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「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

これがシグマの標準大口径 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art【評価・作例】

      2017/07/18

  • 2017.7.18:CAMERA LABSを参考サイトに追加しました。
  • 2017.7.18:Focus Numeriqueを参考サイトに追加しました。
  • 2017.7.13:GANREFを作例に追加
  • 2017.7.11:DPREVIEWを作例に追加しました。

レンズの特徴

  • 3.5段分の手ぶれ補正を搭載
  • レンズ鏡筒に剛性を高める金属部品を多用
  • 前玉にメンテナンス性を高める撥水・防汚コート採用
  • ニコン電磁絞り対応
  • マウント部に簡易防塵防滴用ゴムシーリングを採用
  • MC-11アダプタでソニーEマウントでの使用に対応
  • USB DockによるAF微調整に対応

手ぶれ補正の無いキヤノン純正、サイズが大きくて非常に高価なニコン純正、AF微調整機能や防汚コートが無いタムロン製と比べて機能性やサイズに優れている点があります。

さらに小型なデザインであるのでMC-11アダプタを介したソニーα7との相性も良さそうですね。

参考 記事・サイト

購入早見表

楽天市場 Amazon カメラのキタムラ Yahoo
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art Canon 新品・中古情報
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レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成 14群19枚
最小絞り F22
フィルターサイズ φ82㎜
画角 84.1°­ – 34.3°
最短撮影距離 37cm
最大径 × 全長 φ88㎜ × 107.6㎜
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最大倍率 1:4.8
OS 3.5段分
電磁絞り
簡易防塵・防滴
撥水・防汚コート
MC-11対応
USB Dcok対応

MTFチャート

レンズ構成図

歪曲

周辺光量

海外の評価

CAMERA LABS

  • フォーカシングの正確さと再現性はとても良好だ。40ショット中3カットのみ軽度のミスショットのみだ。実写では焦点距離によって僅かに性能が変化した。
  • 50mmの焦点距離では0.5mから無限遠まで約0.35秒でハンチングすることなく焦点を合わせた。非常に高速なオートフォーカスだ。
  • Nikon 24-70Eは0.35秒のピント移動速度で、同様のテストで40ショット中ミスは発生しなかった。
  • フォーカスリングに遊びは無く、80°の回転角を持ち僅か10mm幅だ。ズームリングは65°の回転角で22mmの幅だ。両方ともかなり硬く、一本の指では操作することが出来ない。回転方向はキヤノンフレンドリーでニコンとは反対方向だ。
  • フォーカシングは外部からは音がほとんど聞こえない。フォーカシングの開始・停止時におけるクリック音は発生しない。ただし、コントラストAFの場合、低速モードでは非常に低いノイズが発生し、高速モードでは目立つ音が録音される。手ぶれ補正はほぼ静かだ。
  • ピント距離が近くになるほど像倍率が小さくなる。70mmの焦点距離ではおよそ8%の低下が発生した。これはかなり目立つ数値で動画撮影では邪魔になるかもしれない。比較してNikon 24-70Eは2%だ。
  • 前ボケには絞り開放から特に色づきが見られないものの、F4まで絞った際に後ボケに黄色の色づきがみられる。しかし、これは心配するほどのものでは無い。ニコンは前景にマゼンダ、後景にグリーンの色づきが発生する。
  • フォーカスシフトは発生しなかった。
  • 中央はズームレンジ全域でシャープだが、フルフレームにおいて残りの部分は僅かにソフトだ。APS-Cの広角端では四隅の端がソフトだが50mm以上ではシャープとなる。フルフレームにおける広角端の四隅は明らかにもやっとしているが、望遠側はやや良好だ。
  • 24mmにおける解像力…ニコン・タムロンの両方とも絞り開放における解像力は全体的にシグマよりも良好だ。
  • 35mmにおける解像力…フルフレーム・APS-Cの四隅はニコンが優勢だが、中央はタムロンが最もシャープだ。
  • 50mmにおける解像力…APS-Cフレームではシグマが有利だが、ニコンはフルフレームの四隅が良好だ。
  • 70mmにおける解像力…ニコンが全体的に均質だが、シグマはAPS-Cの四隅で僅かに有利だ。絞るとその差は無くなる。
  • 全体的な解像力の結果として、シグマArtラインとしてはややがっかりだ。全体的に解像力が必要場合にはF8まで絞る必要があるだろう。
  • 無限遠を使ったテストでもシグマは絞り開放からとても良好な中央解像力を持っている。ズームレンジ全域で良好だ。APS-Cフレームの四隅では絞り開放でソフトだ。フルフレームの四隅はチャートテスト同様、パフォーマンスが低いため明らかに絞る必要がある。
  • 絞り開放の四隅におけるコマ収差はソフトな描写によって和らいでいる。比較してニコンの四隅はシャープである反面、典型的なコマ収差が発生している。
  • 玉ボケの「オニオンリング」はニコンほど非球面レンズの影響を受けてはいない。
  • 前ボケは色づきが無く良好だが、後ボケは少し強張っている。

