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Samyangレンズ カメラ レンズ

軽くて安くて描写よし AF 35mm f/2.8 FE 交換レンズデータベース【評価・作例】

更新日:

  • 2018-03-15:レビューにDpreview インプレッションを追加しました。
  • 2017.12.7:Lenstipを参考サイトに追加しました。
  • 2017.11.6:作例にPHOTOHITOを追加しました。
  • 2017.10.4:作例にKASYAPAを追加しました。

データベース

レンズの特徴

中央解像力 開放 良好 周辺解像力 開放 まずまず良好
中央解像力 ピーク とても良好
F4-F5.6
周辺解像力 ピーク 良好
F4-F8
軸上色収差 軽微 倍率色収差 とても良好
球面収差 問題無し コマ収差 目立つ
非点収差 とても良好 歪曲 糸巻き 中
周辺減光 開放 3段 逆光耐性
AF まずまず良好 MF回転角 電子制御式
最大撮影倍率
最短撮影距離
0.12倍
0.36m
手ぶれ補正
フィルター  49mm・40.5mm 重量  108.1g
ボケ傾向 前ボケ…滑らか、後ボケ…滑らか、
玉ボケ…滑らかだが口径食影響大
備考

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競合レンズ

レンズデータ

レンズ仕様

MTFチャート

レンズ構成図

紹介動画

Kenko/Tokina:フードとフィルターの装着について

海外の評価

Sony Alpha Blog:ボケや発色で純正に劣るがコスパ良好

  • プラスチック素材で良好に作られた鏡筒だが、金属製のFE35mm F2.8 ZAとは比べ物にならない。
  • フォーカスリングは滑らかだ。
  • シャープネス:
    ・中央:F2.8で良好、F4でさらに良くなりF8まで安定する。F11で少し低下する。
    ・四隅:あまりシャープでは無いが、F8まで絞ると中央から周辺部は一貫したシャープネスとなる。
    Loxia 2/35ほど良くない。
    Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAほど良くない・
    Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAと同程度だがコントラストは劣る。
  • 周辺減光は絞り開放で大きく、FE35mm F2.8よりも悪い。そしてLightroomにレンズプロファイルがまだ存在しない。
  • 色収差はLightroomで良好に補正出来る。
  • 歪曲は無視できる程度だ。
  • ボケと色描写は本レンズの弱点だ。Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAは2.5倍ほど高価だが、この点で納得できる。

本レンズはとてもお手頃な価格で良好な35mm単焦点だ。しかし、個性に欠けてボケ描写に苦しんでいる。

もし絞り開放のボケ描写を重要視するのであればSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの価格設定を受け入れるべきだろう。

もしコスパ重視であれば本レンズの価格設定はとても素晴らしいものとなるはずだ。

Lenstip:光学性能は高価なSonnarよりも良好だが…

  • このレンズは85gと非常に軽く、素晴らしく小さいレンズである。鏡筒の材質の多くはプラスチックだ。
  • レンズマウントは金属製であり、プラスチックでは無い。
  • 製造国は韓国だ。
  • フォーカスリングは電子制御式でとても正確なフォーカシングが可能である。リングを高速で回転させたとしてもピント距離全域を移動するためには180度回転させる必要がある。
  • 電子接点を持つ電子制御のレンズであることから、被写界深度指標やピント距離表示は存在しない。
  • 中央解像は絞り開放から既に52lpmmを超える良好な結果だ。これはより高価なSonnarより少し良い。さらにF5のピーク解像時もSonnarを上回っている。
  • レコードを破るような解像性能では無いが、小型F2.8のレンズでそれを期待するのは愚かなことである。より高価なライバルを上回るシャープネスであると言うことが重要だ。
  • APS-Cフレームにおける絞り開放の解像性能は良像の基準値を僅かに上回る程度だ。しかし、絞ることで急速に改善し、F5.6-F8で50lpmmを超える結果となる。これはSonnarよりも遥かに高い。
  • フルフレームの端における解像性能は絞り開放で40lpmmを少し下回るが、F3.2で良像の基準値に達し、F3.5で48lpmm近くとなる。これはSonnarよりも15lpmmほど解像性能が高い。
  • 解像性能ではライバルと比べて明らかに優れている。より安価、小型、軽量でSonnar 35mm F2.8より絞り値・フレームに問わずだ。
  • 軸上色収差の問題は全くない。絞り開放で僅かに色づきが発生するが、実写で目立つことはまずないだろう。
  • 倍率色収差は軸上色収差と同様に見事な結果だ。
  • 球面収差の影響は確認できない。
  • 歪曲は僅かな樽型でSonnarの歪曲収差と比べて同程度である。
  • コマ収差はAPS-Cフレームで問題無いが、フルフレームの隅では目立つ。1段絞ることで大きく改善するが、まだ残存している。このカテゴリはSonnar 35mmが唯一優れているポイントだ。
  • 非点収差は我々の測定で5.7%と非常に良好な結果だ。Sonnarは14%と大きい数値である。
  • ボケは感心しない結果だ。玉ボケに同心円状のリングが発生し、四隅は口径食によって変形する。
  • フルフレームにおける周辺減光は深刻だ。絞り開放で2.91段の減光が発生する。これはSonnarよりも少し多い量である。これはF16まで絞っても1段ほど減光が残存するほどだ。
  • 逆光耐性は平均的な結果だ。クリティカルな問題が無いのは間違いないが、決して完璧では無い。
  • オートフォーカスは静かでとても高速だ。ピント距離全域を移動するのに約0.5-0.6秒ほどである。
  • 焦点移動の傾向は無い。

