PhototrendがCP+2026におけるニコンへのインタビューを記事として公開。新発売の「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」の話題を軸として、II型開発の優先事項、軽量化の技術、SSVCMなど。
Q: レンズII型の開発は白紙からか、それとも既存設計の改良か?また最重要要素は?
ユーザーフィードバックを徹底分析しつつ、開発自体は白紙から開始。70-200mm F2.8で最も重視されたのは軽量化で、画質維持を前提に重量削減とAF性能向上、操作性改善を優先した。
Q: レンズ枚数を減らしながら性能向上できた理由は?
非球面レンズや特殊ガラスの進化により、少ない枚数でも高い補正性能を実現可能になったため。複数レンズの役割を1枚で担えるようになっている。
Q: 光学補正とソフト補正のバランスは?
本レンズでは光学補正が主軸。必要に応じて他製品ではデジタル補正も活用するが、本モデルは従来通り光学性能を重視。自然な色調で映るよう、全体的な色バランス補正を施している。
Q: 約27%の軽量化はどのように実現されたか?
光学構成の簡素化と機械構造の見直しにより部品数削減・小型化を実現。材料や加工技術の改善により、レンズの厚さを0.1mm単位で薄くし、部品の重量を0.1g単位で軽量化した。
Q: 新モーターによるAF性能向上の効果は?
制御精度と応答性が向上し、高速で動く被写体でも正確に追従可能。将来のボディ性能にも対応できる設計。
Q: AF性能はレンズとボディどちらに依存するか?
両方が重要で、ボディの指示をレンズが正確に実行することで性能が最大化される。70-200mm IIは、将来のボディの進化を見据え、現在のニーズを上回る性能を備えている。
Q: 絞り羽根を11枚に増やした理由は?
より円形で自然なボケと滑らかなグラデーションを実現するため。
Q: 三脚マウントの新設計の意図は?
携帯性重視と三脚使用重視の両ニーズに対応するため、着脱式カラーと保護リングを採用。
Q: この設計思想は他のレンズにも展開されるか?
現時点では未定だが、ユーザーのニーズに応じ柔軟に対応していく方針。
Q: S-Line第2世代の設計思想は今後も継続されるか?
具体的製品計画は非公開だが、フィードバックと新技術を取り入れた開発を継続する。
ほぼ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」の話題だけですが、将来的に今後の「II型」製品にSSVCMや70-200mm IIで導入した新技術が活かされそうですね。24-70mm・70-200mmをリニューアルしたので、次は「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」あたりでしょうか。
新技術を活かした携帯性の高い「70-200mm F4」を見てみたいところ。
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