Focus Numerique:競合レンズに善戦しているレンズ

  • このレンズは大型で重量級のレンズだ。レンズフードとカメラボディ無で1㎏を超える。とは言え、このクラスのレンズはどれも重いモデルが多い。キヤノンは800g、ニコンは1.07㎏、ソニーGMは900gだ。
  • レンズは9cmの直径、10cm~15cmの全長だ。この凝縮された密度のレンズはグリップ性が高いものの、長時間の手持ち撮影には向いていない。
  • EOS 5D Mark IVとのバランスは良好だ。バッテリーグリップを追加すると重量配分がより良好となる。
  • 鏡筒はシグマらしい優れた品質だ。デザインは控えめでエレガント。耐候性を有しているので最悪のコンディションに直面する準備が出来ている。
  • 幅広いラバーグリップが供えられたズームリングはやや硬めだがとても滑らかで正確だ。
  • フォーカスリングはとても幅の狭い造りだが、滑らかでとても良好だ。
  • 解像力は単焦点レンズの方が明らかに良好だが、このレンズのパフォーマンスは十分なものだろう。これは最も設計が困難である24~70mmのズームレンズだ。
  • 24mmの解像力は中央から2/3の範囲は絞り開放から良好だ。絞り込んでもこの部分はあまり改善しないが、1/3の周辺部における解像力が向上する。中央と周辺部の画質には大きな差があるものの、絞り込むことでパフォーマンスが近くなる。
  • 35~50mmの解像力は一定だ。全体的に均質な描写だが、極端に隅の画質が明らかに低い。
  • 70mmの解像力は中央がシャープだが、残り2/3の部分が全ての絞り値で苦戦している。
  • EF24-70mm F2.8L II USMとの比較した場合、間違いなく解像ピーク値でキヤノンが優れている。画質の一貫性ではシグマが70mm以外で優れている。
  • AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと比較した場合、絞り開放における画質の均一性とシャープさはシグマが遥かに優れている。
  • 周辺減光は24mmで最も目立ち、F8まで絞ると解消する。他の焦点距離ではF5.6まで絞れば無視できるレベルとなる。
  • 歪曲はとても小さい!良いポイントだ!
  • 実際に手ぶれ補正を試してみたところ、4段分の補正効果がある。

このレンズはフォトキナ2012の「グローバルヴィジョン」シリーズ発表以来期待されていたカテゴリだ。

このレンズはとても良好なズームレンズであることは否定できない。しかし、このカテゴリにおける最高品質では無く、”シグマに期待していた”驚くべき性能のレンズでは無い。

我々はシグマ24-70mmが出た今、70-200mmの登場に期待している。

長所:レンズの造り・デザイン・仕上げ、リングの精度と快適さ、F2.8のレンズ口径、良好な手ぶれ補正、全体的な動作、ほぼ全てのすーむレンジで絞り開放からフレームの2/3で良好な画質、低い歪曲

