スポンサーリンク
2019年10月24日付けでオリンパスの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-184968(P2019-184968A)
- 【公開日】2019年10月24日
- 【発明の名称】結像光学系及びそれを備えた撮像装置
- 【出願日】2018年4月17日
- 【出願人】
【識別番号】000000376
【氏名又は名称】オリンパス株式会社- 【課題】操作性と機動性に優れると共に、高いブレ補正効果を有し、収差が良好に補正された結像光学系及びそれを備えた撮像装置を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 91.10 91.00 91.03 F値 2.88 2.88 2.88 画角 13.67 13.68 13.68 BF 34.57 33.84 38.59 レンズ全長 151.80 150.45 151.62 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 91.02 140.63-360.31 102.59-394.31 F値 2.88 4.21 4.60 画角 13.59 8.69-3.42 11.93-3.11 BF 41.46 25.79 29.91 レンズ全長 151.63 255.63 276.26 BF 34.57 33.84 38.59 レンズ全長 151.80 150.45 151.62 実施例7 実施例8 実施例9 焦点距離 152.71-391.26 71.50-235.01 67.01-250.00 F値 4.57 3.60 3.60 画角 8.08-3.15 17.29-5.20 18.37-4.89 BF 29.01 28.74 28.25 レンズ全長 318.54 238.08 241.59
マクロレンズは少し前の特許出願でも登場したレンズ構成ですね。今回は光学手ぶれ補正を主軸とした特許出願となっている模様。
マクロレンズの他に、超望遠ズームレンズの実施例もいくつかありますね。特に70-240mm F3.5 ISと思われる実施例は珍しい。「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」+「MC-14」よりも少し広いズームレンジをカバーしつつ、少し明るいレンズとなっているようです。これに光学手ぶれ補正を搭載して実際に登場するとしたら面白い選択肢となりそうですねえ。オリンパスが公開してるレンズロードマップにも似たようなズームレンジの望遠ズームが存在しているように見えます。
やはりバックフォーカスが(ミラーレスとして)少し長くなっており、テレコンバージョンレンズを装着できる余裕を持たせているように見えます。どのレンズもインナーフォーカス・インナーズームとなっているので防塵防滴性は高そう。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願
- コシナ ULTRON 27mm F2 用の光学系特許出願
- キヤノン ”カモメレンズ”を使用したコンパクトな85mm F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「14-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4」「500mm F5.6」「800mm F6.3」光学系の特許出願
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。