ニコンが開発中のZ 6・Z 7・D850・D500用ファームウェアアップの詳細を発表しました。
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夏にいよいよ高速連写実装される
1. 静止画の「瞳AF」に対応(5月公開予定)
ポートレート撮影に便利な「瞳AF」に対応。止まっている人物撮影に便利なAF-S時だけでなく、AF-C時でも動作するので、ポージングを変える人物を撮影する時にも効果的です。また、複数の目を検出しピントを合わせたい目を選ぶこともできるので、複数人物がいる場合に撮影意図に応じてどの瞳にピントを合わせるかを変えることも可能です。2. AF・AE性能の向上(5月公開予定)
高速連続撮影(拡張)時にはAFだけでなく、AEも追従します。さらに、低輝度AF性能を向上し、静止画でも動画でも暗いシーンでより早くピント合わせができます。3. 「RAW動画出力」に対応
カメラから4K UHD、フルHDのRAWデータストリーム出力に対応。出力されたRAWデータストリームは、外部レコーダーで対応しているRAWフォーマットにて記録することができます。12 bitの豊富な階調を活かし、柔軟なカラーグレーディングを実現します。なお、公開時期は後日ご案内いたします。
4. 「CFexpressメモリーカード」に対応
新規格のメモリーカード「CFexpress」に対応します。12,000回の挿抜試験をクリアする耐久性と高速性で、お客様に更なる安心とワークフローの効率化を提供します。もちろん、お持ちのXQD※メモリーカードも継続してご使用いただけます。さらに、「Z 7」、「Z 6」に加え、今後「ニコンD5」(XQDモデル)、「ニコンD850」、「ニコンD500」にも順次対応していく予定です。なお、公開時期は後日ご案内いたします。
昨日はキヤノンがEOS RPと新RFレンズの開発発表、パナソニックが国内でLUMIX Sシリーズ正式発表、フジフイルムがX-T30とXF16mm F2.8正式発表と忙しく、ニコンもZ 15-30mm F4やZ 24-70mm F2.8を正式発表していたので気が付くのが遅れました。
ただ、開発中のファームウェアはかなり大規模なアップデートとなりそうな内容で地味に凄い。以前に宣言していたAF-C瞳AFを始めとして、拡張高速連写でAE/AF追従も可能になるとのこと。これはつまりZ 7なら9コマ秒、Z 6なら12コマ秒の連写が可能になると言うこと。競合カメラのソニーはα9を除くと10コマ秒連写なので差が無くなる模様。後はソニーのリアルタイムトラッキングにどこまで迫れるかですねえ。
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