短所:重量とサイズ、24mmにおける解像力傾向、広角における目立つ周辺減光

PhotographyBlog:高画素に対応する優れたズームレンズ

  • このレンズは焦点距離を考えると大きくて重いレンズだ。同じカテゴリのEF24-70mm F2.8よりもかなり重い。
  • フルサイズ一眼レフであるEOS 5Ds Rのようなカメラとの相性は良いが、より小型なAPS-C一眼レフとの組み合わせは不自然だ。
  • 70mmにズームインするとレンズは4.5㎝伸びる。
  • 手ぶれ補正はおよそ3段分の補正効果だ。
  • EOS 5Ds Rとの組み合わせでは被写体に合掌するまでおよそ0.15秒だ。良い光でも悪い光環境でもほぼ正確にピントを合わせる。そしてハンチングは多くない。
  • 色収差はフレームの四隅でさえも実際問題にはならない。
  • 絞り開放では若干の周辺減光があるが、F5.6まで絞ると解消する。
  • 24mmでは目立つ樽型歪曲で、70mmは僅かな糸巻き型歪曲だ。
  • このレンズはフードを装着していても太陽を直接フレーミングするとフレアが出やすい。しかし、コーティングのおかげで全体的には良好だ。
  • ボケはとても素晴らしい。
  • 24mm解像力…中央のシャープネスはF2.8からF11まで高く、F16~F22で回折の影響を受ける。四隅は中央ほどシャープでは無く、F4~F11でもっともシャープな結果を得ることが出来る。
  • 35mm解像力…中央のシャープネスはF2.8からF11まで高く、F16~F22で回折の影響を受ける。四隅は中央ほどシャープでは無く、F4~F11でもっともシャープな結果を得ることが出来る。
  • 50mm解像力…中央のシャープネスはF2.8からF11まで高く、F16~F22で回折の影響を受ける。四隅は中央ほどシャープでは無く、F5.6~F11でもっともシャープな結果を得ることが出来る。
  • 70mm解像力…中央のシャープネスはF4からF11まで高く、F16~F22で回折の影響を受ける。四隅は中央ほどシャープでは無く、F5.6~F11でもっともシャープな結果を得ることが出来る。

このレンズはほとんどのズームレンズでとてもシャープな画質だ。50~70mmでは中央のシャープネスが低下するが、それ以外では確かにシャープだ。周辺減光や歪曲収差は発生するが、それでもシグマの最新レンズらしい性能となっている。

ライバルを下回る魅力的な価格設定で、最新の高解像なフルサイズカメラで優れた結果を実現する大口径ズームレンズだ。

競合レンズ

EF24-70mm F2.8L II USM

EF24-70mm F2.8L II USMの特設ページはコチラ

24-70L II 24-70 Art
レンズ構成 13群18枚 14群19枚
絞り羽根枚数 9枚 9枚 (円形絞り)
最小絞り 22 F22
最短撮影距離 0.38m 37cm
最大撮影倍率 0.21倍(70mm時) 1:4.8
フィルター径 82mm φ82㎜
最大径×長さ φ88.5mm×113.0mm φ88㎜ × 107.6㎜
質量 805g
備考 手ぶれ補正非搭載
フッ素コーティング
防塵防滴
OS 3.5段分
電磁絞り
簡易防塵・防滴
撥水・防汚コート
MC-11対応
USB Dcok対応

開放の周辺部で解像や減光が目立つ以外にはそつが無く良好な性能。特に軸上色収差が綺麗に補正されているので、絞り開放から気持ちよく使える点はグッド。やや目立つ倍率色収差は必要に応じてDLOなどで補正した方が良いでしょう。さらに防塵防滴やフッ素コーティングによりコンディションの変化への耐性も良好で信頼できるプロの道具。

競合レンズと比べて明らかに見劣りする点は手ぶれ補正が搭載されていないこと。特にしっかり絞って使いたい時にはシャッタースピードを上げざるを得ず、三脚か高感度を使う必要性に迫られる点はマイナス。

画質よりも機材への信頼性と安定感を求めるなら純正を、機能性やコスパを考慮するならシグマArtをチョイス。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの特設ページはコチラ

24-70E 24-70 Art
レンズ構成 16群20枚 14群19枚
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最小絞り f/22 F22
最短撮影距離 0.38m(35-50mm)
0.41m(24、28、70mm)
37cm
最大撮影倍率 0.28倍 1:4.8
フィルター径 82mm φ82㎜
最大径×長さ 88.0mm×154.5mm φ88㎜ × 107.6㎜
質量 約1070g
備考 手ぶれ補正
フッ素コート
OS 3.5段分
電磁絞り
簡易防塵・防滴
撥水・防汚コート
MC-11対応
USB Dcok対応

