現在、PENTAX K-3に買い足して、PENTAX K-S2をサブ機として使用している。
どちらもローパスフィルターレスにして2000万画素超えと高解像が期待できる機種。さらに現在価格もドッコイになりつつあり、中古のK-3か新品のK-S2かで悩んでいる方も多いはず。
今悩まれている方は
『新しくて、バリアングルも搭載されているPENTAX K-S2に行きたい。
でも、買ってからPENTAX K-3が気にならないか?』
と言う方が多いと思う。
正直なところ、アリと言ってもいい。私自身、PENTAXフルサイズ機待ちの状態で、それまでの間にK-3とK-S2のどちらを残すか?と問われたらK-S2に傾いている。
と思う理由を両機を持つユーザーの視点から書いていこう。今回は特別数値はそこまで記載しない。数値を元に比較したページが別にあるので下記のページを参考にして欲しい
バリアングル液晶
なんと言っても目玉はこれ。Kマウント初のバリアングル液晶にPENTAXユーザーは興味津々だろう。
初めは「タッチパネルじゃないしなあ…」と考えていたものだが、問題ない!動体でも撮らない限り、落ち着いてフォーカシングすれば普通に撮影できる。
特にバリアングルとしてオススメできるのがカメラを縦向きにしたローアングルやハイアングルだ。
ローアングルからの縦位置もお茶の子さいさいで撮ることが出来る。チルト液晶のEOS M3やPEN E-PL6も所有しているが、これが出来なくて不便だったのよねえ。縦持ちバリアングルは光軸からあまりずれないので調整も楽。 K-3とK-S2を比べたときに、「綺麗で高解像度な写真を撮りたい」が少しだけK-3が勝り、「面白い写真が撮りたい」で大幅にK-S2が勝る。私の場合はこの時に後者を優先したいなと考えている。基本性能がK-3並
防塵防滴
K-30から続くエントリー機の防塵防滴はこの機種でも健在。バリアングル搭載機での防塵防滴は結構レアで特に一眼レフ機ならばEOS 70Dやα77系などのミドルクラス機ばかり。エントリークラスの一眼レフに防塵防滴のバリアングルが搭載されるのは初めてかもしれない。しかも防塵防滴クラスでは最小モデル。防塵防滴バリアングルモデルなら群を抜いて最小モデル。
プリズムファインダー
倍率がK-3と変わらないので、全く同感触で使う事が出来る。ま、元々K-3がそこまでファインダー倍率を欲張っていないという事もあるが、十分使用には耐えうるスペック。
もちろん他社エントリークラスのペンタダハミラーと比べたら違いは明らか。
電子ダイヤル2個搭載やカスタムイメージのバリエーションも同様
これもK-3同様。さらに露出調整ボタンも同じ配置なので、操作感はまあ変わらない。「ISO」ボタンが十字キーに配置され、グリーンボタンが右肩にあるのがミドル機との違いだろう。まあすぐに慣れる程度の仕様の差。
あとはカスタムイメージが「info」コマンド内に配置され、十字キーの配置からはなくなった。この操作をよく行っていた方は不便に感じると思うのでユーザーモードによく使うカスタムイメージで登録しておくと良いだろう。
さらに「明瞭強調」モードや「アドバンスドHDR」などK-3には無いモードも搭載。表現の幅がより増えるツールとして活用できる。
御馴染みのホワイトバランスであるCTEも健在。
軽量・コンパクト
バッテリーグリップを装着して、ズームレンズを付けたK-3と比較するのは卑怯かもしれないが(K-S2もDA70のフードを伸ばして気持ち大きくしてある!)
ともかく小さいのである。
旅行や山登りの時にK-3+バッテリーグリップはでか過ぎて…って時にK-S2。軽いし、小さなロープロのショルダーバックにもスッポリ入ってしまう。
加えてリミテッドレンズ群を装着すれば機動力はさらに高まる。
K-3に劣る点を妥協してみる
- バッテリーグリップ未対応…予備バッテリーが安いのでOK!
- シャッタースピード…半段分の差が気にならなければOK!
- 連写…秒間3コマ差が気にならなければOK!
- デュアルスロット…ファイルサイズが小さいのでSDカード1枚でもOK!
- 画素数…400万画素の違いはぶっちゃけあまり分からないのでOK!
とこんな感じ。個人的にちょっと不便なのが、AF.CとAF.Sの切替ボタンが無いのでいちいちinfoコマンドで変更する点くらい。まあ、「AF」ボタンにAFキャンセルを設定しておけば擬似AF.Sになるので特段不便でも無いのだけどね。
機種ごとの詳しい情報は下記のページにて。
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