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オリンパス時代に中判カメラを検討していたという信ぴょう性の低い話

43RumorがOM SYSTEM関連の噂情報を発信。とあるソースが「オリンパスが中版フォーマットを検討していた」、「OM SYSTEMがプロジェクトを継承している」という信ぴょう性不明の情報について耳にした模様。

43Rumors:SUPER WILD: OM Digital had a discussion about going medium format

私はある情報筋から、2年前にOMデジタルが異なるセンサーサイズを持つ新しいタイプのカメラの開発を検討していたと聞いた。その中には、中判への切り替えを中心とした案もあったという。情報筋の話は以下の通りである:

  • OMDSによる新しい製品ラインに関して、エンジニアリングサンプルによるテストが行われている。
  • カメラには4:3比率の大型積層型センサーが搭載されており、中判センサーのように見える。
  • OMは2018年に未完成のままオリンパスの経営陣により中止された中判プロジェクトを再び手に取ったようだ。
  • EM1Xのプロトタイプボディは、もともと中判用に設計されたものだった。
  • 私の情報は、OMDSともう一人の技術系の人物、2つの情報源から得たものである。
  • この新フォーマットは現在も進行中のプロジェクトであり、OM SYSTEM製品の一部となる可能性があるとも聞いている。

ただし、これは最終製品になるとは思っていない。おそらく、市場の可能性を探るための一般的な調査の一環にすぎないのだろう。

OM-D E-M1Xはミラーレスカメラとしては珍しい縦位置グリップ一体型モデルとして2019年に登場しました。キヤノンやニコン、パナソニックがフルサイズミラーレスに参入して間もない頃です。

ソニーα7シリーズの存在感が徐々に増していた頃でもあり、大型センサーを搭載したミラーレスカメラの開発は各社が意識していたことなのかもしれませんね。2017年には44×33mmセンサーを搭載した「FUJIFILM GFX 50S」「Hasselblad X1D-50c」の登場が話題となりました。

オリンパスが大型センサーの可能性を探っていたとしても驚きませんが、E-M1Xのプロトタイプが「もともと中判用に設計された」というのは眉唾の話。縦位置グリップ内蔵のE-M1Xがマイクロフォーサーズの理念に合わないと感じる人は多かったと思いますが、その後に登場を控えていた「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」を意識したデザインだと思います。
2019年の時点でロードマップに掲載されていた)

あくまでも望遠レンズを装着したスポーツ・野生動物での運用を考えたカメラだったのかなと。OM SYSTEM時代にオリンパスのプロジェクトを継承したというのはさらに荒唐無稽。
(本物の44×33mmセンサー搭載モデルと比較した画像が以下の通り)

とは言え、APS-C/フルサイズが高価格帯へシフトする中、OM SYSTEMがマイクロフォーサーズ一本鎗で戦うのは厳しいはず。大型センサーを検討する気持ちは分からないでもないですが…。

レンズを一から揃える必要がある44×33mmセンサーを今から導入するとは思えません。そもそも、OMデジタル移行後に光学系の新しい特許を全く見ていません。可能性があるとしたら(レンズ群を共有できる)ライカLマウントシステムでしょうか。

OM-D E-M1X
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噂のまとめ

交換レンズ

  • レンズロードマップ
    ・PRO 望遠ズーム(70-200mm F2.8 IS PRO?)

参考:ロードマップ

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