AF 35mm f/2.8 FEの長所…

  • とても良好な中央画質
  • APS-Cフレームの良好な画質
  • まずまず良好なフルフレーム端の画質
  • 軸上色収差が小さい
  • 倍率色収差がとても小さい
  • 球面収差の問題が無い
  • 穏やかな非点収差
  • まずまずのオートフォーカス

AF 35mm f/2.8 FEの短所…

  • 鏡筒は特にしっかりとしたものでは無い
  • コマ収差が目立つ
  • 大きな周辺減光

このレンズは大部分においてより高価なライバル「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」に勝利している。これだけで本レンズを薦めるのに十分な理由となるはずだ。

しかし、鏡筒はとても繊細で不安になる造りだ。数年間使い込んで同じ性能を維持するんは難しいかもしれない。

とは言え、このレンズはミラーレス一眼にとって良く似合う小型で軽量で安価なレンズだ。本レンズとSonnarの二択を迫られたときに私ならばリスクを承知でSamyangを選ぶだろう。多くのソニーFEユーザーも同じ決断をするはずだ、と私は考えている。

The Phoblographer:シャープネス・ボケ・色、全てが素晴らしい

  • このレンズはソニー「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」と非常によく似ている。
  • 古いSamyangレンズを知っている人はレンズの造りを不安に感じるかもしれない。しかし、このレンズはそんなイメージを覆すだろう。キヤノンやツアイスに似た造りである。
  • 防塵防滴仕様では無い点は注意して欲しい。
  • このレンズには被写界深度指標が無い。主にオートフォーカスを前提としたレンズだが、ソニーのピーキングを使ったマニュアルフォーカスが可能だ。
  • オートフォーカスの正確さは低照度で使う場合に「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」よりも劣っている。瞳AFを使用しても目にピントが合わない。しかし、屋外の明るい状況ならば非常に高速だ。
  • 画質はシャープネス、ボケ、色描写、全てが素晴らしいと認めなければならない。一部の人は「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」の方が好みかもしれないが、見分けることは難しいだろう。
  • ボケはクリーミーだが、F2.8なのでボケ量はそれほどでもない。
  • 私が使った限りでは色収差の問題は何もない。
  • このレンズの色描写は典型的なSamyangカラーだ。シグマとは対照的。
  • シャープネスは「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」よりも少しシャープだ。しかしこれは間違っているかもしれない。MilvusやF1.4 ZAほどシャープでは無い。

