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富士フイルム「GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」交換レンズデータベース

このページでは富士フイルム「GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」に関する情報を収集しています。

最新情報

  • 2018.1.16:作例にフォトヨドバシを追加しました。
  • 2017.5.15:The Photoblographerのレビューを海外の評価に追加しました。

データベース

購入早見表

GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
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レンズデータ

レンズ仕様

型番 GF120mmF4 R LM OIS WR Macro
レンズ構成 9群14枚 (EDレンズ3枚)
焦点距離 f=120mm (35mm判換算:95mm相当)
画角 25.7°
最大口径比(開放絞り) F4
最小絞り F32
絞り形式
  • 9枚(円形絞り) )
  • 1/3ステップ(全19段
撮影距離範囲 45cm - ∞
最大撮影倍率 0.5倍
外形寸法:最大径×長さ(約)
※先端よりマウント基準面まで
ø89.2mm×152.5mm
質量(約)
※レンズキャップ・フード含まず
980g
フィルターサイズ ø72mm
同梱品 レンズキャップFLCP-72II
レンズリアキャップRLCP-002
レンズフード
レンズポーチ

MTFチャート

40本
20本
10本

レンズ構成図

海外の評価

The Photoblographer:ボケは綺麗だがポートレートにはシャープ過ぎる

  • このレンズはカメラと比較して少し長く細身のレンズだ。
  • 金属製の鏡筒には大きくマッシブなフォーカスリングと絞りリングが搭載され、レンズと同じような大きさのフードを装着する。このフードにはフィルター操作用の窓がついている。
  • レンズ前玉は大きな72mmのフィルターを使用する。フードを装着しないと全体的に小さくなるのでフィルターワークをするのであればフードを装着せずに使うことになるだろう。
  • 他のGマウントレンズと同じように絞りリングには「C」ポジションが存在する。絞りリングの使い方はわかるかと思うが、必要なければCポジションでカメラ側での制御も可能だ。
  • 63mm F2.8の耐候性は雨天時に確認したが、このレンズは未確認だ。しかし、富士フィルムのカメラを暴風雨の中で使用した経験があるので、このレンズがいかなる自然をも相手に出来ると確信している。
  • AF…GFX 50Sとの組み合わせでAFは完璧に機能している。暗所ではシャッタースピードを稼ぎ辛いが、マクロ撮影でもしない限りミスショットは一度も無かった。
  • 画質…このレンズは全体的に本当に良いレンズでしっかりとした画質を持っている。「Gシステムのレンズは暗い(訳注:63mm F2.8でそう述べています)」と非難したが、このレンズはマクロレンズでありボケは好みなので例外だ。だがそれでも私はより明るいマクロレンズの方が良い。
  • ボケ…このレンズのボケはとてもワンダフルだ。マクロレンズらしくしっかり近づいて撮影しよう。
  • 色収差…他のGレンズと同じように主な色収差の問題は無い。あなたはこの素晴らしいレンズに安心できるだろう。
  • …私は本当に63mmの発色が好みだったが、このレンズは本当に特別なものであり購入して満足するものだろう。
  • 解像力…マクロレンズは得てして解像力が高く、このレンズにしても例外ではない。63mm F2.8と同じようにポートレートにはあまりにもシャープすぎると感じる。しかしながら、他の多くのマクロレンズでは見られないような性質を持っている。

好き:シャープ、手ぶれ補正、接写、素晴らしいボケ

嫌い:大きい(しかし私は何故これが大きいのか理解している)

このレンズはGマウントシステムに加える非常に素晴らしいものだ。個人的には63mm F2.8の方が少し好きだが、このレンズにはなんの問題もない。良いポートレートレンズにもなるが、自然光を使う場合には明るい場所で、スタジオならフラッシュを使用することをお勧めしたい。しかし、シャープすぎるレンズなので素直にマクロ撮影で使いたいと思うかもしれない。

PhotographyBlog:マクロのみならずポートレートにも適している

  • 980gとかなり重いレンズだが、GFX 50Sとのバランスは良好だ。
  • 防塵防滴、金属製のレンズマウントで優れた製造品質を誇っている。
  • フォーカスリングは非常に幅広く、滑らかで素晴らしい抵抗感、緩みがなく、ゴム引きのグリップを備えている。近接と無限遠の”ハードストップ”は無い。フルタイムマニュアルフォーカスオーバーライドはフォーカスリングを回すだけでは使う事は出来ない。
  • 0.9?∞、0.45?0.9mのフォーカスリミッターを備えている。
  • 絞りリングは1/3段ごとに調整可能だ。絞り値はファインダーやLCDモニタで確認できる。カメラ側で自動制御する「A」ポジションとカメラ側で絞り値を制御できる「C」ポジションを備えている。
  • マニュアルフォーカスは非常に滑らかに動作する。正確なフォーカシングを可能とし、遊びの無い大きな回転角を持っている。オート拡大とピーキング処理の2種類のフォーカシングエイドを用意されている。GFX 50Sの高解像ファインダーを使えば正確な確認が非常に簡単に実施できる。
  • AFの場合、リニアモーターのおかげで静音性の高いフォーカシングが可能だ。マクロ撮影時でも非常に高速で良好な光条件では0.5秒で被写体にピントを合わせることが出来た。良い光環境の下ではハンチング(AFが迷うこと)が多くはなく、ほぼ常に正確にピントを合わせることが出来た。より暗い環境ではハンチングする傾向がある。
  • 色収差・パープルフリンジはこのレンズでは問題にならず、非常にコントラストが高い状況でのみ発生する。
  • 周辺減光はF4で目立つが、F8まで絞れば改善する。淡いフラットなシーンではまだ目立つかもしれない。
  • 中央の解像力は非常に高く、ピークはF5.6?F22までだ。四隅も優れており、F5.6?F22の間で最適な解像力を得ることが出来る。

このレンズは1:2の撮影倍率、45cmという最短撮影距離、高速AF、非常に効果的な手ぶれ補正を備えており、マクロのみならずポートレートレンズなどとても多目的に使うことが出来る。明るいレンズでは無いが、優れた画質と直観的な操作で補うことができるだろう。欠点は間違いなく重くて高価な点だ。

色収差はほとんどなく、非常に鮮明で、歪曲はごく僅か、そしてステキなボケを生み出すことが可能。光学的に唯一の欠点は周辺減光だが、F8まで絞れば問題は完全に解決するだろう。

高速リニアAFモーターはスタジオ撮影に適しており、ポートレートレンズとしても使うことが出来るだろう。そしてマクロレンズとしても十二分に機能する。Xシリーズ同様に真っ黒なデザインと金属マウントで質感が高く、従来の絞りリングは歓迎できるものだ。

このレンズはGFX 50Sと共に登場したレンズ3本の中では最も高価なレンズだが、マクロとポートレート両方で効果的に使うことが出来る。

更新履歴

  • 2017.4.18:DPREVIEWの作例を追加しました。凄まじい解像力を持つマクロレンズですね、遠景も隅から隅まで抜群の描写能力を持っています。
  • 2017.4.7:PhotographyBlogのレビューを追加し「海外の評価」項目に抄訳して追記。価格.comのレビューと口コミを追加。Flickr作例も追加しましたが、該当ページにおける作品の投稿はまだありません。
  • 2017.3.13:PHOTOHITO作例を追加
  • 2017.1.21:PhotographyBlog作例を追加
  • 2017.1.19:ひとまずページを作成。価格.com・公式サイト・DPREVIEWを追加

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