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キヤノン「EF85mm F1.4L IS USM」交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「EF85mm F1.4L IS USM」の情報を収集しています。

更新情報

  • 2018-09-20:フォトヨドバシが作例を掲載しています。
  • 2018-04-22:Optical Limitsがレビューを掲載しています。
  • 2018-03-18:Lenstipを参考サイトに追加しました。
  • 2018-03-10:Flickr Groupを作例に追加しました。
  • 2018.1.30:Mobile01をレビューに追加しました。おススメ。
  • 2018.1.4:Lensrentals MFTをレビューに追加しました。

データベース

購入早見表

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レンズデータ

レンズ仕様

画角(水平・垂直・対角線) 24°・16°・28°30'
レンズ構成 10群14枚
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り 22
最短撮影距離 0.85m
最大撮影倍率 0.12倍
フィルター径 77mm
最大径×長さ φ88.6mm×105.4mm
質量 950g

購入のポイント

  • 最新の光学設計・特殊レンズ・コーティングの使用により高解像と美ボケの両立
  • 防塵防滴仕様
  • 前玉と後玉がフッ素コーティング加工でありメンテナンス性に優れている
  • フォーカスエレメントが小さく、オートフォーカスが超高速
  • 競合レンズと比べて比較的小型・軽量
  • 4段分の補正効果を持つIS搭載

競合レンズ

海外の評価

DXOMARK

DXOMARK:Canon EF 85mm F1.4L IS USM Lens review

総合 解像 歪曲 減光 透過 色収差
EF85mmF1.4L 5DsR 49 42 0.1 -1.8 1.6 4
Otus 1.4/85 5DsR 47 41 0.2 -1.8 1.7 3
85mm F1.4 A 5DsR 47 40 0 -1.3 1.8 2
85mm F1.4 EX 5DsR 43 33 0.1 -1.3 1.6 4
SP85mm F1.8 5DsR 42 38 0.1 -2.1 2.0 3
EF85mmF1.2L 5DsR 38 30 0.2 -2.0 1.6 7
  • レンズの紹介
    ・2017年に登場した、一眼レフ用の大口径レンズだ。
    ・同社初の85mm F1.4である。
    ・RFシステムが登場前の最後の単焦点レンズの一つだ。
    ・従来と比べてデザインが一新され、多くの高度な機能を備えている。
    ・4段分の光学式手ぶれ補正や耐衝撃性のあるレンズだ。
    ・10群14枚構成のうち、3枚のレンズが光学手ぶれ補正ユニットに組み込まれている。
  • 全体的な画質
    ・最高の解像性能を持つEOS 5Ds Rと組み合わせてテストした。
    ・これまで見てきたEFマウントレンズの中では最高の光学性能だ。
    ・倍率色収差と歪曲収差をとても良好に補正している。
    ・透過率はT1.6と非常に良好だ。
    ・比較的コンパクトな大口径レンズだが、周辺減光は-1.8EVとうまく抑えられている。
  • 競合レンズとの比較
    ・F1.2L IIと比べると、特にフレーム周辺部の解像性能に違いが見られる。倍率色収差の補正は遥かに良好だ。
  • 詳細な比較
    ・Otus 1.4/85と85mm F1.4 DG HSMと比較した。
    ・絞り開放でツアイスは中央で少しシャープだが、周辺部やキヤノンやシグマよりも悪化する。ただし、これは僅かな違いだ。
    ・シグマはフレーム全域でキヤノンと同程度だ。
    ・F5.6でキヤノンが最高のシャープネスを達成する。中央もツアイスを上回るが、ほぼ互角の性能だ。
    ・非点収差の補正はツアイスが最も良好だ。
    ・シャープネスの性能は3本ともほとんど同じである。
    ・倍率色収差補正は良好だが、F1.4~F2.8でシグマやツアイスよりも少し数値が高い。ただし、全体的に5μm以下を維持しており、単焦点レンズとしては低い数値である。F4まで絞るとツアイスやシグマよりも良好だ。
    ・歪曲収差はどのレンズも収差が小さい。
    ・今回の3本でキヤノンが最も小さいレンズだが、-1.8EVと比較的緩やかな減光量だ。シグマは1段絞ると解消するが、キヤノンやツアイスは2段絞る必要がある。
    ・非常に優れた透過率のレンズである。

