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タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD F017 交換レンズデーターベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2018-12-10:年末セールで購入したのをいい機会としてページを全体的に更新しました。

データベース

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Canon
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SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD Nikon
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SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 USD Sony
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丸型フード?HF017
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レンズキャップ ?CF62II
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TAP-in Console Canon
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TAP-in Console Nikon
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フィルター購入早見表
プロテクト C-PL ND ソフト
X-CAP

レンズデータ

モデル名 F017
焦点距離 90mm
明るさ F/2.8
画角(対角画角) 27°2'
(35mm判フルサイズ一眼レフカメラ使用時)
17°37'
(APS-Cサイズ相当デジタル一眼レフカメラ使用時)
レンズ構成 11群14枚
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 1:1
フィルター径 φ62mm
最大径 φ79mm
長さ* 117.1mm (キヤノン用)
114.6mm (ニコン用)
質量 610g (キヤノン用)
600g (ニコン用)
絞り羽根 9枚(円形絞り)**
最小絞り F/32
手ブレ補正効果 3.5 段 (CIPA規格準拠)
キヤノン用:EOS-5D MarkIII 使用時、ニコン用:D810 使用時
標準付属品 丸型フード、レンズキャップ
対応マウント キヤノン用/ニコン用/ソニー用***
希望小売価格 90,000円 (税抜)

紹介

前モデル『SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004)』からデザインと機能性を強化したタムロンのマクロレンズ最新モデル。

タムロンの90mmといえばとても有名で伝統のあるシリーズ。初代「タムキュー」が1979年に登場して以来、幾度と無くリニューアルを施されてきた。旧モデル『F004』で手振れ補正が搭載された他、XLDレンズや新開発のeBANDコーティングが採用されてより現代デジタル向けの高解像となっている。

さらに本レンズでは手振れ補正の中でも「シフト振れ」に対応する数少ないレンズとなり、さらに簡易防滴だった耐候性を防塵防滴まで引き上げてよりハードなロケーションに耐え得るものにしている。さらにレンズ前面にはタムロンの最新レンズで導入が進む「防汚コート」が施されているので、ラフな使い方をしてもメンテナンス性が良好な点も見逃せない。

また、ソフトウェアによるオートフォーカスの高速性や精度は向上、デザインは現行のSPシリーズに変更されているなど旧モデルからの変更点は多い。

キヤノンには同じくシフト振れに対応する『EF 100mmF2.8L マクロ IS USM』が存在する。比較してやや高価なものの、デジタルレンズオプティマイザで色収差の効果的な補正が出来る事を考えると魅力的な選択肢の一つ。

ニコンは『AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED』というレンズが存在する。設計がやや古いものの、ナノクリスタルコートの採用やインナーフォーカス機構など競合レンズに遜色ない性能を持っている。

同じくサードパーティ製として『MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM』がシグマから発売されている。解像力はキヤノンやニコンの純正にやや劣るものの、手振れ補正を搭載した上でややお手頃な価格で手に入る。インナーフォーカスでは無いので鏡筒が伸びる点に注意。

マクロレンズとしては初となる「TAP-in Console」に対応している。レンズのファームアップデートからオートフォーカスの精度調整、VCの効き目調整などが可能な点は他のレンズには無い特徴だ。

関連レンズ

海外の評価

Dustin Abbott

  • タムロン新SPシリーズのデザイン言語はとても素晴らしい。とても現代的かつ上品だ。
  • 旧モデルと比べて顕著に頑丈となり、シグマArtシリーズを連想させる水準である。
  • 従来よりも徹底した防塵防滴仕様を備えており、マウントのみならず、スイッチ、フォーカスリングなど重要な部分にシールが施されている。
  • F004からのサイズ・重量増はビルドクオリティの改善点を考慮すると十分価値のあることだ。
  • あるインドのフォトグラファーは厳しい環境での使用でEF100Lの絞り羽根が故障してしまった。彼は他のフォトグラファーでも同様の問題が発生していると述べ、キヤノンを売却しこのレンズに乗り換える予定だそうだ。
  • フィルタースレッドでさえ金属製だ。しかし、従来通り62mmとマイナーなフィルター径を採用しているため、他のレンズとフィルターを共有することが出来ない。
  • スイッチは旧モデルよりも優れたデザインだ。
  • 日本設計・日本製造だ。
  • オートフォーカスの精度は一貫している。
  • レンズ構成はF004と同じだが、いくつか重要な改善点により僅かに画質が優れている。元から優れた画質だったが、僅かにコントラストが改善されている。
  • ボケは全体的にとても良好だ。EF100Lとほぼ同じである。
  • 逆光耐性は優れている。コントラストはEF100Lと比較して良好だ。
  • EF100Lに劣っているポイントは光透過である。タムロンで同じヒストグラムを得るためには約半段ほど増加させる必要がある。
  • 私の個体の問題かもしれないが、手振れ補正が少しうるさい。