好き:誇張しすぎない解像力と彩度・十分高速なAF・コンパクト・手頃な価格

嫌い:非防塵防滴

このレンズは非常に素晴らしい。ZAよりも明らかにシャープだが、AFや防塵防滴仕様では劣る。

しかし、この価格で売り出されたらこのレンズについて不満を述べることは無いはずだ。もう少しAFが速ければ本当にトップに躍り出るようなレンズである。

Focus Numerique

  • このレンズは僅か90gでありとても軽量だ。そして僅か3cmと非常にコンパクトである。α7・9シリーズに装着し、長時間の手持ち撮影に適している。
  • レンズ本体は主にプラスチック素材だが、バヨネットマウントは金属製だ。レンズの造りはかなり良好。
  • マニュアルフォーカスリングは唯一操作する部分だ。とても快適で正確、そして滑らかだが距離指標やハードストップは存在しない。
  • 解像力テストでは絞り開放からとてもシャープな画質を生成する(α7R IIを使用)。4200万画素のカメラでもレンズの解像力が負けていないことには驚いた。
  • 絞り開放付近において、極端に隅の解像力がとても低い。絞ると改善し、F8~F11まで絞り込むことで非常にシャープな画質となる。
  • 競合するソニーFE35mm F1.4 ZAやLoxia 35mm F2と比べて中央から周辺画質の均一性に優れている。
  • このレンズの周辺減光はほとんど全ての絞り値で確認できる。F2.8ではとても目立ち、F8まで絞ると控えめになる。
  • 歪曲はとても控えめであり、無視できるレベルだ。

Samyangはすでに2つのソニーEマウント用レンズを登場させ、我々はそれに魅了されている。そして、このレンズもまた素晴らしいレンズであることに間違いない。

このレンズの絞り開放値はF2.8であり、そこまで大口径ではない。しかし、コンパクトなサイズとソニーツアイスが真っ青になる画質を持っている。

特に中央は絞り開放から優れた画質レベルを持っている。絞り開放において中央と端の画質に均一性が無いものの、十分使いこなすことがでいるものだ。

オートフォーカスは電撃的な速度では無いが、この手のレンズとしては実用的と言える。歪曲がとても小さいのは利点だが、周辺減光はとても大きい。

最も印象的なのは90gの重量と3cmのレンズ全長だ。そしてレンズの造りは悪くなく、問題はない。

端的に言うと、コンパクトさが最優先の35mmを欲しいのであれば、これは遠慮なくオススメするレンズだ。

長所:軽量・コンパクト、絞り開放からの中央解像力のレベル、中央から周辺部までの画質均一性、低い歪曲

短所:絞り開放F2.8、距離指標が無い、中央と端の画質に差がある、全ての絞り値で周辺減光がある

ePHOTOzine:安くて写りの良いレンズ

  • このレンズのフードは特殊だ。49mmのフィルタースレッドを囲むバヨネット式のフードはとてもコンパクトで中央には40.5mmのフィルタースレッドを設けている。とても浅いフードに見えるが効果的な遮光性だ。
  • マニュアルフォーカスリングはこのレンズでただ一つの操作部だ、電子制御式のフォーカスリングは滑らかに動作する。AFがとても優れているのでMFの必要性は軽減されている。
  • AFは確実でとても静かな動作だ。
  • レンズの全体的な仕上がりは優れている。α9とのバランスは良好でストリートフォトや旅行に最適なコンパクトスタイルとなる。重量は85gとかなり控えめだ。
  • 解像力は高次元なレベルだ。中央は絞り開放からF16まで優れており、F22でもとても良好な性能だ。四隅はF2.8でまずまずなシャープから始まりF4まで絞るととても良好となる。F5.6~F16までは素晴らしい性能でF22で再びとても良好な性能となる。F5.6以降の絞り値ではフレーム全体でとても均一な画質だ。
  • 色収差は適切に補正されている。部分的に確認できるが大きくは無い。
  • 歪曲は僅かでー0.45%の樽型だ。これはおそらくほとんどの場合で修正が必要無い数値だ。
  • フレアはとてもよく低減されており、とてもシビアな状況であったとしても目立たない。このような小さいレンズフードでこの効果を達成しているのは見事だ。
  • シャープさとボケの滑らかさのバランスはとても良好だ。

このレンズは本当に素晴らしいレンズだ。メカ的品質は優れており、AFは高速で正確、そして素晴らしパンチのある発色だ。良好なパフォーマンスであり、控えめな価格設定を考慮すると非難するのは難しい。耐候性やフルタイムマニュアル機能は無いが、このレンズには別の面で魅力的だ。

長所:優れたシャープネス、低色収差、低フレア、高速で正確なAF、小型軽量、素晴らしいボケ、良好な価格設定

短所:AFモードでフルタイムマニュアル機能なし、耐候性なし

更新履歴

  • 2017.9.3:The Phoblographerをレビューに追加しました。
  • 2017.8.23:参考サイトにデジカメwatch レビューを追加しました。
  • 2017.8.5:kakaku.com口コミを追加しました。
  • 2017.7.26:The Phoblographerを作例に追加しました。
  • 2017.6.30:国内での発売決定をうけてページを作成しました。

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