使い勝手の良い軽量広角ズームLUMIX G VARIO 7-14mm F4.0【評価･作例】

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• 軽量で高画質な小型超広角ズーム
• 海外の評価
  • ePHOTOzine：逆光耐性は小さな問題でしかない
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• 2017.4.18：ページを全体的に更新
• 2016.1.2：ページを公開

レンズの特徴

携帯性の高い超広角ズームで、やや高価でフィルター不可という点を除けばバランスの良いレンズ。オリンパス機と組み合わせた場合にゴーストがやや目立つケースがあるそうですので、レンズを試しに付けてみる機会があれば確認した方が良いでしょう。

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

レンズ	楽天市場	Amazon	カメラの キタムラ	Yahoo
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レンズデータ

軽量で高画質な小型超広角ズーム

35ｍｍ判換算で14-28ｍｍをカバーする超広角ズームレンズ。

広角レンズながら300gと非常に軽量で、サイズも手のひらに収まる程度の大きさ。フランジバックを半分にしたマイクロフォーサーズならではの強みを活かしたレンズに仕上がっている。

コンパクトな『DMC-GM1S』に装着すればコンパクトデジカメの様にスナップ撮影が楽しめる。また、バリアングルモニター搭載モデルの『DMC-G7』や『DMC-GX8』等と組み合わせると超広角を活かしたハイ・ローアングル様々な表現を楽しめる。

さらにオリンパスのボディと組み合わせれば、ボディ内の手ぶれ補正を効かせる事が可能なので夕景や夜景にも対応可能だ。

描写傾向は良好で、コントラストが高くヌケの良い描写を得ることが出来る。広角レンズによくある周辺部の流れも殆ど無く、歪曲収差も気にならない。マイクロフォーサーズのアスペクト比は4：3であり、対角14mm相当の超広角としては水平画角が狭く感じるかもしれない。しかし、それ以上にこのレンズは軽量・コンパクトで使いやすさが上回るのでマイクロフォーサーズカメラをお持ちであれば持っておいて損はしないレンズだと思う。

海外の評価

ePHOTOzine：逆光耐性は小さな問題でしかない

• 構造の多くに高品質のプラスチックが使用されているが、マウントは金属製だ。レンズには花形フードが固定されている。
• 重量は僅か300gであり、他のマイクロフォーサーズ用レンズより僅かに大きいだけだ。テストに使用したG1とはバランスが取れている。
• インナーフォーカスタイプだが、前部にフィルターは装着できない。
• オートフォーカスのスピードは非常に速く、狭いフォーカスリングは適正な抵抗感を持っているので細かい調整が可能だ。
• 7mmの中央解像力は絞り開放から際立っており、四隅も非常に良好だ。絞ってもフレーム全体で解像力の大幅な改善はしない。回折の影響を受けるF8までは非常に良好だ。
• 10mm・14mmも7mmと同様の特性を持っている。
• 色収差は非常に低く、フリンジは僅かで大きなクロップでも問題にならないはずだ。
• 歪曲は非常に良く補正されている。7mmでは1.66％の樽型で14mは0.366％の糸巻き型だ。歪曲には僅かな波がある。
• このような出目金レンズでは一般的に光源をフレーミングすると逆光耐性が問題となる。例えそのような状況でもコントラストはほとんどの状況で良好だ。

このスペシャルなレンズはフレーム全体で非常に良好な解像力を持つ高品質な画質だ。出目金の前玉レンズによってフレアが問題になるかもしれないが注意していれば避ける事が可能だ。この問題は優れた性能と製造品質と比較すると、小さな問題でしたかない。

長所：絞り開放から素晴らしい中央解像力、軽量、まともな製造品質、色収差が少ない

短所：陣笠状の歪曲の修正が難しいかもしれない、逆光耐性、周辺減光

訳注）ePHOTOzineはLUMIX機でテストしていますが、オリンパス機の場合には紫色の目立つゴーストが発生する報告が多いので注意。

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