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フジフイルム XF16mmF1.4 R WR 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「XF16mmF1.4 R WR」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-01-04:Lenstipがレビューを掲載しています。
  • 2017.9.30:作例にフォトヨドバシを追加しました。
  • 2017.5.15:ページを全体的に更新
  • 2015.7.16:ページを公開

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

フィルター購入早見表
プロテクト C-PL ND ソフト
X-CAP

レンズデータ

レンズ仕様

型番 XF16mmF1.4 R WR
レンズ構成 11群13枚
(非球面レンズ2枚、異常分散レンズ2枚)
焦点距離 f=16mm (35mm判換算:24mm相当)
画角 83.2°
最大口径比(開放絞り) F1.4
最小絞り F16
絞り形式 9枚(円形絞り)

1/3ステップ (全22段)

撮影距離範囲 15cm -∞
最大撮影倍率 0.21倍
外形寸法:最大径×長さ(約)
※先端よりマウント基準面まで
ø73.4mm x 73.0mm
質量(約)
※レンズキャップ・フード含まず
375g
フィルターサイズ ø67mm
略称 F XF16mmF1.4 R WR

レンズ構成図

xf16mmsiyou

Fujifilm公式より

広角16mm(35mm換算で24mm)で開放F値がF1.4という大口径な広角単焦点レンズ。

絞り開放から十分使っていける描写性能を持っており、周辺描写も安定している。スウィートスポットはF4~F8までと範囲が広いので被写界深度とボケ量を調整しながらベストな一枚を狙っていける。

このレンズは24mm相当の画角なレンズとしては世界初の最短撮影距離が15cm。接写が可能で大口径ということも有り、近寄って大ボケを表現する事が可能。フォーカス駆動するレンズ群を2つに分けるフローティングフォーカス機構を採用しているので、接写においても諸収差を良好に補正して高画質を維持している。

広角の特徴である、パースペクティブの効いたダイナミックなフレーミングに加えてボケ味による印象付けも加えれば鬼に金棒。また、非球面レンズやEDレンズを贅沢に使っており、描写性能も上々。開いて良し、絞って良しの万能広角レンズだ。ソフト補正無しで歪曲収差が目立たないので、RAW現像する際も気にせず使うことが出来る。

フォーカスリングを前後にずらす事でオートフォーカスとマニュアルフォーカスをシームレスに切り替えることが可能。距離指標もしっかりついているので、絞り込んでスナップ撮影をすることも可能だ。

さらにXF初の防塵防滴仕様になっていたり、375gと軽量なので携行性にも優れている。ハードなロケーションへ遠征のお供に最適だ。

競合レンズ

海外の評価

Admiring Light

  • XFレンズらしい設計思想のデザインで23mm F1.4に最も似ているが少し長く、僅かに大きい。
  • 総金属製の鏡筒にフォーカスクラッチ機構を備えたフォーカスリングがある。全体的にビルドクオリティは素晴らしい。私が使ったXFレンズの中では最も頑丈に作られたレンズのように感じる。
  • やや大きなレンズなので少し握りやすいカメラが欲しいと感じるだろう。
  • 防塵防滴はしっかり機能している。
  • レンズフードは大きすぎず、優れた遮光性と保護性を兼ねている。
  • フォーカスリングは14mm F2.8や23mm F1.4と同じくフォーカスクラッチ構造を備えている。抵抗感は弱いが動作は滑らかだ。
  • 絞りリングは最近のWRズームレンズよりも緩く、23mm F1.4と似ている。なぜフジフイルムは絞りリングの抵抗感を統一しないのか不思議でならない。
  • オートフォーカスはズームレンズのようなリニアモーターでは無いが、とても優れている。ロックまで素早く、静かだ。よく聴いてみるといくらかノイズが出ている。
  • とてもシャープなレンズだ。F1.4からフレーム全域で高解像だが四隅のみある程度ソフトとなる。F2.8~F5.6まで絞ると四隅はとても優れた水準まで改善する。本当に素晴らしいパフォーマンスだ。
  • ボケ味はとても良好だ。玉ボケには少し縁取りがあるものの滑らかな描写である。
  • 特筆すべきは一貫して豊かな発色とコントラストだ。私が見た限りでは絞り値に関わらず同程度を維持している。豊かで活気に満ちており、そして大胆だ。正直なところツアイスを彷彿とさせる。
  • 驚くべきことに色収差はとても少ない。倍率色収差は実質ゼロだ。
  • 軸上色収差は状況によって僅かな色づきが見られるものの、極僅かなシーンでのみ発現する。
  • 14mmと同じく歪曲は光学的にほぼ完全に補正されている。後処理無用なパフォーマンスだ。
  • 逆光耐性も見事だ。私が使ってきたレンズの中では最高のパフォーマンスを発揮している一本となる。ゴーストを誘発することは出来るが、ごく限られた状況でのみだ。
  • 周辺減光はF1.4で目に付く減光が発生するものの、F2.8まで絞ると解消する。
  • 弱点はコマ収差だ。F2.8まで絞っても僅かな改善しか見られない。

