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オリンパス 100mm F2.8 Macro IS PRO登場なるか?気になる特許出願が公開

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2019年9月26日付けでオリンパスの気になる特許出願が公開されています。

  • 【公開番号】特開2019-164276(P2019-164276A)
  • 【公開日】2019年9月26日
  • 【出願日】2018年3月20日
  • 【発明の名称】マクロレンズ及びそれを備えた撮像装置
  • 【出願人】
    【識別番号】000000376
    【氏名又は名称】オリンパス株式会社
  • 【課題】収差変動が少なく、高い結像性能を有するマクロレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供する。
  • 各種データにおいて、無限は無限遠物体合焦時、至近1は撮影倍率が0.5倍となる位置の物体に合焦した時、至近2は撮影倍率が1倍となる位置に物体に合焦した時を表す。

「〇〇-〇〇:無限遠-等倍時」

実施例1 実施例2 実施例3
焦点距離 98.00-78.08 98.00-76.29 98.00-76.29
F値 2.83-1.73 2.86-1.97 2.86-1.97
半画角 12.89-5.26 12.96-5.76 12.96-5.76
像高 10.815 10.815 10.815
BF 28.23 29.44 29.44
レンズ全長 134.63 134.66 134.66
実施例4 実施例5 実施例6
焦点距離 97.98-95.51 90.14-61.95 88.13-75.54
F値 2.86-2.32 2.90-1.06 2.88-1.22
半画角 12.94-5.64 14.22-3.80 14.19-3.48
像高 10.815 10.815 10.815
BF 28.27 28.26 28.36
レンズ全長 134.63 154.63 155.03

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90?100mmの等倍マクロレンズを想定した特許出願となっていますね。35mm判で言うところの180?200mmの望遠2倍マクロレンズとなる模様。構成枚数は15?18枚とかなり多いですね。

今のところオリンパスのマクロレンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」のみ。パナソニックも似たような焦点距離の「LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」となっています。75mm以上(フルサイズで150mm以上)の望遠マクロレンズが存在しないので、特許出願のマクロレンズが登場すれば画期的な一本となりそうです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」に2倍テレコンを装着することで等倍に近い超望遠マクロを楽しめますが、開放F値がF5.6と暗く、画角も狭いので100mm F2.8と言ったスペックのマクロレンズは歓迎されることでしょう。

面白いのはミラーレスにも関わらずバックフォーカスが29mmと長く、テレコンバージョンレンズを装着できそうなスペースが確保されていること(テレセン性の向上と言った意味合いだけかもしれませんが)。さらにレンズ両端(前玉・後玉)が固定されたインナーフォーカスタイプのマクロレンズであり、密閉性が高く防塵防滴に有利な設計であると文献内でも述べています。おまけに光学手ぶれ補正用レンズも組み込まれている模様。

これは普及価格帯のマクロレンズと言うより、PROグレードのマクロレンズと見て間違いないでしょう。登場した暁には例え20万近い価格設定だとしても真っ先に予約する自信あり。とは言ったものの、オリンパスが公開しているレンズロードマップには今のところマクロレンズの文字はありません。隠し玉を期待したいところですが…

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