2020年12月24日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。以前からちょいちょい目にするグリップカメラに関する特許ですね。今回はEFレンズアダプター装着時に関する特許となっています。
グリップカメラ登場なるか?
- 【公開番号】特開2020-204655(P2020-204655A)
- 【公開日】2020年12月24日
- 【出願日】2019年6月14日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】レンズアダプタを介して装着された撮影レンズの不用意な回転を抑制する。
以前から、このグリップスタイルのレンズ交換式カメラに関する特許出願をいくつか発信していますが、今回はEFレンズアダプターを装着した際に重量過多で回転部に無理な負荷がかからないようにする特許のように見えます。
具体的な実施例も示されており、実際にモックを作って試しているのかもしれませんね。果たしてこのようなカメラに需要があるのか?使いやすいのか?疑問は多々あるものの、何か今までとは一風変わったカメラを作ろうとしているように感じます。
レンズマウントを見る限りではEF-Mマウントでしょうか?RFマウントにしては電子接点が少ないような気がします。カメラのスタイルとレンズサイズの相性を考慮してもEF-Mシステムである可能性が高そう。
ちなみにハードだけでなく、ソフト面(主にインターフェース)に関する特許出願もいくつか公開されています。ひょっとしたら近いうちにグリップスタイルのレンズ交換式カメラが登場するかもしれませんね。
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