お正月に衝動買いしたパナソニックの超小型ミラーレス一眼『LUMIX DMC-GM1S』
これが意外と高感度も使えて、コンパクトで、写りも良い。(これだけ小型ながら、という枕詞は要る)
マイクロフォーサーズのレンズでも集めてみようかなと思ったものの、「いや、やっぱりまずはPENTAX K-1に備えよう」と踏みとどまった。そこで、手持ちのKマウントレンズを活用するべく安いアダプターを購入。
Kマウントは絞りをボディ側メカ駆動で動かしているので、電子マウントには対応していない。さらに、アダプターによっては絞りを駆動させるリングが搭載されていないアダプタもあるので注意が必要だ。但し、レンズ側に絞りリングが装着されているのであれば必要は無い。
色々調べると、EFマウント用のアダプタはマイクロフォーサーズでAFが利くものがあるらしい…凄いな。
参考動画:焦点工房
実写
今回は安い絞りリングの無いアダプタを購入したので、絞りリングのあるタムロンの『SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09) 』を使用。通称『魚住レンズ』と呼ばれており、ポートレートで有名な写真家『魚住誠一』氏が良く使っていたとされる。
フルサイズ対応の大口径標準ズームとしてはかなり安く手に入れる事が出来る(新品でも3万円台)。現在では手ぶれ補正対応の最新モデルが登場しているので、ニコン・キヤノンは積極的に買う動機は安い他に無い気がする。比較的購入の説得力があるのはペンタックスKマウント・ソニーAマウント用のレンズだ。
本レンズについては別に特設ページを設けているのでそちらを確認してほしい
もともと最大撮影倍率が0.39倍と接写能力に優れるレンズだけに、焦点距離が倍となるマイクロフォーサーズ規格では0.78倍とマクロレンズに引けをとらない拡大能力を持ち合わせるレンズになる。
古いレンズだけに、細部のフリンジは目立つもののタムロンらしい綺麗なボケ味はより際立っているように感じる。古いレンズをさらにクロップのでコントラストが判別しにくいためだろうか、MFピーキングがあまり表示されなかった。よって、距離指標を確認しつつ、背面液晶モニタでじっくりピント合わせをする必要がある。
ピントがしっかり合うと、十分にこのレンズでも解像してくれる。但し、ガッツリトリミング出来るほどでは無いのでしっかりりと構図を決めてシャッターを切りたい。
マイクロフォーサーズでの焦点距離は35mm判換算で56~150mmと大口径望遠レンズの様な使い勝手となる。手ぶれ補正が無いので、十分にシャッタースピードは稼いでおきたい焦点距離。GM1Sには1/500秒までのメカシャッターと1/16000秒までの電子シャッターが使えるので、動体で無ければ電子シャッターを使うことでブレ対策は出来る。
色々撮影したものの、やはりマクロ性能を活かした花が一番しっくりくる。
シャッタースピードが稼げないシーンでも、高感度におけるノイズ処理が上手いのでISO3200までは十分活用出来る範囲。前述した様に被写界深度を稼ぐ為に積極的に絞って使うのも良いと思う。
smc PENTAX-DA*300mmF4ED[IF] SDMもくっつけてみた。しかし、今回はガッツリ試用出来るタイミングと被写体が無かったのでまたの機会に。
気が向いたらFacebookにこそっと実写テストの作例を上げているかもしない。
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