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VILTROX AF 15mm F1.7 レンズレビューVol.3 遠景解像編

「VILTROX AF 15mm F1.7」のレビュー第三弾 遠景解像編を公開。全体的に見て極端な画質低下のポイントが無く、絞り開放から使いやすい広角レンズとなっていました。

製品提供について

このレビューは映像嵐株式会社より無償提供(2週間)された製品を使用しています。
金銭の授受やレビュー内容の指示は一切ないことを最初に明言しておきます。2週間と短い試用期間、購入した製品ではないことに対する無意識のバイアスは否定できませんが、できるだけ客観的な評価を心がけています。

簡易的なまとめ

中央から隅にかけて顕著な画質低下が見られず、絞り開放から安定感のある結果が得られます。広角レンズとしては重要な部分であり、自然風景から夜景・星景まで幅広く使うことができると思います。3万円台で入手可能と考えるとコストパフォーマンスが高い。

There is no noticeable deterioration in image quality from the center to the corners, and stable results can be obtained even at maximum aperture. This is an important feature for a wide-angle lens, and I think it can be used for a wide range of applications, from natural landscapes to night scenes and starry skies. Considering that it is available for around $300, it offers excellent value for money.

VILTROX AF 15mm F1.7 のレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2025.7.16 晴れ 微風
  • カメラ:Nikon Z50II
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:BF BAFANG BFA-01
  • 露出:ISO 100 絞り優先AE
  • RAW:Adobe Lightroom Classic
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズ補正オフ
    ・レンズ補正オフ

中央

近距離の解像チャートテストと同じく、絞り開放でコントラストが僅かに低下。F2-F2.8まで絞ると改善します。少なくとも2000万画素のZ50IIはF2の段階でほぼピークの性能に到達。F5.6まで結果に大きな変化はなく、F8で回折の影響を受け始めます。

周辺

絞り開放から実用的な画質ですが、F2まで絞るとコントラストが少し改善します。さらにF2.8まで絞ると細部のコントラストも改善してピークの画質に到達。以降は絞ってもほとんど変わりません。

(結果を分かりやすくするために撮影後に露出を上げています。実際はもう少し暗い結果です。)

顕著なコントラスト低下や像の流れの無い良好な性能。低価格の15mmレンズとしては絞り開放からきちんとした結果が得られています。絞ると徐々に改善し、F4あたりでピークの画質に到達します。近距離の解像チャートと比べると安定した結果。

まとめ

中央から隅にかけて顕著な画質低下が見られず、絞り開放から安定感のある結果が得られます。広角レンズとしては重要な部分であり、自然風景から夜景・星景まで幅広く使うことができると思います。3万円台で入手可能と考えるとコストパフォーマンスが高い。

購入早見表

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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