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キヤノン EOS R5 Mark II 最新ファームウェア Version 1.1.0 配信開始

キヤノンが「EOS R5 Mark II」用の最新ファームウェアを配信開始。起動時のパスワード画面、カメラ単体でのファームウェア更新機能、ファインダー表示優先モード、流し撮りアシスト、ストロボ使用時の露出シミュレーションなどなど。

EOS R5 Mark II ファームウエア Version 1.1.0

カメラのファームウエアがVersion 1.0.1の場合には、カメラ内にメモリーカードを1枚のみ入れた状態でファームウエアアップデートをおこなってください。

機能追加

  • セキュリティ機能を向上しました。
    電源ON時にパスワードを要求する事ができるようになりました。
    初回にパスワードの設定が必要になります。
    設定変更によりパスワード要求画面を表示しないようにすることもできます。
    パスワード変更やネットワーク情報変更などの履歴を確認することができます。
  • カメラ単体でも、インターネットからファームウエアをダウンロードして、アップデートできるようになりました。
  • カメラの背面センサーにより人が検知されると、ファインダーを点灯する「ファインダー表示優先モード」を追加しました。
  • 100/120Hzのフリッカーをライブビュー中に自動検知することができるようになりました。
  • カメラリモートアプリケーション CR-A100のプリセット機能にフォーカス位置も登録することが可能になりました。ロボティックカメラシステム CR-S700Rとの使用において、撮影者が意図した被写体距離にフォーカスを合わせて撮影しやすくなります。
  • メニューに[流し撮りアシスト]を追加しました。対応レンズを使用して流し撮りを行ったときに、露光中、「手ブレ補正」と「被写体ブレ補正」が行われます。
  • サーボAF特性に、バドミントン、バレーボールなど「ネット越しの被写体」を撮影するシーンに適した、[Case スペシャル]を追加しました。
  • デジタルカメラに関するソフトウェア開発支援キット(EDSDK/CCAPI)の対応機能を追加しました。
  • 画像をレーティングする際に、同時に画像をプロテクトする機能を搭載しました。
  • 8TBまでのCFexpressカードに対応しました。
    8TB を超えるカードは、カメラで[物理フォーマット]が必要
    8TB を超えるカードは、8TBのカードとして扱われる
    2TB を超えるカードは、ファームウエアのアップデートには使用できません
  • CR-A100を接続して長時間に渡りリモート撮影を行う時に、発熱が抑制される撮像フレームレートを下げる設定を追加しました。
  • 音声メモ付き画像をFTP転送した際、音声メモ→画像の順で転送するように変更しました。また、転送待ちの画像に音声メモを追記した場合、その画像と音声メモは、転送順が最後になるように変更しました。
  • プリ連続撮影時の記録枚数を1枚単位で設定できるようになりました。
  • 撮影時ボタン カスタマイズに[機内モード]を追加しました。
  • ストロボ使用時に露出のSimulationができるようになりました。

改善・不具合の修正

  • 動画時のAFにおいて、ピントが合いにくい被写体に対するAF追従性を改善しました。
  • [ブラックアウトフリー表示]を"する"かつ[サーボAF1コマ目レリーズ/ワンショットAF時のレリーズ]を"レリーズ優先"の設定で撮影後に拡大表示すると、Err70が発生することがある現象を修正しました。
  • Bluetooth通信中に他のBluetooth機器からの干渉により、Err70が発生することがある現象を修正しました。
  • "高速連続撮影+"で撮影を繰り返していると、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
  • 起動後すぐに電子シャッターで撮影すると、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
  • "FHD239.8P/200.0P"設定で動画撮影中に、ごく稀にErr70が発生する現象を修正しました。
  • 動画モードでフレームレート”50.00P”、[動画電子IS]”入”または”強”を設定して使用していると、ごく稀にErr70が発生することがある現象を修正しました。
  • [プレ記録]を"入"かつimage.canonへの[自動転送]を"する"に設定時の撮影待機中に、Err70が発生することがある現象を修正しました。
  • [撮影画像の確認]を"切"に設定し、プリ連続撮影後にモニターが低輝度表示になったとき、カメラが正常に動作しなくなることがある現象を修正しました。
  • HDMI出力をしながらEOS Utilityでリモートライブビュー撮影をした状態で、動画記録できないことがある現象を修正しました。
  • ファイルサイズの大きいRAW画像をCamera Connectで転送できない現象を修正しました。
  • Wi-Fi 7対応のルーターに接続できない現象を修正しました。

キヤノン EOS R5 Mark II 最新情報まとめ

  • 発売日:2024年8月下旬
  • 希望小売価格:オープン
  • 直販価格:
    ・ボディ:65万4,500円
    ・レンズキット:80万8,500円
  • 初値:
    ・ボディ:589,050 円
    ・レンズキット:727,650?円

主な仕様

  • イメージセンサー
    ・タイプ:裏面照射型積層CMOSセンサー
    ・有効画素数:4500万画素 8192 x 4320
    ・除塵ユニット:セルフクリーニングセンサーユニット
    ・手振れ補正:8.5段分
  • ISO:ISO 100 ? 51200
    拡張 L (ISO 50 相当)、H (ISO 102400 相当)
  • プロセッサ:DIGIC X + DIGIC アクセラレータ プロセッサ
  • メモリーカード:
    ・CFexpress 2.0 Type B
    ・SD UHS-II
  • 静止画:JPEG/HEIF/RAW/C-RAW
  • 動画:ALL-I(タイムラプスのみ)/IPB(MP4)
  • AFシステム:デュアルピクセル CMOS AF
    ・測距点:?最大 1053 ゾーン
    ・測距輝度範囲:EV ?6.5 ? 21
    ・被写体認識:自動、人物、動物、車両
    ・その他:視線入力AF、アクション優先、登録人物優先
  • ドライブ性能:
    ・メカニカルシャッター:1/8000秒?30秒
    ・電子シャッター:1/32000?30秒
    ・フラッシュ同調速度: 1/200秒(メカ)
    ・フラッシュ同調速度:1/250秒・1/320秒(電子先幕)
    ・フラッシュ同調速度:1/160・1/200秒(電子シャッター)
    ・撮影速度:最高約12コマ/秒(メカシャッター/電子先幕)
    ・撮影速度:最高約30コマ/秒(電子シャッター)
    ・撮影枚数:RAW:約230枚(約95枚)
  • ファインダー:0.5型 約576万ドット 約0.76倍
  • モニター:3.2型 約210万ドット バリアングルモニタ
  • 動画:
    ・8K:60p 2600Mbps
    ・4K:60p 1860Mbps
  • インターフェース:
    ・USB:USB 3.2 Gen 2 USB Type-C
    ・ヘッドホン:Φ3.5mm
    ・マイク:Φ3.5mm
    ・HDMI:A
    ・LAN:RJ-45(2.5GBASE-T)(EPグリップ使用時)
    ・シンクロ:あり
    ・Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n/a/ac/ax
    ・Bluetooth:5.3
    ・N3タイプ端子
  • バッテリー
    ・タイプ:LP-E6P
    ・撮影可能枚数:630 shots
    ・充電方法:
  • サイズ:138.5×101.2×93.5 mm
  • 重量:656 g
  • 防塵防滴:
  • ボディ材質:マグネシウム合金/ポリカーボネート

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