安くて小さくて大きく撮れるカメラはどれだ?
普通のデジカメの市場はスマホにシェアを撮られてしまっているが、まだまだ需要があるデジカメがこの高倍率ズーム系だ。
「遠くの物体を近くにいるように写す」手法は今のスマホでは実現出来ない分野の一つ。特に、学芸会で演劇をしたり、運動会で走ったりするわが子や、動物園で柵越しに動物を撮ったり、野鳥を撮影する時などはどうしてもズーム倍率が高いカメラが必要になってくる。
しかし、そんな時しかカメラは使う機会が無くあまりお金もかけたくない!と言う人にご紹介できる最新の高倍率デジカメをご紹介していきたい。
スペック比較
あまりスペックには拘らない方も多いかもしれないが、どうせ買うなら自分のニーズに一番マッチするカメラをと思う。もし興味がなければ下に読み進めていってほしい。
キヤノン | ニコン | ソニー | パナソニック | |
PowerShot SX710 HS |
COOLPIX S9900 |
Cyber-Shot DSC-WX500 |
LUMIX DMC-TZ70 |
|
センサー | 1/2.3型 | 1/2.3型 | 1/2.3型 | ?1/2.3型 |
有効画素 | 2030万 | 1605万 | 1820万 | 1210万 |
ズーム 35mm換算 |
25-750 | 25-750 | ?24-720 | ?24-720 |
手振れ補正 | 2.5段分 | 4.0段 | ○ | ?○ |
開放F値 | 3.2-6.9 | ?3.7-6.4 | 3.5-6.4 | 3.3-6.4 |
モニタ | 3.0型 92万ドット |
3.0型 92万ドット バリアングル |
3.0型 92万ドット チルト 上180° |
3.0型 104万ドット |
ファインダ | ー | ー | ー | 0.2型 116万ドット |
シャッター | 1-1/3200 | 1-1/2000 | 1-1/3200 | ?4-1/2000 |
秒間連写 | 6コマ | 5コマ 120コマ |
10コマ | 60コマ |
WiFi | ○ | ○ | ?○ | ○ |
GPS | ○ | |||
サイズ 幅 高 奥行 |
112.7 65.8 34.8 |
?112 66 39.5 |
101.6 58.1 35.5 |
110.7 64.6 34.4 |
重量 | 269g | 289g | 236g | 243g |
価格 Amazon 2015.11.5 |
¥26,200 |
¥25,870 |
¥37,240 |
¥29,800 |
ピックアップ比較表
SX710HS | S9900 | WX500 | TZ70 | |
ハイスピード動画 | ー | ー | ー | ○ |
GPS | ー | ○ | ?ー | ー |
ダブルダイヤル | ー | ○ | ?ー | ○ |
可動液晶 | ー | ○ | ○ | ー |
電子水準器 | 2軸 | ー | ー | 2軸 |
USB充電 | ー | ○ | ○ | ○ |
世界地図 | ー | ○ | ー | ー |
接写 | 1cm | 1cm | 5cm | 3cm |
RAW | ー | ー | ー | ○ |
キヤノン PowerShot SX710 SH
一眼レフカメラでは最大手のカメラメーカーであるキヤノン(CANON)が手がける高倍率デジタルカメラだ。4機種の中では価格と機能性のバランスが取れた機種。このカテゴリのカメラの中でも売れているモデルになる。
他のモデルに比べると飛び道具的なギミックやシステムは搭載していないが、大手ブランド・最新画像処理エンジンであるDIGIC6を搭載・動画は60p対応のフルハイビジョン動画対応の5軸手振れ補正など抜かりは無い。また、電子水準器やWiFiなども搭載している。
クリエイティブショットと言う独特のモードを搭載しており、ワンショットで嗜好の違う5枚の加工を同時に行う事が出来る。気に入った写真をWiFiを使ってその場でSNSに投稿できるので便利。加工する時間と手間を考えると結構いいかもしれない。
オートでの撮影も58パターンの中から自動で最適な露出設定をするので、多彩なシーンに対応している。凝った設定をする手間が省ける分アングルや構図を凝ってみよう。
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ニコン COOLPIX S9900
このスリムなボディになんとバリアングル液晶を搭載したモデル。ハイアングルやローアングルの撮影は自由自在で、この点で他の3モデルよりも頭一つ抜きん出た使い勝手があるだろう。
電子ダイヤルを2基搭載しているので、優先AEモードでの凝った設定やマニュアル露出モードでの撮影もし易い。じっくりと設定を練って撮影出来るので、バリアングル液晶との相乗効果で撮影の幅は広い。さらにレンズも非球面レンズやEDレンズなどを贅沢に使用しているので描写面の信頼も高い。
もう一つ特筆すべきは、まさかの内蔵世界地図搭載。GPSも搭載されているので、自分が今どこにいて何を撮ったのかを記録する事ができる。山登りでの現在地情報を入れた写真を撮る時に超便利だったり、旅行によく行かれる方には重宝する機能だ。
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ソニー Cyber-Shot DSC-WX500
30倍の高倍率デジタルカメラとしては最小となるモデル。実にサイバーショットらしいコンセプトのカメラ。
最新画像処理エンジンのBIONZ Xを搭載。チルト液晶パネルにより180°の上方向への可動。カメラ内に追加アプリを入れることで多彩な表現が可能と言ったモデルだ。他機種と比べると、これと言った機能面での特化機能は無いが、他モデルよりも軽量コンパクトを重視するならアリなモデル。
他モデルよりも最新機種の為か価格が若干お高め。
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パナソニック LUMIX DMC-TZ70
このボディになんと電子ビューファインダーを搭載のモデル。一眼レフ機などに比べると小さいものの、逆光時の撮影ではファインダー搭載型としてのメリットを十分に享受できる。
ファインダーに加えて、2つの電子ダイヤル(背面ホイールとレンズ外周部)を搭載しているので凝った露出設定も手軽に操作できる。加えてマニュアルフォーカス時のピーキングに対応しているなど、マクロ撮影時には重宝しそうな機能を搭載している。
夜景に力を入れるパナソニック機らしく、画素数はかなり控え目の1200万画素。さらにヴィーナスエンジンとの連携によりノイズを抑えた夜景撮影を楽しむ事が出入るだろう。さらに動画にも力を入れているメーカーなので、スローモーション動画に対応。
WiFiはもちろん搭載しており、スマホでの遠隔操作が可能。他のモデルと比べて面白い遠隔操作の機能があり、「ジャンプしたタイミングで撮影」出来る機能がある。これにより、シャッターボタンを気にしながらジャンプのポーズを考える必要が無いので色々ポーズを決めることが出来る。
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