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OMデジタルの「アウトドア」定義は日常スナップや旅行などを含む

DPReviewがOMデジタルへのインタビュー記事を公開。「アウトドア」の定義はスナップやマクロ撮影などを含むと言及。また、ユーザーフレンドリーな動画撮影や予告しているOM-1の新ファームウェアなどについて。

DPReview:OM System's focus on the outdoor leaves door open for PEN

OMシステムは、アウトドアフォトグラファーにフォーカスしているとしながらも、PENシリーズが北米市場に戻ってくる可能性を示唆した。ブランド戦略・商品企画担当に話を聞いた。

訳注:予備知識として、北米ではPENシリーズがすべて終了しています。大手B&HですらPEN E-P7を販売していません)

  • OMデジタルは屋外での撮影に重点を置いている。
  • 調査によると、屋外での撮影者の数は増加するか、少なくとも安定的に推移すると予想。
  • 冒険・野生動物写真家を特にターゲットにしている。我々のカメラシステムは、このようなユーザーグループにとって最良の選択。
  • OM-1とOM-5だけを指していると思われがちだが、我々の「アウトドア」ユースの定義は、冒険家だけでなく、日常生活におけるアウトドア活動も含む。スナップや旅先でのマクロ撮影、天体写真などを楽しむ方に最適なシステム。
  • 「PENラインの復活を意味するのか?」という問いに対して
    日本やアジアではPEN E-P7の販売を続けている。旅先での撮影に非常に有利。
  • 北米でのPENライン復活を明言せず。しかし、旅行や日常で風景を撮るためにカメラを楽しむ人の幅を広げるよう努力したい、と述べている。
  • 少なくとも今のところ、同社の焦点は上位製品にあるようだ。(DPReview談)
  • 写真愛好家が業界の成長を牽引する中心的存在であり続けることは間違いない。
  • しかし、「現在、カメラに興味を持っていない人たち」を業界のチャンスと捉え、新たなユーザーを写真に引き込むことも重要。
  • 安定した事業規模を維持することは、すべてのお客様にとって、より大きなメリットがある。
  • 逆に、市場の縮小はメーカーにとって技術革新や新技術の開発に課題をもたらす。そのため、新たな潜在顧客層を開拓することが重要。
  • 写真の世界では、多様なニーズを認識することが最も重要。写真やカメラ機材、撮影技術に対する様々な視点を認識することで、新規顧客の参入をより効果的に見込むことができる。

トレンドとAIの役割

  • 画像処理の最も大きなトレンドは、画像処理アプリケーションとAIによるノイズ低減技術の進歩。
  • (AIがカメラで果たすべき役割は、スマートフォンとは異なるか?という問いに)
    役割は変わると思う。カメラのコンピュテーショナル・フォトグラフィは、アート制作に革命をもたらし、写真家の表現力を広げる可能性がある。
  • その一例として、GNDフィルターは(手間と感じて)敬遠していたフォトグラファーにとって、非常に貴重なもの。
  • スマートフォンの役割は、日常を美しく記録すること。これは、アートワークと記録することとは全く異なる。
  • 今後技術が進歩すれば、AIノイズリダクション機能をカメラ本体に組み込むことも可能になると思う。しかし、もしかしたら実現は難しいかもしれない。
  • (他社とのコラボレーションについて)
    画像処理ソフトウェアの会社と協力するかもしれない。カメラ業界として、この写真は本物か偽物かを判断する技術を考えなければならない。あらゆる企業と協力してそのような技術を開発すべきかもしれない。

動画の未来

  • スマートフォンではなく、専用のカメラで動画を撮影する人を増やすには、技術的なスペックよりも、ユーザーが動画に触れる機会を作ることが重要。
  • 調査の結果、動画撮影の高い知識や長い経験がない人は、動画の楽しみ方や編集方法に不安を持っていることが分かった。
  • 動画機能をより多くのファンに使っていただくためには、ユーザーフレンドリーな機能が非常に重要だと考えている。
  • 専門的な知識や高価な編集機材がなくても、より手軽に動画撮影を楽しんでいただける機能やサービスが重要。

OM-1のファームウェア

  • OM-1ユーザーはいくつかのファームウェアアップデートを期待できる。
  • しかし、Mark IIの全機能をMark Iに実装することはできない。内部メモリの増加や最適化したメモリ制御などが原因。

とのこと。
アジア圏ではE-P7を販売していますが、北米ではPENシリーズの入手が難しいようです。B&Hのような大手販売店ですら、PENシリーズはすべて販売終了の模様。OMデジタルに限らず、箱型・ファインダーレスのカメラは地域によって敬遠されており、もともとあまり売れなかったのかもしれません。

OMデジタルはE-P7の北米市場投入を明言していませんが、新規顧客の開拓が必要であると認識はしている模様。その役目をE-M10 Mark IVが担うのか、E-P7でテコ入れするのか、今のところわかりません。ここ最近はFUJIFILM X100VIやRICOH GR IIIなどの供給不足が続ており、このような箱型デザインカメラの需要は高まっているようにも見えます。

その役目(X100VIやGR IIIの代替品として)をE-P7が果たすことができるとは考えていませんが、ある程度の需要はカバーするかもしれません。個人的には、供給不足が続いているクラシカルなデザインのミラーレス(PEN-Fのような)を復活してほしいところですが……。

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