ここ最近はお日柄も悪く、曇天が入りがちな広角ズームはお留守番。
久しぶりに日の目を見たので、この機を逃すものかとブラっと福井県三国町までドライブしてきた。
本日は写真メインで、雑文を少々。
東尋坊・雄島
福井県といったら越前海岸の一角である「東尋坊」が有名な景勝地。潮風がとっても気持ち良いが、カメラ的にはどうなんだろうとやや不安になる。
世界でも有数の巨大な柱状節理で、平日にもかかわらず国内外の観光客が多くやってくる。特に中国では見ることが出来ない水平線に沈むサンセットビューを眺めることが出来ることもあり、中国人観光客は多い。
パラソルや鈴は完全に黒つぶれしていたが、シャドーを持ち上げてやるとしっかりディテールが残っていた。ややのノイジーになるが、HDR撮影をするまでも無い場合が多かった。
特に断崖絶壁に入場規制の柵が設置してある訳ではないので、根性と勇気で崖っぷちギリギリまで行く猛者も多い。
自殺の名所とネガティブな一面もあったりするので、その辺は自己責任で。子供から目を話すのはかなり危険。
ちなみに投身した場合に、その遺体は奥に見える『雄島』に流れ着くというオカルトがある。実際には沖に向かう潮がかなり強烈であっと言う間に沖までいってしまうのだとか。以前務めていた会社の先輩が言うには、ゴムボートで遊ぼうと浮かべた所あっという間に沖に流されてしまい見えなくなったそうだ。
テレ端のピント面はとてもシャープで、特に中央はガッツリトリミングしても十分実用範囲。さらにF8まで絞ると周辺部もしっかりと解像しており、高画素機の恩恵を十分に享受していると感じる。やや左下が片ボケのような描写をしているので、後日しっかりと検証してみよう。
下に降りることも可能。但し、天候によって荒れ狂う日本海の洗礼を受ける。逆に果敢にせめて荒れ狂う日本海を撮るのもあり。もちろん自己責任で、いや海上保安庁のお世話になるので自己責任ですまないからオススメしない。
冗談抜きに、越前海岸ではたまにヘリコプターが飛んでいる。
先述した、地元では隠れた釣りスポット、他県民からはB級ホラースポットで知られる雄島にやってきた。
島内をほぼグルっと一周出来るので、結構ボリュームがある観光地。とは言え、崖と森ばっかりなので、自然を楽しめないと全く見どころがない。
ちなみに右回りに進まないと帰ってこれないという迷信が存在する。
さくっと15mmのワイ端でRRSで撮影。左の海面がドット柄になっているので、分かりやすいように彩度とシャープネスを強めにかけてみた。
風景写真でも木々の揺らめきや海面には動体補正は有効で無いようだ。
端を振り返ると安島と呼ばれるの村落が見える。今回は15mmのワイ端で撮影したものだが、30mmと同様に中央の解像力が凄まじい。高画素のAPS-C機でさらに高密度な描写をしてくれそうだ。
橋の手すりが原色の赤色で、床面がやや赤みがかっているかRAW・JPEG共に赤かぶりしていた。つたないRAW現像でやや引き戻したものの、イマイチな具合に。1年前にココでK-3で撮影した時はそうでも無かったとは思うのだけど、どうだろう。
月うさぎの里
三国町から車を走らせること数十分。石川との県境に「月うさぎの里」と呼ばれるテーマパークがある。
無料で入場でき、うさぎとふれあう事が出来るので平日ながらソコソコの来場客。なかなか動物と気軽にふれあうことが出来る場所が少ないので、嶺北や加賀にお住まいであればオススメ出来るスポットだ。
望遠レンズを付けたE-M1も持っていたものの、かなり役立たずな結果に。反面、15-30mmはその画角を活かして接写も可能。
以前は牛の体液をかけられ、今回はうさぎに突撃され、そろそろ防汚コート…もといSPコーティングが負けてしまわないか心配になる。今のところは全く問題なし。すごいぜSPコーティング!
ともすると、SPコーティング非採用の『HD PENTAX-D FA24-70mm F2.8』が買いづらいのだよねぇ…
突撃してこないうさぎを探してパチリ。以前の機種では露出がやや不安定な場面も多かったが、かなり安定している気がする。ダイナミックレンジが広い事もあり最後の微調整もし易い。
地面を見てみると分かりやすいが、広角15mmでもF2.8の絞り開放を使うことで被写界深度はかなり浅くなる。背景の存在を残したまま、被写体と切り離す事が出来るのは大口径な広角ズームならでは。
と言ってもこのサイズの被写体であれば、F値以上に最短撮影距離が影響する感じもする。
画角が広いので玉ボケ自体は小さいが、口径食は目立たない綺麗な玉ボケ。
思うところがあり、K-1の標準レンズ代わりにNikon1 J5を購入。
当然ながら接写してもK-1+15mmF2.8より背景が溶け込まない。その辺をからめつつ、そのうち記事にしていきたいと思う。
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