SP90mm F2.8 Di VC USD F017は多くのフォトグラファーが必携する価値のある偉大なレンズだ。

長所:大幅に改善されクラスをリードするビルドクオリティ・防塵防滴・6年保証・純正に匹敵するAF・Tap in Consoleでカスタマイズが可能・手振れ補正は特にマクロで効果を発揮する・前モデルと比べて値上がりしていない

短所:光透過がEF100L IS Macroに劣る・手振れ補正ユニットが少しうるさい

ePHOTOzine

  • フォーカスはとても正確だが、AFリミッターオフの状態でAFが迷うと復帰まで時間がかかる。
  • 手振れ補正は安定するまでに1秒ほどかかる。このためアクション撮影時は切っておいたほうが良いだろう。また、三脚で使用する時もオフを推奨する。静止した被写体ではとても効果的だ。マクロレンズでここまでオートフォーカスが楽しいレンズは初めてだ。
  • レンズは大きいがEOS 6Dとのバランスは良好だ。
  • 全ての操作は滑らかで信頼できる。
  • シャープネス:
    ・F2.8-F16まで中央も隅もexcellentだ。
    ・中央のF4-F5.6のみoutstandingまで向上する。
    ・F22は回折の影響を受けるものの、フレーム全域でvery goodだ。
    ・F32はgoodだが、比較するとsoftさは目立つ。
  • 色収差はとても良好に補正されている。
  • 歪曲はー0.00607%とゼロに近い。
  • 逆光耐性は十分だ。最も過酷な状況ではフレアが発生することもあるが、そのような状況は意図して作らないと難しい。
  • 手振れ補正は実写で3段の効果が確認できた。近距離でもAFと手振れ補正はどちらもうまく動作する。
  • オートフォーカスは静かでとても高速だが、迷うと時間がかかる。フルタイムマニュアルに対応しているためMFに切り替える必要は無い。
  • ボケはとても心地よいが開放F値がF2.8のためボケ量は少ない。

長い歴史を持つタムロン90mmの頂点に立つパフォーマンスと使い勝手であり、レガシーを巧く継承している。

長所:優れたシャープネス・静かで高速なAF・効果的な手振れ補正・とても良好に補正された色収差・優れた逆光耐性・歪曲がほとんどない・美しいボケ・5年保証

短所:マウントが限られている・時折AFが迷う

Lesnumeripque

  • 新SPシリーズらしくエレガントで落ち着いたデザインに金属製鏡筒で防塵防滴を備えている。
  • 約600g・12cmの全長は長時間の手持ち撮影が可能なサイズだ。
  • フォーカスリングの動作は完璧に近い。回転角は大きく、特に0.3-1.0mで精度の高い操作が可能である。
  • 周辺減光はF2.8-F5.6まで発生するが、それ以降は解消する。
  • 歪曲はない。
  • とても心地よいボケだ。
  • 手振れ補正により1/25秒まで安定した。これは2EVに相当する補正効果だ。
  • EOS 5Ds Rを使った光学性能チェック:
    ・シャープネスの水準はとても高く良好だ。5千万画素を恐れる必要が無いレンズである。中央は特に見事でF11までは一定だ。F11以降は回折で急速に落ち込むためF11以上はおススメしない。
    ・中央と隅の均質性はF2.8で悪いものの、絞るにつれて均質的となる。
    ・解像性能のピークはEF100L・FE90と比べて優れている。タムロン>キヤノン>ソニーだ。しかし、タムロンとキヤノンは中央と隅の均質性で苦しんでおり、この点でソニーはピークの解像性能は悪いが均質性は良好だ。
    ・どのレンズも素晴らしいものであることは違いない。

長所:ビルドクオリティと操作性・防塵防滴・手振れ補正・光学性能・F2.8の中央画質

短所:絞り開放では中央と隅の均質性が悪い・F2.8の隅で発生する僅かな色収差・周辺減光はF5.6まで・マクロで1段、普段使いで2段となる手振れ補正

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