DPReviewがCP+2019におけるリコーイメージングとのインタビュー内容を記事として発信しています。
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一眼レフは終わらない
- GR IIIはとても好評だ。特にタッチパネルの良好な応答性は顧客にとても受け入れられている。
- GR IIIの設計理念は優れた解像力を維持しながあ出来る限りコンパクトにすることが優先事項だった。
- マクロ性能が向上しているためスキャン領域が広がっている。これにより時々遅いフォーカス速度と印象を受けるかもしれないが、実際には全体的なスピードが向上している。
- GRは28mmのみだが、GRらしさを維持しつつ異なる焦点距離のレンズを実装できれば面白いかもしれない。
- 645Z、一眼レフ、GR、WG、THETAと複数のラインすべてを開発中だ。
- ミラーレスにはミラーレスの利点がある、そして一眼レフには一眼レフの利点がある。さまざまな可能性を検討しているが、2?3年後には一部のミラーレスユーザーが一眼レフへ戻ってくる、両方のシステムを使い分けると考えている。
- APS-C対応レンズや85mm F1.4を開発中だ。既存のレンズを改良(HD FA35mm? F2のような)することは今後も続けていく。
- 645シリーズは引き続き開発している。
- 静止画と動画では、優先順位は静止画のクオリティ重視で設計している。しかし、55-300mmのように動画でも良好に動作するレンズも存在する。
- THETA Z1はボディにマグネシウム合金を用いることで良好な熱対策を施すことが出来た。画質は以前のモデルより遥かに優れている。
- THETAはコンシューマーがSNSや動画で利用することもあるが、ビジネス、特に不動産や中古車販売、建設の分野で利用するユーザーもいる。
- WiFiソフトはTHETAのものと本質的に同じだ。GR、THETA、一眼レフに同じWiFiソフトウェアを導入することを検討している。
とのこと。
IMAGING RESOURCEのインタビューでの述べていましたが、やはり2?3年後に一眼レフ市場は持ち直す可能性があると述べていますね。文脈から根拠のあるデータでは無く、あくあでも担当者の勘や期待と言った部分が強そうですが…。
エディターはあとがきにて「1997年にミラーを取り除いたコンセプトカメラを最初に展示した会社」として「一眼レフの可能性」を語った担当者にかなりがっかりしたと述べています。沈みゆく一眼レフ市場の拠り所となるのか、360度カメラ市場で新しい可能性を切り開くのか気になるところですね。
不動産や中古車のインテリア紹介で360度画像が増えていると感じてはいましたが、建設現場でも使われているのは驚きでした。私も一度作業員がTHETAを使っているところを見たことがあります。黄色モデルだったのでm15かもしれません。THETA S・SCユーザーなので、1型センサーを使用したZ1は非常に気になっています。
私は発売日からGR IIIを利用していますが、リコーイメージング初のタッチパネルながらレスポンスの良い操作には驚かされました。この快適な応答性とインターフェースをGR IIIだけに留めておくのは非常にモッタイナイ気がします。
ちなみにDPReviewもリコイメ担当者もQシリーズ(同社唯一のミラーレスシステム)に関して一切触れていません。
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