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シグマ 135mm F1.8 DG HSM | Art レンズレビューVol.3 遠景解像編

シグマ「135mm F1.8 DG HSM」のレビュー第三弾 遠景解像編を公開。F1.8で細部が若干ソフトなものの、周辺や隅まで良好な解像性能が得られる優れた大口径レンズのようです。

簡単なまとめ

細かいことを指摘しなければ、F1.8からシャープな優れたレンズです。一眼レフ時代のレンズですが、同価格帯のミラーレス用135mm F1.8と見比べて見劣りしない(むしろ、より良好な)性能を発揮。絞り開放は僅かにソフトですが、大口径レンズの”柔らかさ”を得たい場合は程よいさじ加減なのかなと思います。それに、気になる場合はほんの少し絞るだけで改善します。心配するほどの問題ではありません。

If you don't point out the small details, it's a sharp, excellent lens with a maximum aperture of F1.8. It's a lens from the SLR era, but when you compare it to the 135mm F1.8 for mirrorless cameras in the same price range, it performs just as well (if not better). The aperture is slightly soft at maximum aperture, but if you want to get the “softness” of a large-aperture lens, I think it's just the right amount. And if you're worried about it, you can improve it by just closing the aperture a little. It's not a problem that you need to worry about.

135mm F1.8 DG HSMのレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2023.6.26 晴れ 微風
  • カメラ:α7R V
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:SUNWAYFOTO GH-PRO II
  • 露出:ISO  100 絞り優先AE
  • RAW:Adobe Lightroom Classic CC
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズ補正オフ
    ・レンズ補正オフ

テスト結果

絞り開放では細部のコントラストがやや低めですが、周辺・隅までシャープな結果が得られています。F2まで絞るとコントラストが改善し、F4-F5.6付近でピークの結果が得られる模様。6100万画素でベストを尽くすのであれば2~3段ほど絞るのがおススメ。2400万画素やカメラ出力のJPEGであれば、F1.8から何の問題もありません。

中央

前述したように、F1.8からシャープな結果ですが、細部を見るとコントラストがやや低め。F2まで絞ると改善し、F2.8-4で徐々に改善しますが大幅な変化はありません。

周辺

中央とほぼ同じですが細部が若干ソフト。F2.8-4まで絞った際に改善します。

四隅

F1.8から十分な性能ですが、F4まで絞ると細部が僅かに改善します。

まとめ

細かいことを指摘しなければ、F1.8からシャープな優れたレンズです。一眼レフ時代のレンズですが、同価格帯のミラーレス用135mm F1.8と見比べて見劣りしない(むしろ、より良好な)性能を発揮。絞り開放は僅かにソフトですが、大口径レンズの”柔らかさ”を得たい場合は程よいさじ加減なのかなと思います。それに、気になる場合はほんの少し絞るだけで改善します。心配するほどの問題ではありません。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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