Nikon EyeがニコンのAFシステムに関する特許情報をピックアップしています。
ニコンはキヤノンのデュアルピクセル AFテクノロジーに類似した特許とソニーと似たTOF方式の特許情報を公開している。この技術は将来的にニコンのミラーレス一眼となるだろう。
とのこと。
TOF(Time of Flight)とは「レーザー照射(光)を照射し被写体に反射して戻ってくるまでの時間」を計測する測距技術です。これが実装されるとなると暗所や低コントラストの被写体に強いAFが期待できるかもしれませんね。とは言え、レーザー照射でどれほどの距離を稼げるのかきになるところですが…(スマホなどに搭載されているレーザーAFは10m程度が限度だったような)。
キヤノンと似た方式となるセンサーでどこまで高いダイナミックレンジを維持できるのかも気になるところです。あえて像面位相差AFを搭載せず、センサー性能が高い「Nikon D850」が存在しているだけにハードル高そうですねえ。
他にも「クロスタイプの像面位相差センサー」の特許情報もあったりするので実際にどの特許が日の目を見るのか気になるところです。
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