The new cameraがニコンの意匠登録についてピックアップしています。ファインダーの無いフルサイズミラーレスのようにも見えますが…。
The new camera:Nikon Working on More Affordable Fullframe Camera?
我々は、ニコンの最も手頃なフルサイズカメラであるZ 5の登場を見てきた。しかし、最近の意匠登録に関するリーク情報によると、ニコンのコンパクトなミラーレスボディは、フルサイズセンサーを搭載し、マニュアル操作はほとんどできず、製造コストを節約するためにビューファインダーを搭載していない。
ご覧の通り、カメラの操作性はほとんどなく、上部にはディスプレイがあり、ファインダーも無い。一般的に、特許が実際の製品になるまでには2?3年の時間がかかる。近日中にさらに最新情報を掲載する。
とのこと。
掲載している画像を見る限りでは、確かにフルサイズセンサーを搭載したZマウントカメラ。そしてファインダーを搭載していないデザインとなっていますね。これが本当であればソニー「α7C」のように天板がフラットでコンパクトスタイルなフルサイズミラーレスが登場するのかもしれません。
ただし、おそらく元ネタは「意匠登録第1599291号」だと思われます。実線が登録しようとしている意匠であって、破線部分は異なります。つまり、破線部分は簡略化している可能性があり、この図面通りのカメラが登場するとは限りません。あくまでもこれはZマウントの意匠を登録しているように見えます。期待し過ぎないほうが良いのかなと。
部分意匠として登録を受けようとする部分を実線で、それ以外の部分を破線で表している。一点鎖線は登録を受けようとする部分とそれ以外の部分との境界のみを示すものである。登録を受けようとする部分を示す参考図1,2,3,4において、薄墨を施した部分が、部分意匠として登録を受けようとする部分である。正面・平面・右側面側からの縮小斜視図において表れる途切れた線(稜線)は、立体表面の形状を表すためのものである。
とは言え、「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」や「NIKKOR Z 28mm f/2.8」「NIKKOR Z 40mm f/2」などの登場でよりコンパクトなフルサイズミラーレスの機運が高まってきているように見えます。将来的にα7Cスタイルのカメラをニコンが投入しても不思議ではありません。個人的にも期待しています。(再び指摘しておきますが、今回の意匠登録は期待しないほうが良いと思います)
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