LUMIX G9 PRO レビュー メニュー・カスタム編
動画でざっくり確認する
音声消し忘れたので、BGM挿してます(音量注意)
メニュー画面デザイン
従来通りに近いメニュー画面ですが項目が多い「カスタム設定」のみ、さらにカテゴライズされたトップページが追加されています。
機能を探しやすくなった反面、従来機に慣れていると少し戸惑う操作感。
カメラの3つのダイヤル毎に役割が決まっていて…
- フロントダイヤル…カテゴリの移動
- リアダイヤル…ページ送り
- コントロールダイヤル…項目の移動
と言った感じで、いちいち十字ボタンでカチカチしなくても素早く機能を選択することが出来ます。
静止画メニュー 一覧
従来機と大きく変更は無し。追加機能の「ハイレゾモード」やドライブダイヤルの連写「I」「II」、そしてGH5系とG9のみ実装されている「下限シャッター速度」などが特徴と言ったところでしょうか。
また、ISO感度設定で「下限ISO感度」を設定できるのもGH5系とG9のみ。
今回は細かい機能について解説しません。Panasonic公式ウェブサイトで便利な機能解説ページがあるのでそちらをチェック。
動画メニュー 一覧
カスタム設定メニュー 一覧
新機能のAFポイントスコープやGH5のファームウェアアップデートで導入された「フォーカス枠のループ」がしっかり実装されていますね。
Fnボタン用機能一覧
おすすめ Fn機能
従来通りのカスタム機能はGX7MK2のレビューでざっくり解説しているので、今回は新機能をピックアップしてみましょう。
カスタム機能はカスタムモードに記録される。このため、十分に設定を煮詰めてからカスタムモードへ登録しないと後々修正する場合に面倒となるかも。
下限シャッター速度
今まではメニュー画面でしか設定できなかった「下限シャッター速度」がFnボタンから簡単に呼び出すことが出来るようになりました。
絞り優先モードでシビアにシャッター下限を調整したい場合にとても重宝する機能。
ハイレゾモード
パナソニック初の高解像撮影機能がやってきました。
基本的な動作はオリンパスのハイレゾショットと同様。ただし、ドライブモードの一つであるハイレゾショットと比べて、パナソニックのハイレゾモードはメニュー画面から呼び出すしか無いので、Fnボタンに登録しておくと良いでしょう。
参考動画
音声消し忘れたので、BGM挿してます(音量注意)
AWB オートホワイトバランスなど
ホワイトバランス変更モードの呼び出しではなく、指定したホワイトバランスへダイレクトに変更が可能。再度ボタンを押すと切替前のホワイトバランスへ戻るようになっている。
特におススメはAWB。
日陰や蛍光灯など色味が大きく異なるホワイトバランスからシチュエーションが一気に切り替わる場合に有効。
AFポイントスコープ
従来機の「ピンポイントAF時に表示されるPIP」を任意で呼び出すことが出来る機能。
凄く良い。
マクロ撮影などで全体の構図を確認しつつ細部のピントをチェックできる素晴らしい神機能。
残念ながらAFポイントと連動して拡大するのは1点AFとピンポイントAF時のみ。
225点オートやカスタムマルチ、顔検出時(AFエリア指定時は作動)は中央に固定されてしまいます。
参考動画
音声消し忘れたので、BGM挿してます(音量注意)
ナイトモード
PENTAXの赤色画面表示のようなモード。夜景撮影時に目の疲労を軽減するらしい。
PENTAXの機能と異なるポイントは電子ビューファインダーにも適用できること。また、背面モニタとファインダーをそれぞれオンオフ出来ること。
そういえばこんな画面の任天堂ゲーム機がありましたね。あれも目の疲労を軽減するためだったのだろうか?
オリンパスレンズ「L-Fn」に対応
パナソニック用のレンズボタンのみならず、オリンパスレンズのL-Fnにも対応。
望遠レンズにAFスコープの組み合わせが良い感じ。
Fnレバー用機能一覧
Fnレバーに指定した機能を登録することでワンタッチに呼び出すことが出来る。
Fnボタンと違う点はレバーによるトグル式スイッチであること。電源オフ時でも切り替えることが出来る他、一時的に使い続けたい機能を割り当てるときに便利。
例えば「フォトスタイル:風景」を登録しておくと、他のフォトスタイルからレバー一つで風景に切り替えることが出来る。
自分のニーズに合わせてカスタマイズできる選択肢が揃っている。
個人的に多用すると思うのは…
- オートフォーカスモード…顔認識(家族旅行時)
- シャッター方式…メカ(フリッカーが気になるとき)
- セルフタイマー…2秒(スローシャッター時)
ネックはFnレバーが回しづらいこと。レバーが小さい上に、指を掛けづらい方向、動作が硬すぎる。
コマンドダイヤル動作切替 機能一覧
この項目は従来機から特に大きな変化は無いはず。
私はアスペクト比とiDレンジコントロールを割り当てています。
コントロールダイヤル用機能一覧
コントロールダイヤルとはカメラ背面のダイヤルのこと。
絞り値やシャッタースピードの操作はカメラ上部にある二つのダイヤルで操作するため、背面ダイヤルは5つの機能から好きな設定値を調整可能。
私はフォーカス枠サイズをチョイス。
ISO感度や露出調整も便利そうですが、G9の右肩に専用ボタンが配置されているので積極的にFnに登録する必要は無いでしょう。
ジョイスティック
ジョイスティックはAFエリアの変更だけでなく、なんと機能呼び出し用のFnボタンに切り替えることも出来る。
AFエリア移動はタッチパッドAFなどで代用可能。
Fn呼び出し用に設定すると、なんと5つも登録可能枠が増える。(十字方向とボタン押し込み)
今回のおさらい
設定項目多すぎて頭に入りきらないぜ!
カスタム項目が増えすぎてOM-D以上に設定で悩むことになりそう(いい意味で)。
従来機と比べて新機能や新UIが多いので、実践投入するまえにしっかりと設定を煮詰めておきたいところですねえ。
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