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タムロン「17-28mm F/2.8 Di III VXD G2」となりそうな特許出願

2021年9月13日付けでタムロンの気になる特許出願が公開。フルサイズミラーレス向け「17-28mm F2.8」となりそうな実施例を含んでいますね。「17-28mm F/2.8 Di III RXD」の後継モデルでしょうか?

概要

  • 【公開番号】特開2021-135458(P2021-135458A)
  • 【公開日】2021年9月13日
  • 【発明の名称】ズームレンズ及び撮像装置
  • 【出願日】2020年2月28日
  • 【出願人】
    【識別番号】000133227
    【氏名又は名称】株式会社タムロン
  • 【課題】小型で高性能なズームレンズ及び撮像装置を実現する。
  • 【0002】
    近年、デジタルスチルカメラの等の固体撮像素子を用いた撮影装置が普及している。このような普及の拡大に伴い、光学系の高性能化、小型化が進み、小型の撮像装置システムが急速に普及してきている。このような撮像装置は、通常、ズームレンズを備えている。
  • 【0003】
    例えば、35mm換算で焦点距離24mmより広角を含むようなズームレンズ(いわゆる広角側のズームレンズ)として、負の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、及び第3レンズ群より像側に負の屈折力を有するレンズ群を有するズームレンズが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
  • 【0005】
    広角側のズームレンズは、通常、その全長が長くなる傾向にある。例えば、ズーム全域での最大全長について、特許文献1に記載のズームレンズでは106.5mmとなることがあり、特許文献2に記載のズームレンズでは125.4mmとなることがあり、特許文献3に記載のズームレンズでは215.1mmとなることがある。
  • 【0006】
    本発明の一態様は、小型で高性能なズームレンズ及び撮像装置を実現することを課題とする。

実施例1

  • 焦点距離:17.0027-26.9171
  • F値:2.8177-2.8386
  • 半画角:52.0600-37.7657
  • 像高:21.9330
  • 全長:92.998-88.781

実施例2

  • 焦点距離:17.4441-27.3643
  • F値:2.8908-2.8858
  • 半画角:52.2541-37.8636
  • 像高:21.6330
  • 全長:92.998-88.871

タムロンは2019年に「17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)?」をリリースしていますが、このレンズとは異なる光学設計の広角ズームレンズに関する特許出願。小型軽量な大口径広角ズームを意識している模様。出願日は既存モデルのリリーズ後であり、今回の実施例通りのレンズが実用化されるのかは不明ですが、「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」と同じように現行製品の後継モデルを検討しているのかもしれませんね。

個人的に現行モデルについて特にこれと言った不満は無いのですが、新世代らしくVXD駆動やスイッチ類の機能性が向上すると良いですねえ。

タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046) 交換レンズデータベース

17-28mm F/2.8 Di III RXD
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