2019年8月29日付けで富士フイルムの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-144550(P2019-144550A)
- 【公開日】令和1年8月29日(2019.8.29)
- 【発明の名称】ファインダー光学系及び撮像装置
- 【出願日】平成31年2月19日(2019.2.19)
- 【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社- 【課題】広視野角化、良好な諸収差の補正、及び小型化が可能であり、電子ビューファインダー等に好適なファインダー光学系、並びに、このファインダー光学系を備えた撮像装置を提供する。
スポンサーリンク
電子ビューファインダーの表示パネルとファインダー光学系の自由度は極めて低く、倍率向上や広視野角化はファインダーユニットの小型化・諸収差の補正とトレードオフの関係となっているようです。この特許出願は「光学系に複数の回折素子を使うことで小型化かつ収差を良好に補正したファインダー」を実現する技術のようです。
この特許出願の技術を使ったファインダーが必ず商品化されるとは限りませんが、是非とも導入して欲しい技術ですねえ。従来のファインダーとどこまで差が出るのか気になるところ。
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「12-24mm F2.8」「14-20mm F2」フルサイズセンサー対応光学系の特許出願
- キヤノン 複合型素子を使った「24-70mm F4」「28-200mm F2.8-5.6」「20-60mm F2.8-4」「50mm F1.4」光学系の特許出願
- シグマ APS-C用「20mm F1.4」「23mm F1.4」光学系の特許出願
- タムロン「70-100mm F4」「90mm F2.8」「90mm F3.5 ×1.4」マクロレンズの特許出願
- キヤノン「RF24-105mm F2.8 Z」「RF15-60mm F2.8 Z」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン フルサイズミラーレス用「10-20mm F4」「10-20mm F2.8-4」「9-18mm F4」光学系の特許出願
- ソニー「12mm F2.8」「14mm F2」「20mm F1.8」など光学系特許
- シグマ「28mm F1.4」「35mm F1.4」「50mm F1.4」光学系の特許出願
- シグマ「14mm F1.4」「14mm F1.8」「12mm F1.4」「10mm F1.4 APS-C」光学系の特許出願
- シグマ「28-70mm F2」「135mm F1.8」「400mm F2.8」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。