総評

ハイエンドで超大口径な85mm F1.2モデルを生産してきた歴史を考えると、「EF 85mm F1.4L IS USM」の登場は驚きだった。モダンなデザインと光学式手ブレ補正を搭載しただけでなく、その低価格は、F1.2の後継機ではなく、F1.2と肩を並べるものであったことを意味している。しかし、それ以上に驚いたのは、RFマウントが発表されて間もない頃に発表されたことだ。(訳注:EOS Rが登場したのは2018年のため、おそらく勘違いです)

キヤノンの既存のデジタル一眼レフカメラのユーザー層は膨大であり、新マウントへの関心がEFマウントをやや上回っているとはいえ、EOS RシステムカメラがこのEFレンズの優れた性能を利用できないわけではない。

デジタル一眼レフユーザーであるか、ミラーレスに移行したかに関わらず、EF 85mm F1.2L II USMに対する大きな利点は、全絞りでフレームの中心から端までシャープであることだ。

ポートレートの撮影では主な被写体がフレームの中央に位置することはほとんどないので、レンズを開放にしてピントを合わせるときには特に重要だ。また、色収差も抑えられており、手ブレ補正機能も搭載されているのは、ウェディングフォトグラファーなど、ライティングに制約のある方には嬉しいポイントと言えるだろう。

プロのLシリーズレンズとして、それはもちろん、安くはない。とは言え、このようなクオリティのレンズが安いはずがない。

Optical Limits

我々はEF85mm F1.2L IIの特性に熱中することは出来なかった。ボケモンスターではあるが、シャープネスやオートフォーカススピードには問題がある。

EF85mm F1.4L ISはこの欠点を直している。F1.4からとてもシャープで、中程度の絞り値で素晴らしい結果を達成した。

倍率色収差は小さく、周辺減光・ボケの色づきはこのクラスのレンズらしい減光量が発生する(絞り開放で発生するが極端な量ではない)。玉ボケは絞ると急速に悪くなる玉ボケ以外は優れている。

レンズの造りで弱点は何もない。防塵防滴はプロフェッショナルな基準に基づき造られている。プラスチック製であることを非難する人もいるだろうが、レンズを軽量に保つことに一役買っている。フードは短く効果的では無いが、逆光耐性は平均以上だ。

手振れ補正は我々のテストで上手く作動しなかったが、読者のフィードバックは肯定的なものが多く、我々のテストした個体に問題があったのかもしれない。

シグマ 85mm F1.4 Artと厳しい戦いが待っているが、一貫したフォーカシング性能で優位性がある。

光学性能(2100万画素)…4.5・ビルドクオリティ…4.5・価格…4

Lenstip

長所

  • 優れた中央画質
  • 非常に良好なAPS-Cフレームの画質
  • 非常に良好なフルフレーム隅の画質
  • 僅かな倍率色収差
  • 歪曲で大きな問題が無い
  • 無視出来る非点収差
  • APS-Cフレーム僅かな周辺減光
  • 静かなAF
  • 非常に効果的な手振れ補正

短所

  • 軸上色収差が目立つ
  • ライバルよりも歪曲が大きい
  • 逆光耐性は少し期待外れだった
  • フルフレームで周辺減光が大きい

キヤノンは競合する85mmに対抗するべく熟慮をかさねたレンズを開発する時間があったはずだ。Otusほど高価で大きくする必要は無いが、シグマArtやツアイスMilvusと同等かより良好な光学設計はできたはずだ。

しかし、そうならなかった。全体的にシグマより僅かに劣る結果である。Milvusとの比較ではシグマほど差を付けられないものの、それでもMilvusが良好な結果となる。