長所:優れたフォーカス操作・頑丈で防塵防滴を備えた鏡筒・F1.4から大部分がシャープ・とても心地よいボケ・絞り値全域で優れた色とコントラスト・超低色収差・ほぼ歪曲が無い・絞り値全域で優れた逆光耐性・周辺減光が少ない

短所:リリースした時点が最も大きな単焦点レンズ・コマ収差

欠点はとても少ないフジフイルム高級レンズの一本だ。光学性能はとてもしっかりとしているが、唯一の欠点であるコマ収差のために天体撮影では再考する必要がある。あなたが24mm換算の大口径レンズを探しているならば、今すぐ買いに行くべきだ。

Lenstip

  • このレンズは16mm F1.4というスペックからするとコンパクトなレンズだ。
  • レンズ鏡筒は金属製で製造国は日本である。
  • 11mm幅の絞りリングは1/3段ごとに動作する。
  • 19mm幅のフォーカスリングは前後にスライドし、ピント距離表示に合わせたマニュアルフォーカス動作となる。動作は潤滑され使って楽しい操作感だ。回転角は160度ほどあり、とても正確な操作が可能である。
  • 解像度:
    ・フジフイルムのテストで良像は42-43lpmmだ。
    ・最高の単焦点は73-75lpmmほどである。78lpmmのレコードはXF90mm F2 LM WRだ。
    ・中央は絞り開放で44lpmmに達しており非難する理由はほとんど無い。F4まで絞るとピークの解像度である70lpmmに達するかなり高いレベルだ。我々としてはピーク時に72-73lpmmは少なくとも発揮して欲しかった(大口径単焦点ならば)。XF14mmが72lpmm、XF23mm F1.4は70lpmmだ。
    ・フレーム隅は絞り開放で良像を下回るが、F2まで絞ると上回る。開放で隅が甘いのはこのような大口径広角レンズとしては普通なことだ。しかし、絞った時にもう少しパフォーマンスが良いと良かった。
  • 残念ながら軸上色収差は多くの問題を抱えている。F2まで絞っても厄介なままだ。
  • 倍率色収差はずっと良い。0.07%と心配する必要がない数値だ。絞り開放でも同程度であることは注目に値する。
  • F1.4からF2に絞ると無限遠側にピントがシフトしていることに気が付く。球面収差の補正は完璧から程遠い。
  • フジフイルムの歪曲補正に関しては一貫性が無い。いくつかのレンズは光学的に補正され、他のレンズはデジタル補正に頼っている。XF16mm F1.4はRAWもJPEGも歪曲収差の量が同程度であり、光学的にうまく補正されている。これは同じ画角を持つ他のレンズと比べても良好だ。拍手喝采。
  • コマ収差は残念ながら補正が弱い。F2まで絞ってもコマ収差の存在が目に付く。F2.8まで絞る必要がある。
  • 非点収差は3.0%と非常に小さい。このカテゴリはとても肯定的に評価することができる。
  • ボケはそれほど見栄えが良くない。明るい縁取りや玉ねぎボケに気が付くはずだ。
  • 周辺減光はRAWの絞り開放でー1.94EVと大きい。F2まで絞るとー1.18EVまで低下する。
  • 絞り開放付近では逆光に関する問題は無い。逆光耐性は良好だ。
  • オートフォーカスはとても高速で静かだ。フォーカス速度はわずか0.4秒で全域を移動する。これはとても良好な結果だ。オートフォーカスの正確性は何の問題も無い。

長所:頑丈な防塵防滴の鏡筒・優れた中央画質・良像なフレーム隅の画質・僅かな倍率色収差・ライバルよりも低歪曲・非点収差がとても小さい・良好な逆光耐性・静かで高速で正確なAF

短所:軸上色収差が大きすぎる・周辺減光が目立つ・目立つコマ収差・球面収差について問題がある

画角が80度以上でF1.4の小型レンズを作るのは苦労したことだろう。フォクトレンダーはこの点で失敗してしまったが、フジフイルムは遥かに良くなっている。もちろん周辺減光やコマ収差補正・軸上色収差補正などに弱点を見ることができる。しかし、これらはそれほど大きな問題では無い。

欠点もあるが評価すべきレンズだ。開放から実用的な画質で絞ると高解像となる。そしてライバルより顕著に良好な歪曲収差補正と優れた逆光耐性を持ち、さらに防塵防滴まで施されている。このようなレンズはライバルに存在しない。

いつも完璧では無く、そしてしばしば法外な価格設定だが、独自の道を歩み、興味深く、独創的で高度な光学設計のレンズをリリースする。いい意味で突出したフジフイルムが私は大好きだ。

フジフイルムシステムがフォトグラファーの間でとても良い評価を得ているのは不思議な事では無い。フジフイルムが独自路線を進み続けれられるよう幸運を祈る。

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