最近はK-1で撮った写真はRAWファイルをそのままlightroomに突っ込むことが多かった。
その場合に再現しづらいのがペンタックス独自のシャープネス設定「ファインシャープネス・エクストラシャープネス」。lightroomで弄ってもなかなかそれっぽいシャープネスにならない。ペンタックス独自の味付けをしてあるようだ。
シャープネスの「太さ」を感じない自然な描写を得意とし、特にエクストラシャープネスは写真とは思えない切れ味を発揮する。様々な線が織りなす自然な風景でマッチする事が多く、「風景写真が得意」と言われる所以がこの辺にもあったりするのかな、と思う。
今回はそんな訳でボディ内現像で色々弄っていたら「お、リアレゾとエクストラシャープネスいいんじゃないか?」と感じた1枚をアップしてみた。
切れ味抜群のエクストラシャープネスを最大限に活用できるリアルレゾリューション撮影は素晴らしいの一言。
実写
全体像
早速、実写。今回は徒歩15分の平泉寺の御手洗池にてパチリ。
ボディ内現像を楽しんでいたら、ちょっとローキーにし過ぎてしまった。見づらい場合にはお使いのモニターの輝度を上げてほしい。
これは「アウトドアモニタ」を+1にしたまま現像していた私が悪い。+1に合わせて露出をアンダーに振ってしまったので、予想以上に写真が暗くなってしまった。
エクストラシャープネスは景気よく+4と強めに設定。
普通のシャープネスであれば線が太くなりとても不自然に見えるところだが…。
全体写真ではわかりづらいかと思うのでクロップした画像を下に掲載
クロップ
左周辺部
Flickrから画像を添付しているので、このページで見ると線が太く見えてしまうかもしれない。
画像からリンク先に飛ぶとFlickrで等倍画像を確認できる。
「なるほど!これがエクストラシャープネスか」と感じる事ができる自然で切れ味のある描写。
通常のシャープネスでここまで拡大するとエッジがたった不自然な描写と感じるところだが、全くそれを感じない。
すげえ、の一言。
さらに6万円のズームレンズでここまで解像するのかと別の驚きもあった。
右上
右上の四隅においても描写が破綻する様子は全くない。中央の描写性能となんら遜色ないと言っても過言では無いと思う。
リアレゾ+EXシャープネスのすごさを感じると共に、やぱり28-105の四隅ってこんなに良かったのか?と思っちゃったりもする。
ePHOTOzineのレビューによると、このレンズは特に中間域(35~70mm)でフレーム全体が均一な描写性能を発揮するようだ。どうも意識せずにスイートスポットを使っていたらしい。しかもこの解像力はF16くらいまでは維持されるので、積極的に絞ってもOK!さすがにF22まで絞ると回折現象で落ち始めるようだが…。
中央
ローキーにし過ぎて申し訳ない。モニターによっては真っ暗に写るかもしれない。
このようなシーンでも、通常のシャープネスではエッジが大変な事になる事が多い。それをここまで自然に描写できている。
むしろ+4だと引き締まり過ぎて写真には見えなくなってくる感じもする。
ここまで解像してどうするのか?
リアルレゾリューションによる高解像を補完するには打ってつけのエクストラシャープネス。高感度ノイズを拾うと非常に悪目立ちする癖があるものの、低感度を使った三脚使用のリアレゾとは無縁に近い(シャドーを無理に上げたりすると目立つ場合もある)
ブログやFlickrに載せる程度では明らかにオーバースペックな解像力。ここまで解像してもフルに活かせる環境が無い。
将来、「すごい高精細なモニター」の到来を信じて今から高画素な写真をストックしておくなどだろうか。
何はともあれ、6万円の安い標準ズームでこの性能。来年の単焦点がとても気になるぜ!
個人的にはリアレゾよりもHDRに夢中。
「とりあえず撮ってみないとどんな絵になるかわかりづらい」というトンデモ機能のアドバンスHDRを使って色々と模索中。
そのうち記事として書いてみようかと思います。
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D FA 28-105mmは価格を考えるとすごい解像力。24mmで無い点が惜しい。
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