オリンパスが2019年に発売したミラーレスカメラ「OM-D E-M1X」が生産完了商品となり販売店にて受注が終了し始めています。
グリップ一体型ミラーレスの先駆けとなったマイクロフォーサーズシステムのカメラですね。イメージセンサーは2016年に登場したOM-D E-M1 Mark IIと同じ2000万画素 LiveMOSですが、処理エンジンを2基搭載して処理能力を向上。当時としては珍しかった被写体検出AFや手持ちのピクセルシフトマルチショット(ハイレゾショット)に対応したことで話題となりました。売り出し価格がマイクロフォーサーズとしては非常に高価な30万円前後と人を選ぶモデルとなってしまいましたが、手持ちハイレゾや被写体検出、ジョイスティック搭載などに魅力を感じて購入した人は多いはず。
翌年には画像処理エンジンを一新し、ジョイスティックや手持ちハイレゾなどを継承したOM-D E-M1 Mark IIIが登場。被写体検出AFはE-M1Xの専売特許として残りましたが、それも2022年に登場した積層型CMOSセンサーと最新エンジン、新AFシステム、新バッテリーを搭載した「OM SYSTEM OM-1」の登場で完全に過去のカメラに。現状でE-M1Xが持つ優位性があるとしたら、グリップ一体型による堅牢性や大型グリップによる保持力と言ったところでしょうか?ディスコンとなるのは自然な流れかなと。
ちなみに私も元E-M1Xユーザーです(敢えて書きますが30万円の予約注文組)。その後は前述の通り、E-M1 Mark III → OM-1へと乗り換えています。E-M1Xも悪くないカメラでしたが、やはりレンズに対してボディが大きすぎるのと、水平ローアングル時に縦位置グリップが邪魔になるのが厄介だったと記憶しています。とは言え、15万円以下まで値下がりした現状を考慮すると大型ファインダーや一体型グリップ搭載のカメラとしてはコストパフォーマンスが高いと感じるかもしれません。(E-M1 Mark IIIも安くなってきているので要検討ですが)
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