前回に引き続き、E-M1と12-100 PROの組み合わせで鯖江市の西山公園へ。今日は生憎の天気だったものの、防塵防滴の組み合わせで小雨に濡れながらの撮影。
雨天に加えて、光量の不足するシーンが多かったのでシンクロ手ぶれ補正を活かしてスローシャッターで低感度を維持してみた。
75mm(35mm判換算で150mm)で1/5秒の手持ちが可能。絞り込んでいるので回折による影響はあるが手ぶれしているようには見えない。
補正効果が陳腐化していたE-M1でこれだけ持ちこたえられるので、E-M1 Mark IIでは一体どれだけシャッタースピードを稼げるのか…、期待せずにはいられない。
パナソニックのDual.I.Sも効き目は高かったが、オリンパスのこれは特に広角や標準での効き目が半端ない。確かに手持ち5秒とかイケるんじゃないかと思わせてくれる性能だ。
左手で傘をさしつつ、片手で66mmで1/4秒。この程度のスローシャッターならば全然問題なさそうだ。
曇天でNDフィルター要らないだろうなと思って持ってこなかったのが仇となった。1秒や2秒の手持ち撮影は後日に持ち越し。
フォーカシングは40-150 PROほどの爆速では無いものの、普通に速いと言った印象。
低照度の被写体におけるE-M1のAF精度あ足を引っ張っているような感じ。
動かない被写体であればシャッタースピードを気にしないでよいので、ISOを固定して絞り優先。
葉っぱが揺れていると影響はあるのだけれども…。
この日はK-1やらRX100 Vやら色々と持ち出してみたものの、結局この組み合わせが一番多かった。むしろ全ての機材を置いてこの組み合わせだけでも十分すぎる性能。特に登山や風景にはとても頼りになるレンズだと思う。
サブとして携帯していたGM1Sには30mmマクロ。
やや長めの標準レンズなので、F3.5でも近接なら後ボケはしっかりと出来る。
ちょっと絞れば隅から隅までバッチリ解像。
平面的な被写体にはビシっとAFが作動するものの、AFフレームに背景が被る場合には後ろにピントを持っていかれやすい。そういうマクロ撮影をする場合にフォーカスリミッターが無いのが悔やまれる。
E-M1 IIの電子制御によるリミッターで操作性が向上するかもしれない。
追記:12-100 PROで那谷寺を撮影してきました。写真と12-100 PROの総評
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