Lenstipがシグマの135mm F1.8 Artのレビューを公開しました。
Lenstip
- 正直に言って、解像力について私は何を書けばいいだろうか?シグマ 85mm F1.4が驚きの絶頂だと思っていたが、このレンズはさらに良好だ。F2.8の中央解像力はこれまでの記録を更新する51.6lpmmを達成している。
- 最近のシグマは軸上色収差に対して高いレベルの補正能力だったが、このレンズは少し不満がある。軸上色収差は大きいものではないが、目立つかもしれない。
- 倍率色収差は解像力同様、次元が違うレベル(0.02%)であり実質的に存在していない。見事だ。
- 球面収差の問題はほとんどない。
- 歪曲は無視できる程度の糸巻き型だ。
- コマ収差はフルフレームの四隅でも補正されている。これはキヤノンやサムヤン、ツアイスのライバルレンズも同様だ。
- 非点収差は135mm F2クラスのレンズ群では最高の結果だ。しかし、競合レンズとの差は誤差程度。
- 玉ボケの口径食はツアイスやサムヤンよりも少しハッキリとしている。
- フレアは太陽をフレームインすると発生するがキヤノン 135Lよりもずっと優れている。サムヤン135 F2よりもやや良好で、やや高価なAPO Sonnarと同程度だ。
- AFは近接から無限遠まで0.8-0.9秒かかり、印象的な性能ではない。AFリミッターを使用することで、0.4秒まで短縮する事が可能だ。
- スタジオにおけるAF精度はほとんど問題なく、ミスショットは2%を超えなかった。しかし被写界深度が浅いので、僅かなピンずれも気になるだろう。
- フォーカスシフトの問題はない。
長所:しっかりとして洗練された鏡筒、見事な中央解像力、卓越したAPS-C時の解像力、卓越したフルフレームにおける四隅の解像力、球面収差の問題が無い、倍率色収差は実質的に皆無、僅かな歪曲、少ない非点収差、APS-CやDXで周辺減光が少ない、静かで正確なAF
短所:フルフレームの絞り開放で周辺減光が目立つ、軸上色収差が少し多い
このレンズの四隅における解像力はCanon EF 135mm F2L USMで最も画質の高い中央解像力(43.2lpmm)を絞り開放で上回っている(44.1lpmm)。他に何か言うことがあるだろうか?
凄いぜシグマ!
Lenstipはべた褒めと言った良いほどの評価となっているようですね。グラフを見ると確かに凄いことになっています。EF135Lはかなり昔のレンズではありますが、それでも四隅がEF135Lの中央画質以上と言うのは驚異的。EF135Lも良いレンズだと思うのですが、シグマ135Artは135Lと価格差があまり無いので悩ましい選択となりそうですね。
気になる点は解像力のピークがF1.8?F5.6(最も高くなるのはF2.8)であり、F8まで絞るとやや解像力が落ち込むようです。それでもEF135Lより全体的に良好のようです。
- 参考:Lenstip:解像力チェックページ「135 Art」「EF135L」
注意点として135 Artは5D3で、135Lは1Ds3でチェックしています。有効画素数が僅かに異なりますのでその辺を加味して見比べるのが良いでしょう。
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