1㎏超えの重戦車のような標準ズームレンズ。広角端の四隅で倍率色収差が目立つ点以外では特に欠点が無い。さらにキヤノン純正に無い手ぶれ補正を搭載しているため、撮影シーンの幅をより広げる事が出来る点はグッド。ちなみに鏡筒がやたら長いものの、インナーズーム式ではなくしっかり伸びるので注意。

20万円・1㎏超というハードルをクリア出来るのであればこちらを。重量を看過できない、コスパも重視するならシグマArtがおススメ(タムロンは機能性でやや劣るため)

FE 24-70mm F2.8 GM

FE 24-70mm F2.8 GMの特設ページはコチラ

24-70 GM 24-70 Art
レンズ構成 13群18枚 14群19枚
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最小絞り F22 F22
最短撮影距離 0.38m 37cm
最大撮影倍率 0.24倍 1:4.8
フィルター径 φ82㎜ φ82㎜
最大径×長さ 87.6 x 136mm φ88㎜ × 107.6㎜
質量 886g
備考 OS 3.5段分
電磁絞り
簡易防塵・防滴
撥水・防汚コート
MC-11対応
USB Dcok対応

高性能で魅力的な選択肢ですが、何しろ価格が高い(他社と比べるとニコンE型くらい)。他の選択肢もないのでα7ユーザーで頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

シグマArtはMC-11に対応しているので、そんな悩めるα7ユーザーの貴重な選択肢。ただし、基本的にAF-Cに対応していない(使う事は出来るが理想的なスピードが出ない)ので動き物は不得手。そういうニーズには素直にGMをチョイスした方が後悔しないかと思います。

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD

SP 24-70mm F/2.8 Di VC USDの特設ページはコチラ

SP 24-70 24-70 Art
レンズ構成 12群17枚 14群19枚
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最小絞り F/22 F22
最短撮影距離 0.38m 37cm
最大撮影倍率 1:5 1:4.8
フィルター径 82mm φ82㎜
最大径×長さ Φ88.2×108.5mm φ88㎜ × 107.6㎜
質量 825g
備考 簡易防滴
防汚コート無
手ぶれ補正
OS 3.5段分
電磁絞り
簡易防塵・防滴
撥水・防汚コート
MC-11対応
USB Dcok対応

キヤノンやニコンの純正レンズの価格を考慮すると非常にリーズナブルな大口径ズームレンズ。

厳しい目で見ると四隅の画質やAF精度、堅牢性で純正に分があるものの、その差は大きいものでは無い。ズームレンズには程よい投資で済ませ、単焦点レンズや他の機材に余力を注ぎ込むには良い選択肢。

注意点は、防汚コートが無かったりやTAP in Consoleに対応していないなど、最新タムロンレンズと比べてやや機能性に劣る点。特にサードパーティ製の宿命であるAF精度の不安定さをカバーするTAP in Consoleに対応していない点は痛い。

そういう点を考慮するとシグマArtが多少高くても無難な選択肢。

更新履歴

  • 2017.7.9:Flickr・PHOTOHITO・フォトヨドバシの作例を追加しました。
  • 2017.7.6:KASYAPAを作例に追加しました。
  • 2017.7.5:Lenstipを作例に追加しました。
  • 2017.7.4:PhotographyBlogの作例を追加しました。リンク先でオリジナルデータを確認できます。中々良さそうですねえ
  • 2017.6.30:八百富写真機の作例を追加しました。
  • 2017.6.23:国内で予約販売が開始されました。キタムラではすでに出品されています。
  • 2017.6.22:明日から予約開始、7月7日発売とのこと。15万円前後になりそうですねえ。
  • 2017.6.20:国内の情報サイト曰く23日に予約開始(かもしれない)との事。
  • 2017.6.14:The Digital Pictureが「6月22日 午後1時(日本時間)」に予約開始と発信しています。いよいよですねえ。海外のB&Hという専門サイトがソースですが、日本国内で同時刻に予約開始されるかはまだ未定です。
  • 2017.6.11:発表より時間が経過しましたが、もう間もなく発売日が決定するかもしれません
  • 2017.2.23:参考サイトにDPREVIEW Hands onを追加
  • 2017.2.21:公式発表、公式サイトへのリンク、レンズデータに仕様を追加
  • 2017.2.18:ページを作成。2017 CP+にて発表後にレンズ情報を追加していきます。

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