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非常に高価だが優れた性能と操作性|RF600mm F4 L IS USM

Digital Camera Worldがキヤノン「RF600mm F4 L IS USM」のレビューを公開。優れた光学性能と評価しつつ、高価なので一般人はレンタルが現実的な選択肢と言及。大型フードは風の影響を受けやすいとのこと。

Digital Camera World:Canon RF 600mm F4L IS USM review: Pricey yet indispensable optic for professional sports and wildlife photographers

  • 外観:EF 600mm F4L IS III USMをベースとしており、RF版は外観に大きな違いはない。直径17センチのレンズ先端にはゴム製リングがあり、地面に垂直に立てても安心。専用のパッド入りポーチとE-185C布製レンズキャップが付属。
  • 構造:ドロップインフィルター用スロットを備え、52mmプロテクトフィルターが付属。三脚座には1/4インチおよび3/8インチネジ穴があり、内側はパッド付きでハンドルとしても使える。ストラップは三脚リング突起部に装着可能。三脚リングは360度回転し、90度ごとにクリック音がする。RF1.4xおよび2xテレコンバーターに対応し、840mmおよび1200mmに延長可能。
  • 携帯性:重量は3090g、サイズは約47×17センチと大型であるが、バランスの良い設計により見た目ほど重さを感じにくい。大型のレンズフードは風の強い日には風を受けやすく、注意が必要である。
  • 操作性:コントロールスイッチは左手側に分かれて配置されている。手ぶれ補正モード切替、補正ON/OFF、フォーカスプリセット関連、ユーザー設定可能な機能ボタン4つを搭載。AF/MF切替スイッチと3段階のフォーカスリミッターも装備され、撮影者の意図に応じた操作性が確保されている。
  • AF:AFは俊敏で、動きの激しい野鳥撮影にも十分追従した。風による予測不能な動きにも高い精度で対応できた。
  • MF:記載なし。
  • 手ぶれ補正:EF版よりも0.5段分向上し、最大5.5段分の補正効果がある。ボディ内手ぶれ補正搭載のEOS Rシリーズと組み合わせることで、さらに補正効果が高まる。
  • 解像性能:絞り開放からF11まで非常にシャープで、トリミング後も細部が鮮明に保たれる。画面全体で解像力の一貫性が高く、非常に優れた性能を示す。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:記載なし。
  • 色収差:色収差は完全に消えるわけではないが、実用上問題のないレベル。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:超望遠の高級レンズにふさわしく、歪曲はほぼ皆無。
  • 周辺減光:記載なし。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:ASCおよびSSCコーティングにより、F4開放でもフレアや歪みを最小限に抑制。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集
  • 総評:価格は13,999ドルで、一般向けとは言い難い。しかし、プロスポーツや野生動物写真家にとって、長焦点と大口径の組み合わせは理想的な必携ツール。それ以外のユーザーにはレンタルが現実的な選択肢。AFと手ぶれ補正はいずれも安定しており、熟練者が正しくセットアップすれば、支柱なしでも極めてシャープな画像が得られる。絞り開放では、見事なボケで美しい描写が得られた。操作性と性能の両面で高く評価されるレンズ。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考:記載なし。

もともと一眼レフ用に設計されたレンズですが、EOS Rシステムでも良好に機能するようです。AFはミラーレス用レンズで一般的なNanoUSMやVCMではなく、リングタイプの超音波モーターを使用。しかし、AFは俊敏で、動きの激しい野鳥撮影にも十分追従する模様。

EF600mm II と比べると1kg近い軽量化を実現しています。携帯性が良くなった反面、フード装着時は風による影響を受けやすいとのこと。ベテランのフォトグラファーでも、突風で被写体がフレームから外れてしまったと述べています。しかし、全体的な視点で見ればごく些細な問題と補足。

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