とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

PENTAXでフルサイズ対応望遠マクロを買うならどれだ?定番3種から考える

   

フルサイズ対応の中望遠マクロレンズならどれだ?

PENTAX系列=Kマウント一眼機でフルサイズの開発が公表されてから、フルサイズ熱が上がってきた。特にフルサイズのイメージサークルに耐えうる現行 レンズでのラインナップは少ない。10年前のFALimitedレンズ群や、フルサイズでも一応使えると非公式な情報でのDA★55mmやDA70mm、 ★300mmだったりしかないのでD FAレンズのラインナップの充実は急務。その中でも、こと望遠マクロレンズに限って言えば、サードパーティ製を含めてフルサイズ対応のレンズは純正、タムロン、シグマと充実している。お値段もソコソコ(ま、古い設計のレンズだしね)で購入出来るのでフルサイズを検討している方は既に目星をつけているかもしれない。

本日は、2ヶ月に一回やってくる病気(マクロ熱)に再び侵されてしまい、再度マクロレンズに手を出すならどれだ?ってお話です。

TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di Macro (Model 272E)

PENTAX K-3 / Tamron SP AF 90mm F/2.8 1:1 Di Macro 272E

PENTAX K-3 / Tamron SP AF 90mm F/2.8 1:1 Di Macro 272E

272E(タムキュー)はその柔らかいボケ味から、過去から現在に至るまで色褪せぬファンが多い。AFとMFの切替方法も特殊でフォーカスリングを前後させる事でシームレスな切替を行うことが出来る。私も1ヶ月前まで所有していたのだけども、マクロの世界をちょっとかじって飽きてしまったので手放してしまった。今思えばもうちょっと手元に置いといても良かったかな…。

その当時に使用していても90mmでF2.8と言うのは常用する分にも面白いボケ方をするので楽しいと感じた。レンズの味や癖を楽しみたいのならこちらだ。フルサイズ対応なのでPENTAXフルサイズを待ちわびて買ったとしても損ではない。デメリットとしてはフォーカス移動に際してフードごとにょーんと伸びる点。ちょっと邪魔臭い。また、前玉が鏡胴の奥深くに存在するのでレンズの手入れがしずらかったりする。フードを付けなくていいくらい深い。

tam9-02-06

絞りリングも存在するので、古いリアコンバーターを装着すれば2倍マクロでもしっかり絞って撮影する事が出来る(が、暗すぎて写真は開放で撮ったけど)。180mmで2段暗いレンズになるので扱いは難しい。が、手振れ補正の利くPENTAXでは焦点距離を180mmにセットしてやれば手振れ補正を利かして撮影する事が出来る。中古であれば2万円台で、状態に良し悪しでは2万円を切る値段でも取引があるので、手軽に等倍マクロを楽しんでみたいのであればこのレンズは最適だ。

タムキュー関連の記事:マクロの世界2倍マクロの世界

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SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 272E 新品・中古情報
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SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG

シグマ公式より

シグマ公式より

シグマの70mmF2.8は使ったことが無いので言及は避けるが、タムキューの柔らかさに比べると正反対に位置する「カミソリマクロ」らしい。70mmと言う画角から、90mmや100mmよりは広く写す事ができるので、被写体をふんわり包み込むというよりは、ちょっと絞ってカッチリ切り取ると言った使い方の方がしっくりくるかもしれない。また、そのレンズの描写傾向から花と言うよりは人工物などを写すほうが得意かも。まあこれはシグマレンズ特有の傾向なので、シグマの描写が好きであればこれだ。もちろんこちらもフルサイズ対応。

タムロンの描写よりもシグマの描写が好みと最近分かったのだけども、純正DFA100mmもどっちかと言えばカッチリ系の描写。おまけに簡易防滴とクイックシフトフォーカスがついてこのレンズより価格が安い。このレンズをあえて選ぶとすれば、カリカリシャープな画が好みで解像度命と言ったところ。あとは焦点距離が90mmや100mmでは長すぎる場合などが考えられる。DA70mmが存在するので、あえてマクロレンズでこちらを選ぶか、DA70mmと90mmや100mmのマクロレンズを買うかは迷いどころ。

生産終了品なので、

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MACRO 70mm F2.8 EX DG 新品・中古情報
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smcPENTAX-D FA マクロ 100mm F2.8 WR

リコーイメージング公式より DFAmacro100mmF2.8

リコーイメージング公式より DFAmacro100mmF2.8

知ってる人は知っている、持ってる人は持っている、 PENTAXでは定番のマクロレンズだ。周辺の焦点距離にはタムロンのSPAF90mmF2.8Di(272E)だったり、SIGMAの70mmF2.8だったりと有名レンズが居並ぶ中で、純正な らコイツ。使いやすい焦点距離と簡易防滴やクイックシフトフォーカスシステムなどマクロで使い易いレンズに仕上がっている。 純正で「DFA」が冠しているレンズで最安値がDFA50mm、次点がこのレンズだ。DFA50mmも使いやすい焦点距離とクイックシフトフォーカスは存在するのだけども、SPコーティングと簡易防滴が無い。

特に私は天候の悪かったり雪が降ったりするとこに住んでいるので防滴機構はかなり重視する。加えて3つレンズの中では焦点距離が一番長いので撮影距離をとり易い。その分ブレたり、フレームに収め難かったりするのだけどね…。しかし、以前に記事にしたように、簡単にボケを得るためには焦点距離は長い方が良い!と言う安直な持論があるので、100mmF2.8はぼかし易さで一歩リードする。

実を言えば今日の夕方にでも玄関の扉を叩いて佐川急便が届けに来る予定だったりする。これでマクロ熱が冷めればいいのだけどね!

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スペック比較表

D FA100mm SPAF90mm MACRO70mm
焦点距離 100mm 90mm 70mm
F値 2.8 2.8 2.8
構成 8群9枚 9群10枚 9群10枚
絞り羽根 8枚 9枚 9枚
最短撮影距離 0.303m 0.29m 0.257m
フィルター 49mm 55mm 62mm
重量 340g 400g 525g
公式 リコペン タムロン SIGMA
特徴 QSFS
SPコーティング
簡易防滴
FREEシステム
アルミ外装
F5.6まで円形絞り
SPシリーズ
ワンタッチ切替
樹脂による軽量化
EXシリーズ
生産終了品

焦点距離が長くても一番軽かったりする純正のDFA100mm。ま、この中でも一番新しい(2009年)レンズなのでそれなりに機能性は盛り込まれているということだろうか。MACRO70mmは生産終了品なので新品の価格は上がっている。買うのであれば中古やオークションで探してみよう。
タムキューはやはりボケ味とワンタッチ切替が光る。

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