ただし、キヤノンには議論の余地がない強みを3つ持っている。

  1. 85mm F1.4で唯一の手振れ補正搭載レンズ(それも非常に効果的な補正)
  2. ライバルよりもサイズが小さく軽量
  3. キヤノンブランド

キヤノンはシグマやMilvusほどでは無いが、それでも非常に良好な光学レンズに違いない。

ただ、非常に高価である。

Lensrentals

  • 本レンズと「EF85mm F1.2L II USM」「85mm F1.4 DG HSM」の比較を実施した。
  • この3本の中ではF1.2 LIIのボケが最高だ。
  • 他のF1.4は似ているが、ピクセル単位で確認するとF1.4Lよりもシグマが僅かにシャープで3本の中では最も優れている。
  • シャープさは古い設計のF1.2L IIが最もソフトである。
  • F1.8まで絞るとほぼ同等だ。どれもボケ質は変わらずシャープさも抜群である。ここで再びシグマのシャープさが優れているように見える。しかし、大きく拡大しない限り同等だ。
  • F2.8でも3本のレンズは同じような性能を発揮するが、絶対的なシャープネスではF1.2L IIがソフトである。
  • F1.2L IIはオートフォーカスがとても遅く、騒々しい。さらにフォーカシングによってレンズ全長が僅かながら変化する。幸いにもF1.4Lはこの問題をかなり高次元に解決している。高速AFのみならず手ぶれ補正まで搭載しているため、低照度におけるフォーカシングはとても簡単なものとなる。シグマは遅くは無いが超高速でもない。しかしとても正確で確かによく動作するため何の不満もない。
  • 重量はF1.4Lが最も軽く、シグマはなんと1.2㎏と重く手持ち撮影に影響する。F1.4Lは少しフロントヘビーで実際よりも少し重い感じがする。この点でF1.2 L IIは良いバランスだ。そうは言うものの、F1.4Lの利点はバランスの悪さを上回っている。
  • 今回の比較があなたのレンズ選びの最終結論に役立つものでは無いだろう。これらのレンズには長所と短所がある。F1.2L IIは夢のようなボケ質だがAFが遅くて最も高価だ。F1.4LはAFがとても高速で手ぶれ補正を搭載しているが、まだとても高価である。シグマは経済的な上にシャープだが非常に重い。
  • 結婚式で使うなら私は間違いなく手ぶれ補正を搭載するF1.4Lを選択するだろう。しかし、F1.2L IIを打ち負かすものかと言うとそうでも無い。夢のような描写を目指すのであればF1.2L II以上の選択肢はない。

PhotographyBlog

  • このレンズは「EF85mm F1.2L II USM」よりも長いが、細くて軽い。一方で「EF85mm F1.8 USM」よりも重くて大きいが、より高スペックだ。
  • サイズは6D Mark IIで許容範囲のバランスとなるがAPS-Cではアンバランスである。EOS 5D Mark IVにバッテリーグリップを装着すると快適だ。
  • 耐候性に優れ、前玉にはフッ素コーティングが施されている。
  • オートフォーカスは高速かつ静音、多くの場合にとても正確だ。暗所では少し遅くなるが、ミスショットは稀である。
  • フォーカスリングは滑らかだ。
  • 周辺減光は絞り開放で目立つがこのカテゴリでは珍しい事ではない。F1.8~F2.0で目立ちづらくな、F2.8でほぼ解消する。
  • 歪曲収差はまず目立たない。
  • ボケはとても滑らかで魅力的な浅い被写界深度を得ることが可能である。
  • 中央のシャープネスは絞り開放でも非常に良好だ。F1.8~F2の間で改善して行き、F2.8~F8の間で最もシャープとなる。F11から部分的にソフトとなってゆき、F16~F22でさらにソフトとなってゆくがまだ許容できるシャープさだ。
  • 隅はF5.6~F16の間で最もシャープネスが高まる。

このレンズは新しい85mmを探しているエンスーやプロフェッショナルの素晴らしい選択肢となるものだ。遥かに安価なF1.8 USMより優れ、より高価なF1.2と比べて手ぶれ補正といくつかの機能を備えている。

