ソニーが2021年に発売したドローン「Airpeak S1」と関連サービスについて販売終了を告知。新製品の予兆かと思いきや、関連サービス・アプリも終了となるため、事業撤退に近い形となる模様。再起の可能性があるのか今のところ不明。
平素はソニー製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
Airpeak S1および関連製品は昨今のビジネス環境の変化に伴い、一部のアクセサリーを除き、2025年3月末をもって販売終了いたします。販売終了予定の製品一覧、販売終了後の修理サービスを含むサポート提供終了予定の詳細は以下をご確認いただけますようお願い申し上げます。
販売終了予定製品/サービス
- 機体(ARS-S1)
- アクセサリー
- ジンバル(GBL-T3, GBL-PX1)
- バッテリーチャージャー(LBG-H1)
- 送信機(RCR-VH1)
- バッテリーステーション(LBN-H1)
- RTKキット(RTK-1)
- バッテリーパック(LBP-HS1, HS1/10SET, LBP-HM1)
- プロペラ(PPL1785)
- 関連アプリケーション・サービス
- Airpeak Base
- Airpeak Flight
- Airpeak Protect Plan
- Airpeak Plus
サポート提供終了予定について
- 2030年3月31日
正式発表時の情報
SONY:プロフェッショナル向けドローン Airpeak S1を発売
ソニーグループ株式会社は、ドローンのさらなる発展や最高峰の価値創出に貢献する志を込めて開発を進めてきたAirpeakの第一弾として『Airpeak S1』を発売します。業務用ドローンAirpeak S1は、独自開発のモーターやプロペラ、制御システム、センシング技術などにより、高い敏捷性を有しダイナミックかつ緻密な飛行が可能で、フルサイズミラーレス一眼カメラα™ (Alpha™)搭載可能機種で世界最小クラスを実現していることから、映像制作クリエイターの創造力を余すことなく支援します。また機体を意のままに操れる送信機と、センシングによる障害物検知や自動飛行に加え、機体や飛行情報のクラウド管理による安全な飛行等により、高画質空撮映像制作をサポートします。
主な特徴
- 運動性能を磨き上げた機体
- 高い基本性能によるダイナミックな飛行
最高速度90km/h※1、最大角速度180°/s、最大傾斜角度55°を実現しました。- 強風下における安定飛行
独自開発のキーデバイスを組み合わせた推進デバイスと飛行制御で最大20m/s※4の耐風性能を有し、強風下でも安定飛行が可能です。- 独自開発の推進デバイスと飛行制御システム
軽量で高効率、高強度、高応答性のある独自開発17インチのプロペラやブラシレスモーターに加え、これらを最適に制御するESC(Electric Speed Controller)を搭載しています。
推進デバイスと全てのセンサー情報を統合し、安定した飛行と高い操縦応答性を実現する、独自の飛行制御システムを構築しました。- センシングによる安定飛行
- 高性能センサー群で自己位置と姿勢を正しく把握
ソニー製イメージセンサーが内蔵されたステレオカメラを機体5方向(前後左右下)に配置し、さらに、それらのカメラ情報を同時に高速処理できるソニー製ビジョンセンシングプロセッサと独自アルゴリズムを搭載。Airpeak S1は、それら視界情報とIMU(Inertial Measurement Unit)、コンパス、気圧、赤外線測距などのセンサー情報を統合し、自己位置・姿勢を高精度に推定して周囲の空間をリアルタイムに認識します。これにより、屋内や橋梁下などGNSSを受信しづらい条件下でも安定した飛行を実現します。- 多彩なカメラ・レンズバリエーション
幅広いカメラ・レンズを選択可能
用途に合わせたαシステムの選択により映像制作の幅を広げることができます。α7Sシリーズや『FX3』搭載時はノイズを抑えた高い描写力、またα7Rシリーズ搭載時は高精細に、そしてα9シリーズ等では歪の少ない映像の撮影が可能です。
8K動画撮影が可能な『α1』も搭載可能です。- 自由自在な操作性
- 高い操作性を実現した送信機と、機体と機材を一元的に操作できるモバイルアプリ『Airpeak Flight』
αの映像をリアルタイムに確認しながら機体やカメラ、ジンバルを操作できます。
iOS/iPadOS対応のモバイルアプリAirpeak Flightは機体と送信機、カメラ、ジンバルを統合し、画面上で飛行距離やバッテリー残量などの状態確認や、各種操作、設定変更が可能です。- 自動飛行による高効率ワークフロー
- Webアプリ『Airpeak Base』によるクラウドでの統合管理
Airpeak Baseは機材管理や飛行プラン作成、フライトログ管理が可能なWebアプリです。
機材管理では使用した機材情報が自動でリストアップされ、フライトログをもとに管理します。現場に赴く前に機体の状態を確認できるため、トラブル軽減に寄与します。- 映像制作向けミッションの作成とミッション飛行・再現飛行
Airpeak Baseでは、高度な飛行プランを作成し、あたかも空中にレールを設置したかのように自動的に何度も機体を飛行させることが可能です。
タイムラインに沿って機体の位置(緯度・経度・高度)や速度を設定し、ジンバルの向きや動画・静止画撮影のタイミングを指定できます。地図上で滑らかな曲線を描くこともできます。
再現飛行は過去に飛行したフライトログをもとに飛行ルートとジンバル、カメラの動きを自動で再現する自動飛行機能です。- 関連サービス
Airpeak Baseの豊富な機能を使用できるクラウドサービス『Airpeak Plus』と、商品を安心してご利用いただくためのサービスプラン『Airpeak Protect Plan』を用意しました。詳細は商品販売開始前にAirpeakサイトで公開します。参考リンク
- Airpeakスペシャルサイト
- DPReview:Sony officially announces the Airpeak S1, a $9K professional drone for creatives
商品名 型名 販売価格 発売/
サービス提供開始予定日ドローン Airpeak S1 『ARS-S1』 オープン価格 2021年9月※5
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- ソニー α1 II の価格に少しでも疑問があるならターゲットではない
- Adobe Camera RAWがRF70-200mm F2.8 Z や FE 85mm GM IIなどに対応
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