シグマの換算24mm F1.4のミラーレス一眼用レンズ特許情報【機材よもやま】

2017年7月17日

シグマが35mm判換算で24mm F1.4の大口径レンズに関する特許を公開しています。

IP Forceに掲載されている特許情報を元にすると…

「12mm（35mm判換算24mm）の広い画角」で「大口径F1.4」の「インナーフォーカス」ながら、「ピント面の移動で発生する像倍率の変化を抑えている」レンズの特許のようですね。

思い当たるのはパナソニックのライカブランド「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」ですね。換算24mmの焦点距離を持ち、F1.4の大口径、そしてウォブリングによる画角変化を抑えたレンズとパナソニックはアピールしています。

とは言え、特許の実施例として添付しているレンズ構成はDG 12mmとは異なるものです。全体的なコンセプトは似ているみたいですが…。特許出願が2015年、DG12mmが登場したのは2016年。時期的な絡みも気になるところ。

シグマ製だとすると、パナソニックの高価なレンズながら「ナノサーフェスコーティングを使っていない」に合点がいきますね。

特にこれと言った確証がある訳ではないので、あくまでも特許情報を元にした妄想です。正直なところ、光学に詳しい訳でもありませんので「いや、これ違うんじゃね？」というご指摘がありましたら、サイト右上の「お問い合わせ」にお願いします。（コメント欄はスパムが多いので凍結しています）

LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.情報

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品番	H-X012
レンズ構成	12群15枚（非球面レンズ：2枚、EDレンズ：1枚、UEDレンズ：2枚）
マウント	マイクロフォーサーズマウント
画角	84°
光学式手ブレ補正	×
焦点距離	f=12mm（35mm判換算：24mm）
最小絞り値	F16
開放絞り	F1.4
絞り形式	9枚羽根円形虹彩絞り
撮影可能範囲	0.2m-∞ （撮像面から）
最大撮影倍率	0.1倍（35mm判換算：0.2倍）
フィルター径	φ62mm
防塵・防滴	○^※1
最大径×長さ	φ70mm×約70mm^※2
質量	約335g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
付属品	レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズポーチ

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