュラーな光源が出てこない限りは露出を弄る必要が無い。特に背面液晶やサブ液晶もあまり光らせると他の方に迷惑が掛かるので極力バックライト光源は出さないようにしたい所だ。

  • 広角レンズ

    ホタルの里全景を写そうと思うと明るい広角レンズがあると撮りやすい。あまりホタルが飛んでいない時も、画角が広い分HIT率が高い。画角が狭いと露光中に全くホタルが光らないこともあったりする。

  • 100mm程度の望遠マクロレンズ

    広角レンズで撮るほどホタルがいない時は1匹に絞って撮影したい所。ホタルは接近しても逃げないことが多いので、長時間露光でも結構いけちゃうと思う。特にフレーム一杯にホタルを写したいなら必須。

  • 三脚

    これが無いとお話にならないレベル。手持ち撮影で撮れてしまう超人なら可能だろうけど、私は無理だった。大口径の開放、ISO感度MAX、ローキーで設定すればまあいけるかもしれないが…。しまったなあ、それ試すの忘れていたぜ。

  • ミニ三脚

    草の茂みに隠れているホタルを50mmなどで接写するならこちら。自由雲台とセットで使えば撮れなくも無い。付近が真っ暗なので蹴飛ばさないように気をつけよう。

  • マニュアルフォーカス

    オートフォーカスが使い物にならないので、マニュアルで合わす必要がある。特に大口径レンズを絞り開放で使うと、ピントを合わせるのが難しい。三脚でしっかり絞って使うのがベターだと思う。ホタルが光っている時に、点光源が収束するようにピントを合わせればそこそこピントが合うはず。

この里にはゲンジホタルとヘイゲホタルの2種類が生息している。残念ながら、ゲンジホタルのピークは過ぎていたようで光の弱いヘイケホタルのピークを迎え ようとしているところだった。その為に、広角レンズで長時間露光しても光が弱く背景に溶け込んでしまうので撮影が難しかった。また、付近に車の行き来する道路があり、ハイビームの光が時たま差し込む時がある。また道路沿いには民家や外灯もあるので、撮影方向は自ずとと山側を向けて撮る事になる。

PENTAX K-3 / smcPENTAX-DA*55mmF1.4SDM

PENTAX K-3 / smcPENTAX-DA*55mmF1.4SDM

 

LRでちょっと調整。暗闇で光ると神秘的だけど、実際に生を見るとやはり昆虫。耳を傾けると結構ブンブン言わせて飛んでいる(笑 カメラのLEDなどの光に寄って来るみたいで、撮影中にカメラにくっついたホタルもいた。残念ながら撮影はできず(無念

ホタル撮影は三脚とカメラがあれば、とりあえず被写体は逃げにくいので慣れれば結構良いのが撮れるかも。お近くにホタルの里があれば是非三脚片手に赴いてみては如何だろうか?

あとホタル以外の虫除けスプレーは必須(笑

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