このページでは一眼カメラ用交換レンズ「GF110mmF2 R LM WR」の情報を収集しています。
- 2018.2.5:レビューにThe Phoblographerを追加しました。
レンズデータ
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - DC.World
- Fstoppers
- PROPHOTONUT
- The Phoblographer
購入早見表
フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
型番 | GF110mmF2 R LM WR |
---|---|
レンズ構成 | 9群14枚(EDレンズ 4枚) |
焦点距離 | f=110mm(35mm判換算:87mm相当) |
画角 | 27.9° |
最大口径比(開放絞り) | F2 |
最小絞り | F22 |
絞り形式 |
|
撮影距離範囲 | 0.9m - ∞ |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
外形寸法:最大径×長さ(約) ※先端よりマウント基準面まで |
ø94.3mm x125.5mm |
質量(約) ※レンズキャップ・フード含まず |
1,010g |
フィルターサイズ | ø77mm |
同梱品 | レンズキャップFLCP-77 レンズリアキャップRLCP-002 レンズフード レンズポーチ |
海外の評価
IMAGING RESOURCE:優れた光学品質だが、場合によってAFが遅い
- フジノン、特に他のGFシリーズと同様に素晴らしレンズの造りだ。
- 長さ125.5mm、最大直径94.3mmと大きなレンズだが、GFXとバランスは取れている。
- このレンズは耐候性を持ち、頑丈で重いレンズだ。
- フォーカスリングは掴みやすい十分な幅を持ち、滑らかな回転動作と程よい減衰感を持ったレンズである。
- 絞りリングは間違って1/3段分回転させてしまうことがあった。もう少し回転動作は硬い方が好みだ。”A”に加えて”C”ポジションが用意されているため、カメラ制御による絞り調整が可能である。
- レンズフードはロック機構を備え、高品質なものだ。
- シャープネスは中判フォーマットのフレーム全域で素晴らしい性能だ。絞り開放からシャープで1段絞ることでさらに改善するが、実写では見分けがつかないだろう。
- さらに絞ったとしてもシャープネスの違いを見つけることは難しい。
- 回折の影響は顕著であり、F5.6を超えると発生し始める。
- 色収差はとても良好に補正されている。
- 周辺減光は絞り開放で僅かに発生しているが、1段以上絞ると改善する。実写では絞り開放から問題無く使えるだろう。
- ボケは非常に滑らかで素晴らしいものだ。ピント面からアウトフォーカスへの推移は滑らかでニュートラル。絞っても滑らかさを維持している。
- ボケ質はアポダイゼーション光学エレメント(APD)程では無いが、見事なものだ。
- オートフォーカスは全体的にとても高速だが、接写時は目に見えて遅く、ハンチングする傾向がある。フォーカス精度は問題とならない。
- フォーカシングで気に入らない点は作動音が大きい事だ。GF63mmほど大きくは無いが、GF32-64mmやGF23mmと比べて遥かに大きい。加えて再生やスリープから撮影モードに復帰するたび、揺れ動くような高音が発生する。最初は少し心配したが、徐々に慣れてきた。
- 前述したようにオートフォーカスは時に遅くなるため、浅い被写界深度を活かしたポートレートで問題となる可能性がある。しかし、ピントが合った時の描写は素晴らしいディテールとボケを得ることが可能だ。
好きなところ
絞り開放で優れたシャープネス、素晴らしい色とコントラスト、面と奥行き方向の素晴らしいボケ質、GFXでF2であること
嫌いなところ
光学手ぶれ補正非搭載、近接時にフォーカシングが少し遅い、多少重い、実写ではハードルが高い
このレンズはGFX 50Sの高画素センサーに応える素晴らしいものだ。絞り開放から既に隅から隅まで信じられない程シャープ、そして非常に素晴らしいボケや他の光学特性を持ち合わせている。
しかし、完璧なレンズでは無い。(GFX 50SがコントラストAFである点は理解できるが)オートフォーカスが遅くなる可能性がある。特にこの焦点距離だからこそ、気になる問題と言う事ができるだろう。
完璧なレンズでは無いものの、素晴らしいものに違いは無く、GFX 50Sのポートレートレンズとして考慮すべき一本だ。
更新履歴
- 2017.12.9:作例にフォトヨドバシを追加しました。
- 2017.10.25:PhotographyBlogを参考サイトに追加しました。
- 2017.9.17:IMAGING RESOURCEを参考サイトに追加しました。
- 2017.7.27:作例にDPREVIEW・PHOTOHITOを追加しました。
- 2017.4.21:レビューにPROPHOTONUTを追加しました。
- 2017.4.19:公式発表を受けてページを作成
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