VILTROX カメラ レンズ 海外の評価

理想的な選択肢|VILTROX AF 90mm F2.2 EVO

Dustin Abbottが「VILTROX AF 90mm F2.2 EVO」のレビューを公開。高いビルドクオリティ、優れた光学性能、軽量コンパクトなサイズを兼ね備えた中望遠レンズとのこと。

Dustin Abbott:Viltrox EVO 90mm F2.2 X-Mount Review

  • 外観:EVOシリーズ共通のデザインを採用。上質な仕上げで高級感があり、価格以上の質感。
  • 構造:58mmフィルター対応。鏡筒はプラスチック製ながら質感は良好。マウント部のシーリングに加え、内部を含めて計7か所のシーリングを備える。前玉には防汚・撥水コーティングを採用。USB-C端子によるファームウェア更新にも対応する。
  • フード:PL-122Aフードが付属。装着感は良好で確実に固定される。収納ポーチも付属。
  • 携帯性:69×76mm、325gと軽量コンパクト。競合のXF90mm F2より大幅に小型軽量。ジンバル運用にも適する。
  • 操作性:絞りリングを搭載し、1/3段刻みの操作が可能。F16とAポジションの間には明確なクリック感がある。富士フイルム版はクリック解除機能に非対応。
  • AF:STM駆動を採用。AF速度は十分に速く、多くの用途で満足できる性能。不満があるとすれば(富士フイルムの)ボディ側の問題。動画AFも実用的だが、動作はやや不安定。
  • MF:フォーカスリングは適度なトルク感があり、応答性も良好。遅延は目立たず、滑らかかつ正確なピント合わせが可能である。フォーカスブリージングは目立つが焦点距離が長いわりには目立たない。
  • マクロ:最短撮影距離74cm、最大撮影倍率0.14倍。近接性能は良好で、開放から高いシャープネスとコントラスト。
  • 手ぶれ補正:レンズ内手ぶれ補正は非搭載。ボディ内手ぶれ補正に依存する。
  • 解像性能:開放から非常に高い解像性能を発揮し、中央から隅まで均質性が高い。MTFでは隅の性能も優秀で、絞り開放時からほぼピーク性能に達している。
  • 像面湾曲:近接撮影時でも平坦なピント面を維持する。
  • ボケ:135mm相当の画角による高い圧縮効果で大きなボケが得られる。9枚羽根絞りにより玉ボケは円形を維持しやすい。騒がしくなりがちな中距離でも依然として非常に良好。
  • 軸上色収差:APO設計ではないものの補正は極めて良好。テストチャートや実写でもフリンジはほとんど確認できず、ほぼ完璧。
  • 倍率色収差:フレーム周辺の高コントラスト部でも目に見えない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:歪曲収差はほぼ見られず、実質的に無視できるレベル。
  • 周辺減光:中程度の周辺減光が見られる。極端ではなく、補正は容易。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:良好である。一部の特定条件ではフレアが発生するが、全体としては良好な性能。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集
  • 総評:私にとって理想的な選択肢。高いビルドクオリティ、優れた光学性能、軽量コンパクトなサイズを兼ね備えた中望遠レンズ。富士フイルム版は機能制限やAFの不安定さが残る。描写性能は非常に優秀であり、価格を考慮すると極めて高いコストパフォーマンスを実現している。
  • 競合について:XF90mm F2と比べると開放F値、最短撮影距離、最大撮影倍率、防塵防滴性能で劣るが、価格は約3分の1で大幅に小型軽量。描写性能も非常に高く、価格差を考慮すると魅力的な競合製品。
  • 備考:APS-C専用設計。35mm判換算で135mm相当の画角を実現する。富士フイルム版はAF/MFスイッチやカスタムボタンを省略している。

Dustin Abbottのレビューによると、ボディ側のAF性能やXマウント版の機能省略を指摘しつつ、優れたビルドクオリティや光学性能を評価。ソニーEやニコンZでは優れた選択肢となりそうですね。富士フイルムXも注意点に気を付ければ十分に魅力的なレンズのようです。

Sony Alpha Blogでは優れたレンズとしつつも、75mm F1.8 EVOほどではないと言及しています。Dustin Abbottは絞り開放から高評価となっていますが、75mmと比較した際にどのような結果となるのか気になるところ。

VILTROX AF 90mm F2.2 EVO 最新情報まとめ

2026年6月、VILTROXはAPS-Cミラーレス向けの「AF 75mm F1.8 EVO」と「AF 90mm F2.2 EVO」を発表。ソニーE・ニコンZ・富士フイルムXマウントに対応し、コンパクトなサイズと高いポートレート性能を両立したEVOシリーズの新製品。75mmは汎用性重視、90mmは圧縮効果と被写体分離を重視した設計となっています。

両レンズとも共通の設計思想を採用。AF/MFスイッチ、カスタマイズ可能なFnボタンを搭載し、クリックあり・なしを切り替えられる絞りリングを装備しています。AF駆動はいずれもステッピングモーターで、防塵防滴はマウント部のシーリングが明記されています。

販売価格は75mmが312ドル、90mmが350ドルとやや高め。

VILTROX AF 90mm F2.2 EVO
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
VILTROX  

レンズの仕様

レンズマウント E/X/Z
対応センサー APS-C
焦点距離 90mm
レンズ構成 8群10枚
開放絞り F1.8
最小絞り F16
絞り羽根 9枚
最短撮影距離 0.74m
最大撮影倍率 情報なし
フィルター径 58mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング 撥水・防汚
サイズ φ69×76mm
重量 320g
防塵防滴 対応
AF STM
絞りリング 搭載
その他のコントロール Fnボタン
AF/MF
付属品 レンズフード
キャップ
レンズポーチ

関連レンズ

関連記事

-VILTROX, カメラ, レンズ, 海外の評価
-