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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
画角(水平・垂直・対角線) | 29°〜10°・19°30'〜7°・34°〜12° |
---|---|
レンズ構成 | 19群23枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚(円形絞り) |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 1.2m |
最大撮影倍率 | 0.21倍(200mm時) |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | φ88.8mm×199mm |
質量 | 1490g |
手ブレ補正効果 | 約4段分※ |
レンズ構成図
紹介:EOSユーザーなら「Get it!」なスーパーレンズ
EFレンズを代表すると言っても過言ではないほど人気のある大三元望遠ズーム。
Check Points
Good
- 堅牢な鏡筒
- 耐候性が高い防塵防滴仕様
- 爆速AF
- 4段分の強力な手ぶれ補正
- 開放から高い描写性能
Bad
- 周辺減光がやや目立つ
描写
解像力
「絞り開放からしっかりと使える」を地で行くレンズ。
特に望遠端の解像力はフレーム全体で開放からピークに近い解像性能を発揮。絞っても大きく改善しない(初めから良好なので)ため、被写界深度の調整のみに集中して使えばいいだろう。あまり変化はないが、f/5.6まで絞る事で解像力がピークに達する。
中間域135mmはf/8で、広角端の70mmではf/11でフレーム全体でピークの解像力。広角端の四隅のみキレのある中央と比べるとやや力不足。
APS-Cで使うと周辺部を切り捨てる形となるため、抜群の中央イメージサークルのみを使う事が出来、ズーム全域で高水準な解像力で纏まっている。現行の最新モデルでは2400万画素と高画素気味になっているが、それでもなおシャープさは細部までカバーされている。
色収差
全体的に良く補正されているので大きく目立つシーンはそう多くない。
広角端と望遠端では四隅で僅かに発生している事が確認できる程度で、ズーム中間域ではほぼ皆無といって良いレベル。
周辺減光・歪曲
周辺減光
周辺減光はやや目立つ傾向にあり、広角端で2段ほど、望遠端で2.5段ほどの減光が発生する。ソフトウェアで補正しやすい項目だが、自然に解消させるためには広角端でf/5.6、望遠端でf/8まで絞り込む必要がある。
歪曲
広角側で樽型、望遠側で糸巻き型の歪曲が発生する。直線的な被写体を写すと「歪んでるかな?」と僅かに感じ取る程度で、減光と同じくソフトウェアで後処理可能。
外装・機能性
携帯性
1490gとこの手のレンズとしては妥当な重量。手持ち撮影も苦にならない程度の重量感で、カメラとのバランスも良好。
インナーズーム・インナーフォーカス機構のため、ズーミングやフォーカシングでレンズの全長が変化する事はない。この為、カメラに装着したまま収納しやすく携帯性が良い。
とは言え、F4Lや小型望遠ズームと比べるとサイズは大きく常時携帯しようという大きさのものでは無い。三脚座は小さく、グリップとして使うにはやや心もとない大きさだ。
機能性
とにかくAFが早く、競合レンズの速度を考えると爆速AFと言っていいくらい。デカいレンズが力ずよく動いてるな、と感じさせてくれる。作動音はやや聞こえるので動画にはあまり適していない。
金属製の鏡筒は堅牢性を感じさせてくれるしっかりとした造りのもので、さらに耐候性のシールが施されている防塵防滴仕様でウェットなコンディションなどにも安心して担いでいける。
ただし、現行の最新レンズに採用が始まっているフッ素コーティングは採用されていないので前玉を保護せずにラフな使い方をした時のメンテナンス性はやや低い。気になるのであれば保護フィルターを装着して使用しよう。フィルター枠が回転しないので偏向フィルターなどを使いやすい点はグッド。
ズームリングはやや重いかなと感じるものの、力を込めて回す必要があるというものでもない。
スイッチは全部で4系統配置されており、それぞれ「フォーカスリミッター」「AF/MF」「手ぶれ補正オン/オフ」「手ぶれ補正モード1/2」となっている。それぞれスイッチは前後させるだけのシンプルなもので、モードが3つもついてて「中間に合わせたかったのに、行き過ぎちゃった!」という事態にならない。
総評
EFマウントのレンズの中でも評価の高いレンズ。
迷うくらいならこれ買っとけと言わんばかりのコメントが数知れず。リニューアル前の旧モデルと比べて、開放でのキレや爆速AFが際立っている。
被っている焦点距離の単焦点を整理して、これ一本で済ませちゃうという手も大いにあり。そう言えてしまう性能をこのレンズは持っている。
単焦点と比べると面白みには欠けるかもしれないが、シャッターチャンスを確実に仕留めるつもりなら最高の相棒になってくれるだろう。
競合レンズ
EF70-200mm F4L IS USM
悩むであろうレンズの筆頭がこのレンズ。描写性能で言えば本レンズとドッコイのスーパーレンズで、明るさが小三元といった感じ。価格は本レンズよりもグッと手頃になるのでお求めやすいのは良い点。
価格とサイズはダブルスコアなF2.8Lを「使うのか?F2.8使うのか?」と自分に問いただす事だろう。開放F2.8を取るか、価格とコンパクトさを取るか。
ここを覗いているアナタならF4Lを購入したとしても、恐らく使いながら「F2.8L IIだったらなあ…」と悶々としながら撮ることでしょう。
エクステンダーx1.4やx2を装着しても使いやすいのは当然F2.8Lの方。超望遠ズームとしても使うことが出来るので、そう考えるとコストパフォーマンスも高まる。
とは言え、1,400gと携帯性とは程遠いレンズなので、キレのあるF2.8の明るさで単焦点要らずの大三元が欲しければこのレンズ。晴天下で絞って使うのであればF4Lの方が満足度が高いかもしれない。
APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
F4Lよりもさらに安価な価格で手に入るシグマの大口径ズーム。
絞り開放の解像力はF2.8Lと比べてしまうとやや見劣りする部分が多い。特に広角端では全体的に描写が柔らかくなりがち。
ただし、絞ることで急激に立ち上がってくるので絞りの変化を楽しめるレンズとしては面白い。とは言え、絞るならF4Lでもいいのでは?と思わなくもない。
注意点は防塵防滴仕様ではない点。
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD
シグマと同程度の価格で販売されているタムロンの大口径ズーム。こちらは絞り開放から安定した解像力を発揮しており、F2.8Lほどではないにしろかなり高水準。
シグマと違ってマウント部に簡易防滴が採用されている。とは言え、F2.8LやF4Lほどの高い防塵防滴性能ではない。
純正の爆速AFと高い堅牢性が必要なければF2.8ズームの選択肢としてはパフォーマンスの高いレンズだ。
SP AF70-200mm F/2.8 Di LD [IF] MACRO
競合レンズの中では最安値となるタムロンレンズ。一時期5万円台で新品が手に入るという安価っぷり。
光学設計がやや古いので、開放の描写性能や劣っていたりAF速度が遅かったりする。また、手ぶれ補正が搭載されていない点は注意。
それらを考慮しても、F2.8の大口径ズームが安価に手に入ると考えるならばいい選択肢。
EF70-200mm F2.8L USM
発売時期が2001年と古く、現在は中古市場での入手となる。10年以上前のレンズながら、中古価格は10万円程度で取引されている事が多い。
このレンズを無理して買うのであれば、現行のF4Lを手に入れて必要なシーンでは高感度で補った方が良い気がする。
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