F1.2が絶対的に必要な場面はほとんど無いはずだ。結婚式や報道で手持ち撮影が多い場合には手ぶれ補正搭載タイプが理にかなっている。

従来は安価なF1.8と高価なF1.2Lの2択を迫られていたので、このレンズの登場は驚くべき事ではない。高価だが様々なシーンで活躍するだろう。

デザイン…4.5・機能…5.0・操作性…4.5・画質…4.5・VFM…4.0

Focus Numerique:vs SIGMA 85mm F1.4 Art

  • シグマは画質面で妥協を望まないため手ぶれ補正は非搭載とのことだ。一方でキヤノンは手ぶれ補正を搭載したとしても画質に影響は無いと述べている。
  • 2つのモデルはどちらも完璧なビルドクオリティとハンドリングを備えている。しかし、シグマは美しい金属鏡筒でエレガントなデザインだ。キヤノンはプラスチック鏡筒でテクニカルなデザイン(温度変化に強い素材)である。
  • 重量はキヤノンが軽量で長さも短い。
  • フォーカスリングはどちらも非常に良好なデザインである。
  • 解像性能はフレーム全域で均一な傾向を持つシグマが良いだろう。シャープネスはF1.4から特に高い性能を維持している。キヤノンは中央と周辺の画質が不均一でよりソフトだ。絞るとシグマよりも僅かにシャープとなる。
  • 周辺減光はキヤノンが有利だ。一方でシグマはF2.8まで減光が目立つ。
  • 歪曲はどちらも無視できるレベルだ。
  • キヤノンの手ぶれ補正効果は実写で3段分である。

この比較に勝利するのはキヤノンだ。後発であるキヤノンが有利なのは間違いなく、手ぶれ補正は大きなメリットである。歪曲や周辺減光が無いものの、絞り開放時の解像性能は唯一の欠点だ。

The Digital Picture

  • 手ぶれ補正の効果を実際に試してみたとこころ4段分の補正効果を確認できた。効き目は滑らかで手持ちの動画撮影でも効果的に使う事が出来るだろう。
  • 解像力はF1.4から優れている。シャープネス、特にコントラストはF2、そしてF2.8でさらに向上する。
  • まだハッキリとしたことは言えないが、F1.4における四隅の画質は崩れていない。
  • 周辺減光はこのカテゴリのレンズとしては大きいものでは無い。およそ1.3段の露出調整で中央と同じ明るさとなった。
  • このレンズは倍率色収差の問題が無い。500枚の撮影したサンプルを見ても倍率色収差を見つけることは出来なかった。
  • 歪曲は糸巻き型で極僅かだ。
  • F1.2L IIとオートフォーカス速度を比べた場合、劇的な違いに気が付くだろう。まさにウサギとカメである。24-70mm F2.8L IIほど爆速では無いが、十分に満足できるものだ。動く被写体追従も期待できるだろう。
  • フォーカスリングはとても滑らかに動作し、理想的な減衰感を持っている。
  • 85mm F1.2L IIともう一つの違いは防塵防滴仕様であることだ。スタジオのポートレート撮影が多い場合には気にすることは無いが、屋外でのセッションでは役に立つはずだ。
  • 77mmフィルターはサイズこそ大きいが一般的なフィルター径であり多くのレンズと共有可能である。
  • 競合レンズのシグマ85mm F1.4 Artは見事なレンズだあ大きく重く、そして手振れ補正が搭載されていない。ただし、価格は本レンズよりも安価である。
  • 競合レンズのタムロンSP85mm F1.8 VC USDは少し暗いが手ぶれ補正を搭載し小さく軽量である。そして価格は本レンズのおよそ半値だ。

更新履歴

  • 2017.12.30:Dustin Abbottをレビューに追加しました。
  • 2017.12.28:作例にMap camera times・参考サイトにデジカメwatch 交換レンズレビューを追加しました。
  • 2017.12.11:Lensrentalsをレビューに追加しました。
  • 2017.12.2:レビューにフジヤカメラブログを追加。カメラ屋ながら短所をズバッと切っていますね。
  • 2017.12.1:レビュー・作例にカカクコム系のリンクを追加しました。
  • 2017.11.24:PhotographyBlogを作例に追加しました。
  • 2017.11.15:Focus NumeriqueがSIGMA 85mm Artとの比較レビュー記事を公開しています。
  • 2017.11.9:The Digital Pictureを参考サイトに追加しました。
  • 2017.11.1:DPREVIEWを作例に追加しました。絞り開放から軸上色収差がとても良好に補正されているので使いやすいポートレートレンズとなりそうですね。
  • 2017.8.29:公式発表されましたので、購入早見表をJANコードに対応させました。
  • 2017.8.28:間もなく発売とのことです。。
  • 2017.8.13:Canon Rumorsの続報によると「4段分の手ぶれ補正・フッ素コーティング・9枚絞り羽根」を採用しているとのこと。ニコンの85Gは17万円前後ですので、最新EF85Lの初値は20万円を超えるかもしれないですね。
  • 2017.8.8:登場する噂が濃厚となってきたのでひとまずページを作成しました。85ISに関しての情報はまだありませんので先に競合レンズを記事に追加しています

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