【評価・作例】凋落のαAに光を差し込んだαZeiss『Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II』

• 2016.10.23：α99 IIが登場したのでαAレンズのデータベースを再編中。ついでにこのレンズの諸リンクを追加。とは言ったものの、ユーザーが少なく海外サイトにおいても取り扱うところは少なかったり…。

凋落の一途を辿るかに見えたαAマウントに一筋の光を注ぎ込んだ大口径広角ズームレンズ。α99以降、αAマウントにフルサイズ対応モデルが登場しなかったので、まさかAマウントで新型レンズを出すとは思わなかったユーザーが多いことだろう。

しかもツアイス銘のついた大口径広角ズームだったりして、嫌が応にも期待せざるを得なくなる展開だ。

（追記）これが確かな前兆だったのだろうか。2016年10月にスーパースペックのα99 IIが爆誕。

「続けちゃうの？Aマウントを続けちゃっていいの？」

と問いかけたくなるレンズ。α77II以降、新ボディ・レンズをリリースしていないαAマウントをよそに兄弟マウントの「αE」は続々の豪華ラインナップ。

特にフルサイズαAマウントユーザーは乗り換えしちゃった人も多いのではないだろうか？α99、α900ユーザーは次期フルサイズ機を切に願いつつ、このレンズを買うか買わまいか悩むことだろう。（追記：くどいようだが、α99 IIが登場した！）

大口径広角ズームの2世代目ということで、コーティングの性能向上やオートフォーカス性能の向上（公式には4倍高速になったらしい）と防塵防滴に配慮しなど機能性に優れる贅沢なレンズへ。撮影出来るシチュエーションが増えたと言うことは、それだけシャッターチャンスに強いレンズと言うことに他ならない。

あとはαAマウントの存続を信じてカートの中にぶち込んだこのレンズをお会計まで持っていくだけだ。

嬉しい悩みとして、同時期にタムロンの15-30mmF2.8のαAマウント用が登場。現行の各社F2.8広角ズームの中でも性能が良好で、価格は純正の半値だったりするコスパに優れるサードパーティ製。